どうも、ゆかぽんこと中村友香です♪
春休みに入ってから、
息子が学校からいろいろ持ち帰ってきたプリントを整理していたら、
こんなものがありました。
「好きな○○」というタイトルで、
●好きな色・・・おれんじ
●好きな教科・・・たいいく
...と、自分が好きなものを書くというもの。
ひとつずつ見ていくと、
●好きな動物・・・おうかみ ...ん?
●好きな給食・・・かーれうどん ...え?
ツッコミたくなるところもありましたが、
とりあえずそのままスルーして(^-^;
最後にあったのが
●好きな言葉(人に言われてうれしい言葉)・・・すき
でした。
あぁ、なんだか成長したね。
1年生はあっという間だったけど、1年間頑張ったね!
と思いました。
これからも、
たくさん「すき」を伝えよう、
そして「すき」と言ってもらえるよう過ごしたいです(*´▽`*)
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「子育ての輪」
毎月2週目は、『よく噛むことからはじまる健康づくり』!
三重県歯科医師会から先生をお迎えして、
歯と健康に関するお話をうかがっています。
今回、ご出演いただいたのは
三重県歯科医師会 加藤直輝 先生♪
新年度、やっぱりはじめはこのお話から...ということで、
今月は三重県内の小学校、新1年生に配布される
"6歳臼歯カード"について
あらためて教えていただきました♪
「6歳臼歯カード」というのは
「6さいきゅう歯(し) かんさつカード」と書かれたカードで、
カードを開くと、
ちょうどお口を「あーん」とあいたように見えるデザインで、
子ども達に興味をもってもらいやすくなっています。
我が家の息子も去年(小学校1年生のとき)、学校でもらいました。
カードのように自分も大きく口を開けて、
鏡を見ながら自分の歯を見比べて楽しんでいましたよ!
自分の歯の数をかぞえたり、歯の大きさを見たり、
子ども達には「6歳臼歯カード」をきっかけに、
口の中に興味を持ってもらえたらいいなぁ(^∇^)
6歳臼歯は"第一大臼歯"といって、
前歯から数えて6番目にある歯で、
大人の歯(永久歯)の中で一番大きく、噛む力も一番強い歯☆
また、噛み合わせを決めるリーダー的な存在でもあることから、
「歯の王様」とも言われているそう!
加藤先生は
『奥にある歯ですし、生えてきたばかりの6歳臼歯は、
手前の方に生えている乳歯より背が低いので
みがきにくいのですが、
高さが揃うまでは注意してしっかりみがいてほしいです。
特に生えはじめの歯は、
歯の表面が軟らかくてむし歯になりやすいので、
十分に気をつけて、大切にしてくださいね!』
とおっしゃいます。
そうそう、特に上の歯が磨きにくくて...
息子本人も、仕上げみがきをする私も、
その6歳臼歯の歯みがきにいつも苦戦しています(;^ω^)
カードには「おうちのかたへ」として、
「食べ物に気をつける」、
「食べたら歯みがきをする」、
「おうちの方が仕上げみがきをする」、
「年に2回は歯医者さんで歯や口のチェックをしてもらいましょう」
...と、一生使う大切な歯・6歳臼歯をむし歯から守るために、
大切なことが書かれています。
加藤先生からアドバイス♪
『このカードは子どもたちに
6歳臼歯が生えてきた日付を記録してもらい、
色を塗ってもらう立体カードになっています。
6歳臼歯は背が低いので、
生えはじめの頃はパッと見ただけでは
気づきにくいかもしれません。
おうちの方もお子さんと一緒に見てもらうといいと思いますよ』
なるほど!
おうちで子どもと一緒に口の中をチェックしながら、
「右側はえてきたね、左側はもうすぐかな」と
興味をもって観察するのもいいですよねヾ(≧▽≦)ノ
ちなみに、カードには
「6さいきゅう歯のみがきかた」というのも載っていて、
歯のみがき方も分かりやすく説明してあります。
もうひとつ、加藤先生からアドバイス☆
『6歳臼歯は6歳頃に生えるため永久歯と気付かれにくく、
十分なケアがされないまま、
むし歯になってしまうことも多いです。
特に生え変わりの時期は、
乳歯と永久歯の段差に歯垢(プラーク)が残りやすく、
むし歯や歯肉炎になりやすいです。
歯ブラシを横から入れてみがいたり、
毛先を溝に入れてみがくなど、
丁寧にみがいてあげましょう!』とのこと。
カードには、
6歳臼歯をみがくときは、
歯ブラシでほっぺたをひっぱり、横から歯ブラシを入れる...
そして、歯ブラシの毛先を6歳臼歯にピタッと当てて、
コチョコチョと小刻みに動かしてみがきましょう...
と書いてあります。
コツをつかんで、
毎日つづけることで習慣になるようにしたいですね(*´∇`*)
そして、
お口のケア、子どもの歯の健康維持という意味でも、
オススメなのが「フッ化物洗口」!
フッ化物洗口とは、
フッ化物の水溶液(主にフッ化ナトリウム溶液)で
ブクブクうがいをする、むし歯予防の方法☆
むし歯の予防効果は、
フッ化物洗口が一番高いと言われているそうです!
加藤先生は
『特に乳歯のむし歯予防に効果があるとされています。
洗口の期間が長ければ長い程、予防効果が高いとされていますので、
できれば、永久歯が生え始める4〜5歳頃から始めて、
生え揃う中学生(14歳頃)まで継続して実施すると、
永久歯のむし歯の発生を半分以下に減らすことができます』
とおっしゃいます。
始める時期の違いによって予防効果が変わってくるんですか!(´⊙ω⊙`)
ブクブクうがいなら、
うがいができる年齢から始められるし、
歯ブラシの毛先が届かない奥歯の溝とか、
歯と歯の間にも有効ですよね♪
フッ化物洗口の方法は、
1回分の洗口液を(約7~10ml)を口に含み、
30~60秒間ほどブクブクうがいをします。
洗口液を吐き出したあと、
30分間は飲食やうがいを避けることで効果が高まるとか!
洗口の頻度は、
通常、園児は週5回、小・中学生が週1回です。
これは洗口液の濃度が違うので、
このようになっているそうです。
継続的に実施しやすい保育園・幼稚園、小・中学校などの
集団の場で行うのが一般的ですが、
各家庭でも行うことができます。
うがいだったら家庭でも取り入れやすいですよね(゚∀゚)
フッ化物洗口は国内外の多くの専門機関で推奨されています。
むし歯は生活環境や社会環境に影響を受けるため、
家庭でのむし歯予防の取組みに加え、
地域社会で取組むことも重要。
フッ化物洗口液は、
さまざまなメーカーから出ていますので
薬局などでも購入できますが、
かかりつけの歯科医院でご相談いただくのもいいと思います(^-^)v
あと、毎年、年度初めに園や学校で行なっている
歯科検診についてもお聞きしました!
むし歯の有る無しなどを定期的にチェックすることで、
早期治療に結びつけることができたり、
現在の子ども達がどのようなお口の状態にあるかを把握して、
結果を分析することも行われています。
私も息子も、定期的に歯科医院で
歯のクリーニングと同時に検診もしてもらっています!
歯科衛生士さんの歯みがき指導は分かりやすいし、
きれいになって気持ちいいんですよね(〃ω〃)
『歯のクリーニングと合わせて、
年に2回は歯科医院での定期検診をするといいですね。
歯科検診でむし歯が分かったときや、
気になることがあるときも、
かかりつけの歯科医院に相談するのが一番だと思います』
と、加藤先生。
早期発見・早期治療につながることが大事!
ぜひ皆さんも検診を受けましょうd( ̄  ̄)
先生、今年度も歯の大切さ、お口の悩み解決など
たくさんお話聞かせてくださいねーーー!!!
6歳臼歯カード、フッ化物洗口に関しての情報は、
三重県歯科医師会のホームページでぜひご覧ください♪
また、このコーナー
『よく噛むことからはじまる健康づくり』へのメッセージもお待ちしています!
この症状って何だろ?そのままでいいのかしら?
どんな歯ブラシを選べばいいのかなぁ...
子どもが歯みがきを嫌がる...どうしたらいい?
などなど歯や口に関すること、お悩み、疑問、何でもOKです!
お気軽にどうぞ♪
【 絵本の世界 】
『 はるの くさばなあそび 』 ひさかたチャイルド
大久保 茂徳 監修
佐野 高太郎 写真