週替わり月1コーナーTOPIC  「SPORTS Journal」


みなさんこんばんは♪ADのおーたです^^*
今日はいいお天気で暖かい・・・というより暑いくらいでしたね。
車に乗るとき、車内がサウナのようになっていて大変でした・・・!


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まずはこのコーナー。

週替わり月1コーナーTOPIC
第2木曜日の今日は、「SPORTS Journal」


鈴鹿国際大学 市野聖治教授にお越しいただき、"スポーツマネジメントの世界"についてお話をお聞きしました!

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今日のテーマは「スポーツチームの人的資源のマネジメントについて」
簡単に言うと、スポーツチームをマネジメントする上で、"人"つまりスポーツするプレーヤーをどう理解したらいいのかということです。

まずひとつは、スポーツチームの最も重要な経営資源は人的資源=人であるということ。
一般的な組織においても人が中心だといわれますが、中でもスポーツチームにおいては特に人が大切なんだそうです。

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そして今、この人的資源の考え方が変わってきているそうなんです。
今までは、人間関係や集団に愛着を持つ、いわば仲良しグループのようなマネジメントが行われ、組織が安定するよう、どことなく依存的な人間関係が作られてきました。
この考え方の背景には"年功序列"というものがある、と教授は話します。

しかしこれではいけないと、新たなマネジメントの法則が考え出されています。
それは、人間にはまだ未使用の大きな可能性があるはずで、スポーツチームはそれを十分生かせておらず、人間の力をもっと活用すべきだという発想です。
人間の持つ大きな可能性、ルーティンをこなすだけでなく、想像し革命を起こしプレーヤーを自己実現させ、スポーツを楽しむ主体に仕立てるスポーツマネジメントが必要なんだそうです。

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加えて、スポーツプレーヤーを理解するための3つの人間観があると教授は話します。
ひとつめは、主体的・自律的存在であること。個性を尊重するものである。
ふたつめは、学習する存在。人間は進化していきます。
そしてそれをお互いに相互作用して、経験のある者とない者が一緒になって新しいものを作っていく・・・こういう人間関係に立ったスポーツマネジメントが必要
だと話してくださいました。

市野教授、お忙しい中ありがとうございました!


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☆★村中英彦 創作家具展★☆


津市美里町で家具作りをしている村中英彦さんの創作家具展が、明後日から津市安濃町の「サンヒルズ安濃・展示ギャラリー」で開かれます。

村中さんは京都市の出身。京都で公立中学校の先生をしていましたが、減っていく自然とふれあう生き方を求めて松阪市のうきさ地区に移住。
子どもたちを対象にした遊びのインストラクターを経て、家具職人になりました。
現在は津市美里町穴倉に工房を構え、創作活動を行っています。

村中さん、ここ数年は年に一度は作品展を開いていたのですが・・・去年の東日本大震災で強いショックを受け、作品展を中止したそうです。
「すぐにでも被災地に行きたいが、自分は大工さんでもなく力仕事では若い人に及ばない」など色々な考えの中で、改めて自分と向き合って作品作りを進めたそうです。
これまでは、作品展に向けて自分で決めたテーマに従った家具を作っていた村中さん。
震災以降はテーマを意識しなかったそうですが、気が付けば"1つのテーマを持つ音楽会のように"まとまっていたんだとか。

今回の作品展は「時・命・笑み~3.11を経て もっとも大切なこと」というタイトルがついています。
大きなものは120センチのトチの木の1枚板を使ったテーブルから、一風変わった掛け時計、写真立てなどの小物まで展示されます。

村中英彦作品展は、明後日16日(土)と17日(日)
津市安濃町のサンヒルズ安濃 展示ギャラリーで、午前11時から午後6時までの開催です。


みなさん、ぜひ足を運んでみてくださいね。


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今週もお聞きいただいてありがとうございました!
お天気は少し崩れそうですが・・・素敵な週末をお過ごしください♪

EVENING COASTERはまた、来週月曜日の夕方17時から放送です♪♪