◆みえフードアナライズ

三重県内の旬の農畜産物を毎月教えていただく みえフードアナライズ！ 今日スタジオにお越しいただいたのは、、

ＪＡ全農みえ　園芸特産課　小泉　智紀（こいずみ　ともき）さん
ＪＡ全農みえ　企画管理課　荒木　響子（あらき きょうこ）さん　です。

今回ご紹介いただいた食材は、、
まるごとモロヘイヤです！！



今が旬！夏野菜のモロヘイヤですが、
普通のモロヘイヤとどのような違いがあるのでしょうか( ˘ω˘)



では、まずモロヘイヤについて詳しく伺いました！

モロヘイヤは、
エジプトを中心とした中近東地域で広く栽培され、とくにアラブ圏ではスープとして親しまれ、
とても栄養価の高い緑黄色野菜で
ビタミン類が多く含まれています！

三重県では、中南勢地区、特に松阪を中心に２６年前から健康に良いということで数名の生産者で生産が始まったそう。
現在では多気郡、北勢地区（長島、木曽岬、四日市）、伊賀地区で栽培されているということです！

ほうれん草や小松菜と比べてもβーカロチンやカルシウムなどのミネラルが多く含まれており、
身体の抵抗力を高めたり、疲労回復を促してくれるといわれているそうです。

そしてオクラといえば、、
独特のヌメリが特徴ですよね！

このヌメリは「ムチン」という成分で、
オクラやなめこ、山芋など、、ネバネバする野菜に共通して含まれているそう。

「ムチン」には
消化器の粘膜を保護して、消化不良や食欲不振を防ぎ、
夏バテで疲れた胃腸のトラブルを予防するといわれているそう！


今日はスタジオに試食もご用意いただきました！

「モロヘイヤのなめたけあえ」



ズルズルっと富田アナウンサーおいしそうに食べていました♪

くせもなく、この季節にピッタリでおいしい！！！
おつまみにもおかずにも、おやつにも！いつ食べてもいいですね(^^♪

と完食されていました（●＾o＾●）

そして、美味しいモロヘイヤの選び方は、
葉は緑で濃く張りがあり、葉先が黒っぽく変色していないものがよいそう！

夏は痛みやすいですが、
冷蔵庫の野菜室で保存すれば栄養成分の減少を抑え品質を保持できるということです☆彡




さぁ、そんな今すぐ食べたくなるモロヘイヤ、、
三重県でも20年ほど前から生産が始まり
現在は北勢地区、伊賀地区をはじめ県内各地で栽培されているようです！

ですが、夏の野菜ということで
この暑い時期での収穫など生産者さんの苦労も大きいそう。。



そこで生産者さんの負担を少しでも軽減できないか、、と考えられたのが
今回のテーマ、まるごとモロヘイヤ




３年前から販売が始まったこちら！
従来のものとの違いは収穫作業と袋への詰め方にあるんだとか！

今までは、モロヘイヤの丈を２０センチに揃えて収穫しており
袋詰めや下葉処理、調整作業に時間がかかり
暑い中のこれらの作業に苦労されていたそう。

しかし、このまるごとモロヘイヤは
成長点から３～５センチぐらいの柔らかい茎の部分を収穫し、
そのまま袋に詰めることができ、作業効率がずっとよくなったようです！！


加えて、お客さんからも
「袋からすぐに取り出してすぐに湯がける！」
と好評で、生産者さんお客さんどちらにとってもいい商品ですよね!(^^)!







このまるごとモロヘイヤ
７月から８月にかけて最盛期で、
三重県内のスーパーや量販店にて購入することができます！

おいしいレシピたくさん掲載されています！

http://www.me.zennoh.or.jp/eat/recipe/

こちらをぜひチェックしてくださいね～★

小泉さん、荒木さん、ありがとうございました！