8月22日 苦手科目の宿題をしません

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、こっちゃんママ さん からのご相談でした・・・

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小学2年生の息子のことですが、算数や国語など、苦手科目の宿題をやりません。

「やらなあかんやろ。なんでせえへんの?」と聞くと、「面白くないから」と

言います。「そんなの通るわけないやん。ちゃんとやりなさい」というと、

しぶしぶやりはじめますが、適当にささっと書いて終わります。

私に時間があるときは、「いっしょにやろ。見てあげるから」と横につきますが、

とても嫌そう。

旦那は「まだ2年生やし、本人の意思を尊重すれば?」と言います。

私は、小さい学年だからこそ基礎をしておかないといけないと、と思う反面、

強制して本当に勉強嫌いになってもといけないと思うし。

でも、このままだと他の科目の勉強はどうなるのか心配です。

息子のわがまま?を通していいのか悩んでいます。

どうやって、苦手科目の勉強(宿題)をさせればいいでしょうか。

アドバイスいただきたいです。よろしくお願いいたします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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まずお子さんが面白くないからと言ったのを、

じゃあ 面白くするからとか 機嫌をとりながらやるなんていうことを言うと

きりがないっていう状態になると思うんですね。

もちろん 面白くないものを 面白くしていくとか、できた時に

すごく褒めていくとかやり方あるんですが 、そればかりだと

「褒められないならやらない」とか、

結局はおもしろくないものはやらないということに変わりはありません。

やはりこれは、ある程度 厳しく言って私はいいと思います。

これもいい意味でのしつけです。


例えば、靴を揃えないことに対して「めんどくさいから」とか、

片付けしないのも めんどくさいからとか、

全部通していくというのは、本人の意志を尊重していくと言うか、

あまりよろしくないわけです。

なので

そういう日常の生活のところからきちんと ルールを守らせるって事です。

そういうところから厳しくしていくということです。


そのことによって、やりたいか、やりたくないかではなくて、

やるべきことはやらないとダメなんだっていうことが、

勉強のことだけでなく何においても基本のベースになるように、

生活の中でそういう 細かな 動作のところから

しつけをしていく っていうところですね。


これは厳しく行くべきで、生活の基礎ですから、

何事にも取り組む基礎ですから、

これは本人の意志ばかりを尊重するんじゃなくて

きちんと厳しく基礎を作っていく ってことですね。


小学校2年生の勉強も同じです。

今はまだ 本当に 基礎づくりの時 なので、好きなことだけをやるって言うんだと、

食べ物と一緒で、好きなものばっかりを食べる のと一緒で、

やはり それでは体ができてないように、基礎がないと

この後 頑張り切れる状態にはなりませんから

ここはもう やるべきことはやる という基本のところですね。

ある程度の厳しさのなかで基礎を鍛えていくのは必要だと思います。

生活習慣の中で、それもやらない 守れないみたいな場合がもしあったとします。

その時は、

「もう本当にそうやって 好き嫌いで動くんだったら、

やりたいとかやりたくないで動くのなら、

お母さんも、めんどくさいから ご飯作らないよとか言うわね。

その時はご飯食べられないよ ってそれでもいいの?」とか。


「あなたもあなたも人間なら私も人間、好き嫌い ばかりで動くんだったら、

お母さんもやりたくない時はやらないけどそれでもいいの?という話になるよ」

そういうことを言えばわかると思うんですよね。

大切なことはどうであっても 伝えていく、

やるべきことはやるっていうことが当たり前のことなんだな

というところで毅然として言うってことです。


それがある程度できてきてから、初めて 本人も

やるべきことに取り組み始める。

その時にできた時にすごく褒めるのです。

「こういう風にやったらできるんだね すごいね」と。

そうすると本人の方が、俄然 逆に 気持ちが、

最初 面白くないと思ってたけど 案外 こうやると面白いとか、

本人のほうが言いはじめますよ。

やりきったときに褒めていくと、本人が面白くしていく工夫をし始めるんです。

だから まずはやるべきことをやらしていく。

そしてそれをやったら、それはしっかりとその時は褒めてあげる。

それが本当の賢さに繋がっていくのです。

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