10月31日 思春期の子育てと仕事の両立 

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、 もりぃ さん からのご相談でした・・・

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私はフルタイムで働いています。

長男は中学一年。下に小4の女の子がいます。夫は関西方面に単身赴任中で、

たまに週末に帰ってくる程度です。

子育てのことは話し合いながらやってきましたが、最近、長男が反抗期で、

注意すれば「ウザイ」と返ってきます。どう対応すればいいのか難しいです。

仕事のストレスもあり私自身もいろいろあって、でも顔に出すのは良くないと

顔や態度には出さないようにしています。が、私の気持ちに余裕がなく、

子どもたちに向き合えてないかもと悩んでます。

でも、仕事を辞めるわけにもいきません。思春期の子育てと仕事の両立って

どう考えればいいのでしょうか。アドバイスいただきたいです

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安藤先生からのアドバイスです♪

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フルタイムで働いていて、大変お疲れ様だと思います。

長男さんが中1っていうことになってきますと、やはり男の子から

徐々に男性っていう風に、思春期 つまりは大きくなってるわけですから

まあこの辺からは本当にお父さんの力っていうのがやはり必要になってきます。

まずこのモリーさん が、「私が子供たちに向き合えてないかもと悩んでます」

とありますけれども、そういう風に ご自身を責める必要は全くありません。

ご自身が それで気持ちを下げるとか 暗くなるということは全くありませんから

そうはならないようにしてもらえればと思います。

今 何しろ フルタイムで頑張っておられるぐらいよく頑張ってらっしゃるので。

したがって 旦那さんに「実はこうなんだ」っていうことで

ご相談をする、そしてまた力を借りるっていうことですね。

やはりこの長男さんっていうのはもう 家の中だけにとどまらず、

だんだん目が外に向いてきてるわけです、 男として。

これからどうしていこうか、中学1年、まあある程度、勉強でもスポーツでも

順位が出たり 比べられたり結果が評価されたり、いろいろ出てきます。

そんな中でそれをどう受け止めて どう頑張っていけばいいのか、

この先の自分の人生はどう 広がっていくのか、社会に対する不安とか

色んなものに対する不安が湧いてきます。だから そわそわと

自分にも自信がなくなってきて、 そして人にもきつくあたって・・・

これが思春期ですよね。

ですからその時は、旦那さんが、世の中のことを語るとか、社会のことを語る、

つまり 人生を語るとか社会を語るとかそういう、よく言う「男と男の」とか

よく言いますけども、 1回2人で、 1対1で話をするとか、そういう中で

少し不安だったものが 安心に変わったりとか、得体の知れない不安の中で

焦ってるっていうのがよく中学1年生にありますから、

1対1と話の中で少しは 和らげるということが まず 1点あろうかと思いますね。

また、「うざい」 というような言葉を言われてすごくストレスも出てくるわけですが、

「そういう言い方をされるとお母さんだってやっぱり 人だから、

そういう風に言われると気持ちが やっぱり下がるし、エネルギーが下がるし、

元気もなくなるし。あなたたちのことを一生懸命働いて一生懸命家のことも

しようと思ってるけど、 お母さんだってやる気がなくなってしまう」と

親としての気持ちを言うていうのは大事ですね。


もちろん親としての気持ちを言うということは、子供の気持ちも聞く

っていうことも重要ですから、何でも頭ごなしではなく、時々 いろんなことで

どんな気持ちなのとか色々聞いてくことも大事だと思います 。

日頃、親に対してとか、世の中、学校、 いろんなことに対して

どう思ってんの って気持ちも聞いて、そして親としての正直な自分の気持ちも

言うことがまた 合わせて大事かと思います。

どうしても中学生になってくると、お子さんも自分の素直な気持ちを言うことが

恥ずかしくて素直になれなくなって、そうなってくると、両親の方も

どう接していいかよくわからなくなってくる。

今までは、言わなくても分かり合えたっていう関係が、

一体何を考えてるのかよくわからない、 新しい関係性が生まれてくるわけです。

が、そういう時は、やっぱり言わないとわからないんですね。

子供も一体何を考えてるのか言ってくれないとわからない し 、

親も親の気持ちっていうのは やっぱり言って いかないと。


すれ違いもあると思いますね。でも言っていく。

でも、自分の気持ち ばっかりを言って「親の気持ちを分かれ」と言ったら

今度は子供だって「子供の気持ちを分かれ」と

お互い「わかってくれない」という状態になるので、相手の気持ちも

しっかり聞いて受け止めて、受け入れて、 お互いがそういう気持ちでいるんだって

ことはいいとか悪いじゃなくて、そうなんだっていうことをお互いが理解者となる。

こういうことが大事ですね。

お父さんも、男同士で話すとき、 そういう感じで長男さんに向き合ってもらうと

いいと思いますね。

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