今日もすこぶるぶるないいお天気★
夜になったら、いいお天気だねって
誰かにつぶやこう(silentより)w
さあ、このあとは一人ドライブです
いってきまぁーす(*´▽`*)
【子育ての輪】・・《よく噛むことからはじまる健康づくり》
三重県歯科医師会 林尚史 先生をお迎えしました
コーナー前半は、3年ぶりに開催された三重県歯科保健大会のお話
来場型・オンライン型を組み合わせたハイブリッド方式で開催されました
表彰式では
いい歯の8020コンクール表彰など
今回8020コンクールは過去最高の1100名を超える応募があったそうです
応募いただいた方の平均年齢は83.5歳
残っている歯の数は25.2本でした
徐々にですが、受賞者の年齢が上昇し残っている歯の数も増えているそうです
この会の中、少し紹介もありました
『みえ歯と口腔の健康づくり条例』が施行されて10年が経過
昨年度改正された条例には、
県が講ずるべき基本的施策を定めた11条に
◉認知症患者・要介護者・高齢者等へのオーラルフレイル対策
◉歯科医療に係る地域での包括的な支援及びサービス提供体制の整備等
が追記されました
特別講演では
「人生後半を生き抜く智慧
幸福感とやる気がアップ!健口が幸せホルモンを増やす」と題し
大阪大学大学院知学研究科の天野教授がお話されました
ユーモアあり・ダジャレありの楽しい講演会でした
天野教授自身もリモートでの講演会だったんですよね
食べることは生きること、これが健康寿命
その幸せを感じている期間が幸福(しあわせ)寿命
後半、リスナーさんから質問が届いておりますので紹介します
R.N.魔術師手術中さん 桑名市のママさんから
歯磨き粉っていつから大人用のになりますか?
自ら甘いのは嫌だ!っていうようになるものですか?
という質問です
メッセ―ジありがとうございます(*´▽`*)
結論から言うと、何歳からという決まりはありません
ただ大人用の歯磨き粉には
スーッとするメンソールや泡立ちを良くする成分がはいっています。
また、着色汚れをとり歯を白くする研磨剤が含まれている
ものが多いです。
この研磨剤をまだやわらかい乳歯に使うと
余計に傷付き汚れやすくなってしまうので歯が永久歯に揃う
(12~13歳)までは研磨剤を含まないものにする方がいいかと思います
フッ素入りハミガキ剤を使うことで、ムシ歯リスクはかなり軽減されますのでムシ歯予防のためにフッ素が配合された
ハミガキ剤を選びましょう。 小学校高学年から中学生向けのハミガキ剤も薬局などで
販売されています
子どもが将来虫歯になりやすい体質になるかどうかは、
3歳までのお口のケアで決まるので、歯磨き粉を使いだすタイミングは
結構重要なんです。
ただし、歯磨き粉を使う際には、
・子ども用でもフッ素濃度に気をつけないと危険
・うがいができない子どもはどうするか知っておく
などの注意点もあります
意外かもしれませんが、歯が生えはじめたときから歯磨き粉は使っていいんです
歯が生え始めたらすぐに歯磨き粉を使ったほうがいい理由は、
フッ素を歯に与えることができるからなんです
フッ素の働きとは、
・歯の表面をコーティングする
・歯の再石灰化を助ける
というもの。フッ素はこのような働きで歯を強くしてくれます。
今までは、小さな子どもは歯磨き粉なしで十分とされてきました。
幼少期は唾液が豊富ですが、唾液には抗菌作用の成分が含まれていて、
虫歯になりにくい効果があるからです。
たしかに唾液には抗菌作用がありますが、フッ素を塗布することで
虫歯予防の効力が上がり、歯も強くなるとされています
ですが、歯磨き粉のフッ素濃度は年齢によって安全な濃度が違うため
注意が必要です
厚生労働省が示す年齢別の効果的な歯磨き剤のフッ素濃度は
▼年齢に対応したフッ素濃度
・0〜5歳まで ・・・フッ素濃度500ppm以下
・6〜14歳まで・・・フッ素濃度1000ppm
・15歳以降 ・・・フッ素濃度1000〜1500ppm
年齢の適応量より多いと、フッ素症(歯の表面がまだらになる)などに なる危険があります。
フッ素濃度はパッケージの裏の成分表に書いてあるので、
よく確かめて選びましょう
発泡剤が入っていないジェルタイプがおすすめ!
うがいがまだ上手にできない、あるいはまったくできない状態の
お子さんは、途中でうがいすることができません。
すると、お口の中がすぐに泡でいっぱいになって苦しくなってしまいま す。
大人は発泡剤入りのほうが歯磨きした感じがして満足感がありますが、
子どもの歯磨き粉を選ぶ際には発泡剤なしのジェル歯磨きを
選びましょう
詳しくは、三重県歯科医師会のHPも参考にしてください
【今日の絵本の世界】
『 ゆきのげきじょう 』 小学館
荒井 良二