お天気不安定。


みなさんこんばんは♪ADのおーたです^^*
三重県は今日もぽかぽかいいお天気♪・・・と思いきや、上空に寒気が流れ込んでいる影響で今夜にかけ不安定な天気に。
津市内の一部では雹が降ったそうですよ・・!一時は、竜巻注意情報も発表されました。
みなさん、十分にお気をつけください!

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さぁ、今週もいきましょう!
毎週月曜日はこのコーナー  Focus on JAPAN

今週も、三重大学の児玉教授にお電話でお話を伺いました。
今日のテーマは、福島第一原発の事故調査委員会。

国会では17日から、海江田元経済産業大臣を皮切りに福島第一原発の事故調査委員会が行われています。
今日は、菅前総理が参考人として出席し、「国の責任として事故を止められなかったことを、あらためて心からおわびする」と述べました。

これについて教授にお聞きすると、非常に興味深いとのお答え。

「何がわかって、何がわかっていなかったのか・・・つまり情報がどれだけ政府に伝わっていて、その中でどう判断したのかというのがよくわからないんですよ。国民はあとから色々なことがわかってくる。政府はどこまでわかっていたのか、わかってて出さなかったのか、政府もわからなかったのか。どちらも大きな問題なんですけども、そこには大きな差がありますよね」


海江田氏は17日の質問で、福島第1原発と首相官邸、東電本店との連携について
「情報共有が決定的に不足していた。三つが伝言ゲームをやっているような状況で、このままではいけないと思った」と述べ、意思疎通を欠いていたと振り返りました。
また事故後、ルース駐日米大使から、米国の原子力専門家を官邸に常駐させるよう要請されたことに関し枝野元官房長官は、「話があったのは間違いないが、断った。官邸はわが国の国家主権の意思決定をする場所であり、同盟国・米国といえども直接関わるのはありえない」と述べました。
しかし、菅元総理は「そういう話は私のところには来ていなかった」と噛み合わない返答。
当時、菅氏が激怒していたという話もあり、まともに情報を伝えるということが難しかったのでは、と教授は話します。

東日本大震災が発生した昨年3月11日、東京電力は午後4時45分、福島第1原発が冷却機能を喪失したと政府に通報しました。
しかし政府が「原子力緊急事態宣言」を発令したのが約2時間後の午後7時3分にずれこんだ理由について、海江田氏は「原子力災害対策本部設置の根拠がどこにあるか、というやり取りをしているうちに党首会談に入って時間が経過した。首相の理解を得るのに時間がかかった」と述べました。
一方、菅前総理は速やかに原子力緊急事態宣言を出せなかったことについては「特に支障はなかったと認識している」と話しました。
このあたりは今後しっかりとした検証が必要です。

「どういうことでこれだけの遅れが出たのか、政府に関して過小評価する傾向にあったんですよね。むしろ過大評価というリスクを避けるということが必要ですから、もっと大きな事故にもなりえたわけですよね。そう考えるならば、もっと早い段階でもっと違う決定というのは必要だったと思う」
と教授。

危機管理というのは、当然県レベルでも大事なこと。
三重県では近い将来大きな地震が想定されています。
県レベルで必要な危機管理とは何か、最後に教授にお聞きしました。

「なんといっても、今回の地震の体験を活かすということになる。できると思う。阪神大震災があったから、自衛隊も早く行くことができた。今回は昨年の大震災があったあとですし、そこから学んでですね、地震があったときでも被害を軽減させるような取り組みが必要ですね」

情報の錯綜というのは、今も尚政府の発する情報というのが本当に正しいのか、私たちの中でも非常に迷ってしまいます。
国も県も、早く情報をつかんで、それを的確に出してもらうことが必要です。
なるべく早く、しかし嘘偽りのない真実を解明してほしいと思います。

児玉教授、ありがとうございました!


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★☆人権メッセージ募集☆★

『人権メッセージ』といえば、レディオキューブでもCMスポットや番組内でご紹介していますので聞いたことがあるという方も多いんじゃないでしょうか。
三重県では、「差別のない、明るく住みよい社会」の実現をめざして、様々な啓発活動に取り組んでいます。
その一つとして、"人間の尊さ"や"自由と平等の大切さ"を訴えるための『人権メッセージ』を、県民のみなさんから募集しています。

「人権」と聞くと、何か難しいものと考えてしまいがちですが、実は身近なところにある問題なんですよね。
私たちの周りには、同和問題、子どもや女性、障がい者・外国人に対する差別など、たくさんの人権問題が存在しています。
学校や職場でのいじめも人権問題の一つですし、最近では被災地や被災者に対する風評被害も大きな問題になっています。
うわさや思い込みで人を傷つけるような発言や対応もあるようですね。


このように、身近で感じたり、体験した出来事からみなさんが"人権"についてどんなふうに考え、どう行動するのかということを『人権メッセージ』として表現してみてください。
人権と無縁の人はいませんし、人権のことを考えること、その思いを形にすることは全ての人が幸せに生きられる社会への第一歩です。
今まで、人権についてあまり意識したことがなかったという方は、是非この機会に考えてみてください。

『人権メッセージ』は三重県内にお住まいの方、お勤めの方、在学中の方なら、どなたでもご応募いただけます。
皆さんの人権に対する思いを、100文字程度のメッセージにして、三重県人権センターまたはレディオキューブの人権メッセージ係まで、ハガキ・EメールまたはFAXでお送りください。
三重県人権センター、レディオキューブのホームページからでも応募できます。


文章の形式などは自由ですが、自作で未発表の作品に限らせていただきます。
募集期間は来年の3月15日まで。


お送りいただいた作品は、レディオキューブのCMスポットや番組での紹介、人権カレンダーや三重県人権センターのホームページへの掲載など様々なかたちで活用させていただきます。
匿名を希望される方は、その旨を書いてお送りください。
どんなことを書けばいいの?なんて思っている方、ホームページにこれまでにご応募いただいたメッセージが載っていますので参考にしてみてくださいね。

詳しくは、三重県人権センターまたはレディオキューブのホームページをご覧ください。
三重県人権センター 
http://www.pref.mie.lg.jp/JINKENC/HP/

また、電話でのお問い合わせは、
  三重県人権センター  電話:059-233-5501 まで。

たくさんのご応募お待ちしています!
ちなみに、ご応募いただいた全員に記念品が贈られるということです♪

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週の初めの月曜日、そして5月最後の一週間!
今週も頑張りましょうね!
それでは、EVENING COASTERはまた明日夕方17時です♪♪