8月9日 はぴはぴ子育て♪

どうも、ゆかぽんこと中村友香です♪

小学1年生の息子は、

毎日少しずつ少しずつ夏休みの宿題を進めています。

(ホントに少しずつすぎて、きちんと終わるのか母は心配です。笑)

国語の宿題で

いろんな言葉を使ってしりとりをする

書き取りのページがありました。

元々しりとりが好きな息子は、

『何の言葉から始めよかな、、ちょっとやってみよー』と

私を相手にしりとりをすることに。

一度出た言葉は使わない、というルールでしたが

何ラリーも続いたときのやりとり。

息子「ひつじ」

私「じんせい」

息子「......いろいろ!」

じんせい、と言った私も私ですが、

その次に、いろいろ、が息子から出てきたのがなんだか面白くて大笑い!

しりとりっていつでもどこでもできるし、

大人も結構頭を使うからいいかも♪

さてさて、しりとりもいいけど宿題進めなきゃーー٩( 'ω' )و

!!━━━━(゚∀゚)━━━━!!

「子育ての輪」

毎月2週目は、『よく噛むことからはじまる健康づくり』!

三重県歯科医師会から先生をお迎えして、

歯と健康に関するお話をうかがっています。

今回、ご出演いただいたのは

三重県歯科医師会 重盛登世 先生♪

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乳歯から永久歯へ生え変わっていくと、

気になるのは、歯並び!です。

大人もそうですが、子どもの歯並びって気になりますよね。

成長するにつれていろんな食材を口にするようになりますし、

堅いものやよく噛んで食べるものも増えてきます。

さて、ここで質問☆

歯並びや噛み合わせに大きく関わるものは何だと思いますか?

食べるもの、年齢、遺伝... ?

実は、歯の大きさと顎の大きさが一番関与していますが、

習慣的なクセの影響も大きく関わっているんですって!

ということで、今日は歯並びに影響を与えるクセについて

教えてもらいました♪

みなさんはご飯を食べるとき、しっかり噛んでいますか?

特に子どもたちの身体の発育や機能の維持・増進に関わる

「噛む」という動作は、

運動能力や脳の発達を促すことが知られています。

正しい噛み合わせで"よく噛む"ことは、

子どもたちの心と身体の健やかな発育につながります。

実際、"よく噛む"人は、年齢に関係なく、

全身の健康状態が優れていることが実証されているとか!

へーーー!!!

番組タイトルにもありますが、

やっぱり"よく噛む"ことは健康づくりにとても大切なんですね(・Д・)

歯並びは、唇や頬、べろの筋肉との

圧力のバランスによって正しい位置を保っています。

ベロの動きや位置が正しくない状態にあると、

噛む、飲み込む、話すなどの動きや、呼吸、表情などがうまく機能せず、

噛み合わせがずれていき、歯並びが悪くなるそうです。

歯並びと顔の筋肉って関係あるんですね(>_<)

例えば、よくない生活習慣や姿勢があると

口腔周囲の筋肉や組織を通じて、歯に異常な力を伝えることになり、

歯並びや噛み合わせに悪い影響を及ぼすんだとか!

そこで、習慣になっているクセやよくない生活習慣がないかチェックしましょう!

まずは、口(くち)呼吸になっていないかどうか。

正しい呼吸の方法は鼻(はな)呼吸ですが、口で呼吸している状態が口呼吸。

免疫システムがまだ整っていない幼児は、

扁桃腺が腫れやすく、空気の通り道である気道が狭くなることで、

鼻呼吸だけでは苦しくなり、口呼吸をするクセがついてしまうことが多いそうです。

ちなみに、我が家の息子は寝ている時によく口を開けて呼吸しています...(⌒-⌒; )

口呼吸をしているとべろが低い位置になって、

上あごへ舌圧がかからなくなります。

そうすると、上あご歯列が狭くなったり、

嚙み合わなくなるなど歯列への影響が見られるようになります。

特に子どもの場合は、

骨格にも影響が出やすいため注意が必要!

他にも、

口を閉じているときに、べろの先がずっと前歯を押している、

また、無意識に口を開け、

ベろがでているような動きをする「舌癖(ぜつへき)」も影響があるとか。

舌癖、初めて聞きました∑(゚Д゚)

また、べろが下がっている状態を「低位舌」といいます。

べろは通常、上あごのくぼみ(口蓋=こうがい)にくっついているのが自然な状態☆

低位舌は上あごに、べろが接しないため、

上あごの成長を促さず、

下あごが前方にでるため「受け口(反対咬合)」の要因になります。

また、べろを常に上下の前歯に挟んでいる場合は、 

上下の前歯がかみ合わない「開咬(かいこう)」という状態になっていきます。

お子さんのべろの位置が下がっていないか、

チェックしてみてくださいね♪

また、指しゃぶりも歯並びに影響があるそうで...

指しゃぶりをしているとき、指をくわえる力によって

上の前歯や顎が前方に押し出されます。

乳児の間だけ指しゃぶりをしているなら大きな問題はありませんが、

3歳以降も続くと、

かみ合わせが悪くなる「不正咬合(ふせいこうごう)」を起こす可能性が大きくなります。

歯並びに悪影響を及ぼさないためには、

4歳ごろまでにはクセを治しておきたいですねp(^_^)q

他にも、噛み癖や態癖(たいへき)も気をつけた方がいいそうで...

「噛み癖」というのは、爪を噛んだり、唇を上下の前歯の間に挟んで

かみ締めるクセ、また鉛筆やタオルなどの物を長時間噛み続けたり、

いつも同じ側だけで噛む、無意識に力強く噛みしめる(食いしばり)...

などのことをいいます。   

偏った力をかけ続けることで、

歯の向きだけでなくあごの歪みにもつながります。

また「態癖」というのは、頬杖をついたり、足を組んだり、

悪い姿勢で食事をしている人や猫背...など、

日常生活の中で無意識に行っているさまざまなクセのこと。

え!頬杖をついたり、足を組んだり... しちゃってますー(ToT)

その態癖によって、噛み合わせの左右のバランスが崩れやすくなり、

顎の痛みといった顎関節症の症状などが出ることがあるそう

他にも、うつぶせ寝、横向き寝などの、寝方もクセになってしまうと

歯並びに影響を与えてしまうんですって!

まさか寝方まで歯並びに影響するとは...( ̄O ̄;)

正しい歯並びは、クセを直すところから始まります!

子どもの成長とともにお口の中もどんどん変化していくので、

よくないクセを長期間続けていると、治しづらくなります。

特に、口呼吸の子どもは唇や舌の力が弱いので、

唇や舌を含めたお顔全体の筋肉トレーニングをすることで

筋力を高めていくことも大切なんですよ☆

ちょっとしたクセが歯並びを変えてしまうなんて...

自分自身では気付かないことも多そう(´⊙ω⊙`)

なので!

保護者の皆さんはお子さんの行動や仕草を

しっかり見てあげてください!

例えば、口呼吸がクセになっていないか、

いつもお口が開いたままの「お口ポカン」と呼ばれる状態なども注意です☆

クセを直すには根気が必要ですので、

習慣になってしまう前に治しておけるといいですね♪( ´▽`)

それともうひとつ・・・

歯ぎしりも治した方がいい?どうしたらいい?

これもお聞きしました♪

歯ぎしりは子どもだけでなく大人にも多くて

疲労やストレスで無意識のうちに歯ぎしりをする人が多くみえます。

大人の場合は、かみ合わせが合わないことも歯ぎしりの原因のひとつですが、

子どもの場合、歯が生え始めたばかりのときは、

歯や顎の位置調整など、生理現象として歯ぎしりすることもあるとか。

歯が生え揃ったあとの歯ぎしりは、

噛み合わせの影響があるかもしれませんね。 

また、ストレスを抱えていたり睡眠不足も考えられます。。。

我が家の息子は、

たまに私もびっくりして起きるほど

大きい音で歯ぎしりをしていることがありますヽ(´o`;

あまりにひどい歯ぎしりが続くと、

歯の神経がダメージを受けて強い痛みが出ることがあります。

また、歯ぎしりや嚙み合わせ、顎関節への強い力が原因で、

顎関節の痛みなどを伴う「顎関節症」を起こすこともあります。

その場合はすぐに歯科医院を受診しましょう!


他にも、むし歯でもないのに、歯みがきをしたときなどにピリピリッと

電気が走ったような痛みを感じる「知覚過敏症」の方も多いんだとか!

原因はさまざまですが、歯ぎしりや食いしばりで余分な力がかかって

歯の表面にヒビが入ったり、

はがれたりすることが原因のひとつでもあります。

歯にどれくらいの力がかかっているかというと...

先生のお話によると、

例えば、おせんべいを食べる力が10kg、

フランスパンを食べる力が30kgくらいとして、

歯ぎしりは60kgから80kgくらいの力が歯にかかるそう!

だから歯が欠けたり折れたりしても不思議ではないらしい...

えーー!!噛む力ってすごく大きいんですね!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

歯ぎしりやくいしばりによって

歯がぐらぐらしたり、冷たいものがしみたり、違和感がでたり...

首、肩の痛みや凝り症状、頭痛が出るとも言われています。

対策としては、

精神的な部分ではストレスを失くすことが一番!

ですが、治療としてできることは、

例えば噛み合わせの悪いところを調整したり、

マウスピースを作って装着することで

歯ぎしりで歯や顎関節を痛めることを防ぐことができます。

実は、歯ぎしりや食いしばりって、自覚がない方が多く、

家族や周りの方が気づくことが多いそうです。

歯の治療で歯科医院を訪れた患者さんでも、

歯の様子から歯ぎしりを疑って、

そこで分かることもよくあるんですって!

ご本人、ご家族の歯ぎしりでお悩みの方は、

一度かかりつけの歯科医院を訪ねてみてはいかがでしょうか♪

健やかな生活を維持するためにも、

健康な歯とお口を守りましょうW(`0`)W

三重県歯科医師会のホームページはこちら

また、このコーナー

『よく噛むことからはじまる健康づくり』へのメッセージもお待ちしています!

この症状って何だろ?そのままでいいのかしら?

どんな歯ブラシを選べばいいのかなぁ...

子どもが歯みがきを嫌がる...どうしたらいい?

などなど歯や口に関すること、お悩み、疑問、何でもOKです!

お気軽にどうぞ♪

 

  

【 絵本の世界 】   

『 たぬきの ひみつ 』    文溪堂

     加藤 休ミ   文・絵