◆本日のゲスト「いのちの言葉プロジェクト」代表 鷲見 三重子さん



こんばんは、ADのりょうです




水曜日です♪

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◆ 本日のゲスト

「いのちの言葉プロジェクト」代表
鷲見 三重子(すみ みえこ)さん 
にお越しいただきました。

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鷲見さんは、ご自身の息子さんを交通事故で亡くして、その悲しい体験を皆さんに伝えることで交通事故の数を減らしていくことに貢献されています。

平成22年からは「命の大切さを学ぶ教室」という学生を対象にした講演活動を行っている。


鷲見さんは、21年前の1997年(平成9年)4月24日に交通事故で長男の拓也さんを失う。
拓也さんは、高校のクラブを終え、学校前の横断歩道を横断中に事故に遭い、16歳と2ヵ月の生涯を終えた。


21年たっても、その事故の日のことは鮮明に覚えている。
この活動を続ける原動力は、学生さんから届く感想文。
その中に、実際に鷲見さんの話しを聴いたことでそれまで「自分の命は自分だけのものだと思っていたけれど、大切に育ててくれたお父さんお母さんの命でもあるし、自分を大切に思ってくれる人の命でもある」と書かれてあり、自分がお話しして伝わった、と感じることができる。それがエネルギーとなっている。



平成25年、新たに世代層を広げて「いのちの言葉プロジェクト」を立ち上げる。
一区切りつけようと17年間行ってきた「生命のメッセージ展」のお手伝いを卒業したとき、一緒に活動してきた学生たちから「自分たちにも大事な守りたい命がある、続けていきたい」という言葉があり、これ以上何ができるかと思っていたが、学生たちから遺族でもなんでもないのに「寄付を集めてでもやっていきたい」と言ってもらい、手伝わないわけにはいかない、と。


話をしているとき、前の女の子がうつむいてハンカチで涙をおさえるのがわかるときがある。
感想文の中には「今まで自分一人で生きてきていると思っていたけど、お父さん、お母さん、支えてくれる人のおかげで自分が生きているということがわかったので、きょうはお母さんにありがとうと言う」、
「今までは、赤でも車が来ていないとみんなで渡っていたけれど、これからはぜったいに青で渡る」などがある。


エネルギーを全部出して学校で話をしてくるので、しんどいけれども話を聴いた生徒さんが「学校でこんな話を聴いた」家に帰って「こういう子が生きていた」という話をしてくれることで、拓也が生き返る。感想文や学生の声で元気でいられる。

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鷲見さんの話を聴かれた方たちが生命についての意識の変化を感じられていることが、さらにこの活動を続けていく力になっている。
自分の生命は自分だけの生命ではない、ということを伝えていただきました。



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大切な生命のお話ということで、めずらしく富田アナもとても緊張したということでした。
ご家族や周りの大切な方たち、鷲見さんのお話を聴く方たちへの愛情を感じる温かいお話をしていただきました。
鷲見さん、ありがとうござました!


「命の大切さを学ぶ教室」開催校の募集 問い合わせ先
三重県警察本部広聴広報課被害者支援室
電話 059-222-0110







それではまた

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EVENING COASTER

月 ~ 木  17:00~18:55

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でお会いしましょう( ´ⅴ`)ノ本日もお聴きいただき、ありがとうございました!