みなさんこんばんは!ADのありさです^^*
ではでは、今日の放送をチェックしていきましょう♪
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月曜コーナー 『 Focus on JAPAN 』
毎週、気になる「政治」「社会情勢」について、三重大学の児玉克哉 教授にお話を伺っています。
シリアへの渡航を計画していた新潟市のフリーカメラマンに対し、外務省がパスポートの返納を命じました。
菅官房長官は、「国の責任だ」と正当性を主張しています。
「ジャーナリストは情報を伝えることが仕事であるわけですから、こういう形で半強制的に取材できなくするのについてはかなり慎重にすべき」
言論の自由を妨げると反発しているフリーカメラマンに対して、政府は日本人の安全確保が優先だと主張。
憲法と旅券法、相反する法律の間という事になりますが、事実が伝えられないとなると私たちの知る権利にも影響してきます。
旅券法にはそういった規定がありますが、実際に適用されるのは今回が初めてです。
亡くなった後藤さんの時にも渡航の自粛を3回要請していましたが、渡航を強行しああいった結果になったということも・・・
難しい問題です。
「今回の件でも言われましたが、例えば国のお金が使われたときに大きな損失じゃないかということですが、しかし情報が分からないという損失も計り知れない。情報を得ることができないようにすることは言ってみれば、今回はイスラム国でしたがそちらの勝ちになる。向こう側の言いなりになっているということになるわけですから、情報を得るという事を自ら制限するということは相手の土俵に完全に入ってしまったという事にもつながる。」
情報は非常に重要な要素だと話す教授。
その情報をもって世論が形成され、国の政策が間違っていないかなど、監視の約目も担っています。
「イスラム国で女性や子供がたくさん殺されている。これも情報が入らない限り、その人たちを見殺しにしているということにもつながっている。そういうことを考えると、情報を得るということは最大限優先する、あるいは最大限できるような形で、どういう形でジャーナリストも含めて人命を守るのか、その対策を考えることを同時にやらなきゃならないと思う。」
児玉教授、ありがとうございました。
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☆★ ゲストコーナー ★☆
2月に入りましたが、まだまだ寒さは厳しいですよね><;
そんなこの時期定番の"元祖ファーストフード"といえば・・・?
そう、"肉まん&あんまん"ですよね♪
番組後半、スタジオにはそんな"肉まん"のおいしそうな匂いが・・・
熱々をふーふー言いながら頬張れば、おなかも満たされカラダも温まって、なんだかほっこり幸せな気分になりますよね♪
さて、その"肉まん・あんまん"と言えば、発売から今年でちょうど50年を迎える老舗メーカー
みなさんご存じ、津市の「井村屋」!
1896年、松阪市で創業した井村屋。
今日は、ユニークな商品開発や経営戦略、先進的な技術など地元の身近な企業である『井村屋』をご紹介!
スタジオには、
井村屋グループ㈱ 代表取締役会長CEO
浅田剛夫さん にお越しいただきました!
富田さんが食べていたこの肉まん。
私たちがよく見る、パッケージの肉まんではありません。
そう、金色のパッケージの"ゴールド肉まん"なんです!!
50年の集大成!
パッケージには「GOLD PREMIUM」の称号が輝いていますが、普通の肉まんと比べて何が違うのでしょうか?
まずは、食べた時に最初に口に入る"生地"!
従来のものより、風味があって"もっちり"とした食感に仕上げてあるんです。
そして、中身の具!
2種類のカットサイズの違うミンチ肉を使用し、また玉ねぎも生玉ねぎとソテーオニオンを合わせることで食感とジューシーさを追求!
単純な素材でより美味しく、実はミンチ肉と玉ねぎしか使っていないんでそうです・・・!
他の野菜など入っているかと思ってました・・・
「Back to basic」のテーマに沿って、50年前の作り方でより進化させ、シンプルながらも美味しさがギュッと詰まっています。
これまでに発売された井村屋のまんじゅうシリーズはなんと350種類!
定番の肉まん・あんまん。カレーまん、ピザまんの4種類はもちろん、
ホイコーローまん、チンジャオロースまん、イカすみまん、プリンまんなどちょっと変わったまんじゅうも。
ホイコーローまんとかおいしそうですよね^^*
その陰には、あと一歩・・・あるいは箸にも棒にもかからないと採用されなかった企画・・・いわゆる"ボツ"なんてのもありました。
バブル期に「24時間戦えますか~♪」なんて栄養ドリンクが流行ったのを覚えていますか?
その栄養ドリンクのようなテイストで作られた"ビジネスまん"なるものが開発されたのですが・・・やはりまんじゅうには合わないとボツに。
ネーミングもちょっとおもしろいですよね。
現在、井村屋の開発部には50名程いらっしゃいます。
そのなかで、肉まんあんまんに関わる開発部員は約十数名。
平均年齢も20歳代と若く、女性の開発部員も多いそうなんです。
販売先がコンビニが多く、そちらとコラボレートしながら作ることが多いそうなのですが、マーケットリサーチもしっかり行い、また老舗の中華まんを売っているところなど、色んな市場を調べ方向性を決め何度も試作を繰り返し作られていきます。
では、商品化されるポイントは一体何なんでしょうか?
もちろん、お客さんの要望に合っているか、市場調査の結果など見る項目はたくさんありますが、一番は担当者がやりたいと思う気持ちが顔に出ているか、それが伝わってくるかなんだそうです。
井村屋には、創業時より『人こそ宝』という言葉があり、時代により変化はしていきますが、人を大事にしたい、家族的で風通しのよい企業にしたいと会長。
しっかりと人の意見を聴くことを大切にしていらっしゃいます。
"聞く"ではなく"聴く"。
心を込めて聞くことが大事なコミュニケーションに繋がるそうです。
そして今の目標は『明日も行きたくなる会社』
わかりやすくていいですよね♪
また、井村屋ではCSR憲章のひとつに環境保全を掲げ、環境負荷の低減に向けて様々な取り組みを行われています。
事業会社が最初にISO14001を取得したことをきっかけに、環境についてもっと関心を持とう、地域の人に対し環境に貢献できる会社でありたいという気持ちが出てきたそうなんです。
そんな中、先月22日には木質バイオマスを燃料としたバイオマスボイラが稼働。
小豆を炊いたりまんじゅうを蒸したりと、蒸気が重要な熱源となる井村屋。
その蒸気をつくるボイラの燃料を従来の重油・ガスから木質チップに置き換えたのがバイオマスボイラです。
この切り替えによって、年間約1億2000万円の燃料費の削減につながります。
そして、安定した供給が見込めることが大きなメリット。
また、一生懸命エコロジーに取り組むことは結果エコノミーにつながるそうです。
"安心""安全""安定"3つの"あん"が大事、これに井村屋には"こしあんとつぶあん"があり、5つの"あん"が大事だと話す会長。
確かに4つめと5つめの"あん"も大事ですね!
"肉まん・あんまん"の発売50年の節目を経て、この先どんな企業を目指していきたいか・・・最後に会長にお聞きしました。
「2017年には創業120年、会社設立70周年を迎えます。これからも長寿企業の一つとして長く続いて愛される企業を目指していきたいと、このように思います。」
まだまだ番組時間内には話せなかったこともたくさんあります。
是非、またお話しを伺いたいですね!
浅田会長、ありがとうございました!!
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いかがでしたか?
それでは、EVENING COASTERまた明日夕方17時です!