今週も、番組をお聴きいただき
ありがとうございました。
今週は、 へみはま さん からのご相談でした・・・
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安藤先生、いつも聴いています!中学3年生受験生の母親です!
自分たちの時代とはあきらかに違う、いわゆる「受験戦争」真っ只中です!
親として初めての経験です。本人なりに一生懸命やっていると思いますので
せめて、親として、受験生への「やってはいけない。言ってはいけない」を
教えてください!よろしくお願いします!
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安藤先生からのアドバイスです♪
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受験に慣れている子供はいません。受験に慣れている保護者もいません。
みんな 慣れてないわけですから、色々手探りってことは本当に
よく分かります。
ただ一番重要なことは、「自分は見守られてる」と子供自身が思うことです。
だから お子さんが 勇気が持てて、自分は見守られてるんだな っていうことを
感じる、そういう関わりをご家族の中ではやってもらうのが一番いいですね。
やってはいけないことはつまり、その逆だと思います。
例えば、「そんなことだとよくなくなるよ」とか脅しの言葉というか、
不安をそのままストレートに丸ごと そのまま出して、脅しの言葉、
恐怖をもたせてしまう。
恐怖 っていうのは勇気になりにくいですから、いやいや出す一歩に
なるかもしれません。
心の底から 「よしやるぞ」 にはなりにくいですね 。
出してしまう ため息や、暗い雰囲気もそうです。
それは 息子さんにしてみると罪悪感を感じます。
「自分がこの親にため息をつかせているんだ。親を暗くさせてるんだ」と。
そうすると自分はなんかダメなのかなと思うという気持ちで、
自分を責めてしまう。
お互いに 人のせいにして、「あなたがそうだから,
私はこんなにため息が出るのよ 」。
子供も「親がそうだから俺も ため息が」と、
お互いがお互いを傷つけあったりして、受験に向かう 手と手を取り合って
勇気を持って進むというのとは違う方向に行ってしまいます。
ため息とか暗い表情とか脅しの言葉っていうのは、悪い方に行くということが
言えるかもしれません。
本人が勇気を持って、そして「自分は見守られてるんだ」っていう安心を持って
ことにのぞめるようにする、そのためには、「勇気と安心」です。
ポイントは、その「勇気と安心」に沿ったことをすればいいんじゃないかなと
思います。
もう1つは、お子さんが中3というとき、
自分が中3だった時のことを思い出すのです。
お子さんが高校生の時は自分が 高校生だった時を思い出す、など、
お子さんの その時の年齢の頃の自分を思い出すのです。
親がその思い出す 作業をして、「自分だったらどういう風に
言ってもらいたかったか。自分はどういう風にしてもらいたかったか」と、
自分がその頃のことを思い出すのです。
そして お子さんをもう一度見てみる。そうすると お子さんと自分は
繋がってるっていう感覚に少し慣れたりします。
そんな中で、お子さんの勇気を育んだりお子さんの安心を育んだりして、
親も子も勇気が持てて安心できて、一緒に進むという感覚に
なりやすかったりします。
お子さんと共に子育てを通して親も親になっていくというような、
お互いの成長、幸せに向かって歩いていくということを
実現していくのだろうなと思います。
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