『 Focus on JAPAN 』⇒三菱自動車の不正問題と再生の可能性

みなさんこんばんは!ADのありさです^^*

 

さっそく、今日の放送をチェックしていきましょう♪

 

 

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月曜コーナー  『 Focus on JAPAN 』

 

 

毎週、気になる「政治」「社会情勢」の話題をピックアップ。

分かりやすく解説しているこのコーナー。

三重大学人文学部の先生方に週替わりで担当して頂きます。

 

今日の担当は、『経営学』がご専門で、三重大学人文学部 准教授の青木雅生(まさお)先生

お電話でお話を伺いました。

 

 

三菱自動車の軽自動車における燃費の不正。

日に日に新たな問題も浮上し、大きな問題になっています。

今回のこの問題はどういったところにあるのでしょうか。

色々と要因はありますが、問題の根深さとして「競争の激しさ」「三菱自動車の組織文化」があると青木先生は話します。

今回、燃費の競争というところで軽自動車の問題が出てきました。

開発をしていくうえで、良い燃費のノルマが達成できないということを目の前にした場合、開発陣がモラルを守る法を守るということよりも、競争に勝つことを優先してしまい・・・

また、会社や上層部の指示に対し、悪いこととわかっていても下位組織や部下からの意見が言いにくい状況が折り重なり今回の事態に発展しました。

報道によると、元々無理だったという事が現場ではわかっていたという話も・・・。

 

では、解決策はあるのでしょうか。青木先生は、二つ指摘します。

まず、経営層や上層部が下からの意見などにきちんと耳を傾ける。それを何らかの形で徹底的にやること。

二つ目に、競争が激しい中、それに合わせようと無理をするところだそうです。

製品の開発などにおいては、ヒトモノカネといった必要な資源あるいは期限などについて、経営側が用意をすることなどが必要で、これはマネジメントの問題だそうです。

 

そして今回、日産が2000億円以上の資産を投じて資本提携することになりました。

「軽自動車を開発から生産・販売まで、実は三菱自動車が作ったものを日産がエンブレムを変えて売るということで、元々この台数が大きかった。日産からすると、実は二割三割かなり大きな部分が軽自動車だったので、これを失うわけにはいかないという焦りがあったのだろう。しかし早すぎる」と先生。

三菱側も前回の不祥事の際、三菱グループ全体で支援し回復させるということをしたのに、同じ枠組みでとなるとなかなか信用を得られません。

そんな中、日産が資本提携をしてくれるという状況であれば、前回とは違う新たな形になるので、今度こそはという期待が生まれやすいといいます。

 

果たしてうまくいくのでしょうか・・・?

「提携を打ち出したわけですが、まだまだこれから予断を許さない部分はたくさんあると思います。でも三菱からしても、例えば三菱商事などからすると三菱自動車の販売力はゆるぎないものなので守りたい。日産自動車としても、これを機に逆にグループに引き入れて大きなジャンプアップを図れる事態にもなる、軽自動車の技術なども得られる可能性があるので、今回の提携はマイナスではない。」青木先生はそう話します。

トヨタなどと比べると小さい企業であるとはいえ、三菱自動車はやはり大企業。

先日の中日新聞の記事には、三菱自動車の一次下請けや二次下請けが東海地方にたくさんある事が指摘されています。

自動車産業は裾野の広い産業で、多くの雇用や経済への影響は避けられません。

「三菱自動車がこのままだめになってしまった場合の地域経済の影響は相当あると考えざるをえない。日産との提携で生まれ変わってほしい」と先生。

大企業であれ中小企業であれ、地域社会への社会的影響は大きいです。

業種が違おうが大きさが違おうが、もう一度襟を正して、地域経済のために自分の社はまっとうな仕事をするんだというところに立ち返ってほしいですね。

 

 

青木先生、ありがとうございました!

 

 

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☆★ コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン ★☆

 

 

コスモ石油とJFN全国38局では、2001年からリスナーの皆さんと一緒に全国各地で実施している

「コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン」のシンボルイベントとして、

来たる7月16日・17日、恒例の富士山の清掃活動とエコトレッキングを実施します。

今年もアルピニストの野口健さんが、皆さんと一緒に清掃活動やエコトレッキングに参加します。

NPO法人富士山クラブの協力で現地ガイドの方々の説明を聞きながら、

初日に富士山が不法投棄などによって汚されてしまった現実を清掃活動で体験。

2日目には富士山の原生林をエコトレッキングで体験。

日本人の心のふるさと、富士山の良い面と悪い面の両方を体験して、

自然保護の重要性、環境問題の重要性について考えるプログラムとしました。

野口健さんとともに環境問題について考えてみませんか。

 

JFN38局のパーソナリティー38名と、全国のリスナーおよそ80名のチームが富士山に一堂に会し、全員で富士山清掃活動とエコ登山を実施し、富士山の環境問題を考える「コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン in Mt.FUJI」

レディオキューブFM三重からは、清田のぞみアナウンサーが参加します!

いま、このイベントに参加してくれる全国のリスナー総勢80名を募集中!

日程は、7月15日から17日の3日間、2泊3日のスケジュールが確保できる方に限ります。

参加費用はおひとり3万8千円

なお、応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。

詳しいスケジュール参加費用の内訳注意事項などは、こちらのページをご覧ください

応募もこちらからお願いします!

http://www.tfm.co.jp/earth/mtfuji/index.html

 

みなさんのご参加、お待ちしています!

 

 

また、三重県でのクリーンキャンペーンも決定しました!

「コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン in 答志島」

昨年に引き続き鳥羽市答志島からのクリーン・キャンペーンです。

島の立地からもともと海岸漂着ゴミで問題化されている場所であり、また昨年のクリーン・キャンペーンが島の住人の方々から大変好評を頂き是非本年もということで、今年も島名物の島グルメの試食体験で参加者の方々にはお楽しみ頂きます。 

開催日は、2016年6月25日(土)

現在、このクリーン・キャンペーンに参加して頂ける方を募集しています!

ご応募は、5人までの「家族・グループ単位」となっています。

ご家族で、お友達と、同僚と、みなさまのご参加をお待ちしています!

応募締切は、6月14日(火曜日) 必着  応募者多数の場合は抽選となります。

また、ご応募は1人1グループ1回に限り有効とし、複数応募は無効となります。

詳細は、こちらのページをごらんください!

https://fmmie.jp//sp/cosmo/clean_campaign2016/

 

 

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いかがでしたか?

それでは、EVENING COASTERまた明日夕方17時です!

聞いて下さいね♪