10月27日 算数苦手を克服するには?

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

来週は、特別番組放送のため、オンエア時間が変更になります。

11月3日(祝)は、

11時30分からの放送です。

ご了承ください。

最後にお知らせもあります!

さて、今週は、ラジオネーム T・K さん からのご相談でした・・・

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小学校4年生の息子の勉強のことで、安藤先生にご相談です。

算数の計算で時間がかかってしまいます。ゆっくりやればできるのですが、

とくに割り算が苦手です。

あと、文章問題は、見ただけで「わからん」と言います。

文章問題を読んで、まず「どう解けば良いのか分からない」「掛け算なのか、

割り算なのか」が分かっていません。

算数を克服するための、家でできる勉強方法を教えてください。

塾は本人が行きたがらないので・・・難しいかもしれませんが

安藤先生よろしくお願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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割り算が苦手 っていう子は、

私の個人的な感覚ですけども・・・・

とても面白いし とても 将来有望だと思います。

例えば ですね
位置を2で割ると、1÷2ですね。

これは割り算で言うとまあ我々は、1を2で割ったら0.5 です。

0.5とか 1/2 とも言います。

しかし、感性が独特の子は、

1を 2で割ったら 2なんじゃないの? と。

つまり、どういうことかというと・・・

1つのお饅頭を2つに割りました。そしたら2つ じゃないですか?

0.5って考える考え方もありますけど、

1÷2は2じゃないんですかっていう感性の人もいるわけです。

このね ちょっと人とは違う感覚 ある意味 発想、こういうのが、

これから先行き不透明な時代は、何かに活かされるのではないかと思うのです。

すごい確かに!というようなことにつながるわけです。

いろんな困難を光に変えていく、何かを見出してく人になるかもしれませんから、

個人的な考え方で言うと、割り算が苦手というお子さんは面白い子だなと思います...



ただ今回のご相談そうではありませんので・・・

お子さんが、「文章問題を見ただけでよくわからない」とありますが、

ひょっとすると面倒くさがり屋さんなんかもわからないですね。

まず1つのやり方ですね 。

本人が、例えば スポーツが好きなら スポーツの物語、 簡単な書き物、

すごく短いのでいいです、ジャンルはその子の好きなものでいいんですけど

そういったものを一緒になって読んで楽しんで、

読み終わった後に話をし合うといいです。

ただ、お母さんというのは、「あの時の これはどうやったの?」

とかいう風に 問題調で言ってしまう可能性はありますが、そうじゃなくて

ただ単に、終わった後 その内容についてどうだったかなと話し合うんです。



も っと言えば、自然豊かなところに連れて行って、

「自然が綺麗 や な」「どういうとこが綺麗?」「何が目に入る?」

「あの雲を見て何に見える?」とか

いろんなこと、要は感性を膨らませる会話、こういう会話を

色々していくことで、今まで使ってなかった

脳のある一部分、つまりは想像するとかイメージするとか

この文章問題からそれはこうやな っていう 類推する力っていうのは、

論理的な力もありますけど、イメージ力その状況を考えて、

つまりは ...という風に式に落とし込んでいくわけですので、

ちょっとした会話の中で、そういう感性を広げていくという 練習ですね。

だんだんだんだんと不自然じゃなく自然に取り込むようになるんじゃないですかね。

小学校4年生 。

もう ある程度、「勉強ができるやできないや」っていうなんか

いろんな 1 つの物差しに当てはめられて、

「できるといい、できないと悪い」とか、いろんなところで評価をされてしまう。

僕は塾の代表ですけれど、そればっかりのものさしを当てていく っていうのは

まあ 少しはどうかと思ってるんです。

でも、そこを何とかしてこうと思った時にも、

最初から「算数です。勉強です。はいこれ 問題です」

こんな風に アプローチすると、子どもは「またこのモノサシか」と、

そのことで心が閉じてしまいます。

そんな中で ちょっとした簡単な問題 、例えば、

小学校4年生ですけれども、4年生の問題をしなくても、

小学校1年生からのドリルでもいいです。

なんでこんなことさせられるんや とか言うかもしれませんけど、

戻れば、「あぁそういうことか、簡単!」となりますよね。

今ならできるって事 大人でもありますよね。

それもう1回 戻ってやってくる中で、生まれ変わってくるわけです。

「あれ? 苦手だと思ってたけど そんなにも苦手じゃないかも」とか

「できるかも、やれるかも」とか、

今なら小学校2年生3年生の時の頃、 あんなにイロイロ言われて、

「まだか?まだかできない? 違う!」とか言われたけど、

今やれば全然できちゃうけど !っていうことを

もう1回、 記憶を上書きするつもりで、イメージを上書きするように、

一度 昔のものに戻っ て、そのドリルをやると案外できるんです。

長々とやるんじゃなくていいと思うんです。

本屋さんで買えるはぎ取り式のドリルでかまいません。

全然算数は難しくないという上書き イメージを思い込ませるということも

これも一つ 重要だと思います。

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