鈴木英敬三重県知事がスタジオに・・・★

みなさんこんばんは!ADのありさです^^*

今日は番組後半に、鈴木英敬三重県知事が来てくださいました!

サミットのことなどお話を伺いましたよ♪

 

では、今日の放送をチェックしていきましょう♪

 

 

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月曜コーナー  『 Focus on JAPAN 』

 

 

毎週、気になる「政治」「社会情勢」の話題をピックアップ。

分かりやすく解説しているこのコーナー。

三重大学人文学部の先生方に週替わりで担当して頂きます。

 

今日の担当は、『経営学』がご専門で、三重大学人文学部 准教授の青木雅生(まさお)先生

お電話でお話を伺いました。

6月9日付『日本経済新聞』1面トップに、トヨタが在宅勤務を大幅に導入するということが報道されました。

働き方が今後変わっていくきっかけとなるのでしょうか。

日本社会は少子高齢化が進んでいると言われ久しく、人口減少社会になっているといってもいいほどに。

15歳から65歳未満の生産年齢人口はすでに8000万人を割り込んでいて、2030年ごろには7000万人を下回るという推計が出ています。

逆に65歳以上の人口はすでに3000万人を超えており、85歳以上については現状のおよそ500万人から2030年ごろには倍になるという推計もあります。

少子化対策として子育て支援が問題になっていますが、実は介護も大きな問題となることは明らかで子育てと介護を同時に抱えながら働けるのか、という問題に直面するそうです。

トヨタの取り組みは子育て支援でけではなく、介護離職を防ぎたいという意志でもあります。

 

生産年齢人口の減少は企業から見れば労働力不足が問題となります。

これを解決する方法は大きく三つに分けられる、と青木先生。

 

一つは、AIと呼ばれる人工知能によって補うこと

 AIの発展は目覚ましいものがあり、労働力不足を補うどころか多くの分野で人の仕事を置き換えてしまう可能性が指摘されています。

20年後に人間でなければできない仕事とは何か、ということが問題に・・・。

このことは以前、深井先生も話題にされていました。

二つ目は、外国人労働者を積極的に受け入れてはどうか、ということ。

現状でも製造現場などで多くの外国人労働者が働いています。

しかし企業内は勿論、地域社会において外国人を受け入れることに対してはまだ十分とは言い難いと先生。

三つ目は、女性はもちろん高齢者やいわゆる障害者と呼ばれる人たちといった、これまで労働力市場から疎外されてきた人たちを積極的に雇用するもの。

企業の社会的責任などの倫理的な意味で雇用する段階ではなく、まさに戦力として見るという捉え方の変化が必要だそうです。

むしろ、そうした人たちが働くことで新しい可能性が広がることがあるのでは?という発想を持てるようになればいい、先生はそう話します。

 

そうした人たちを受け入れることに対し、企業の側が体制作りができていないことが多い。

今回のトヨタのようなことは、かなり思い切ったことで、それなりの準備が必要です。

しかし、受け入れていかないと、例えば中小企業でも人手が足りなくなったときに今まで雇用したことがないから無理、と言っていては人手が集まりません。

中小企業でも積極的にそうした人たちを雇用できるような体制づくり、考え方の転換を今からやってもらいたい・・・そう青木先生は話されました。

 

青木先生、ありがとうございました!

 

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☆★ ゲストコーナー ★☆


番組後半には、この方が登場です!

 

鈴木英敬 三重県知事 です!


お忙しい中、久々にスタジオにお越しいただきました!

今日は生で伊勢志摩サミットについてのお話を伺いました!

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先月無事閉幕した『伊勢志摩サミット』

「県民の皆様のご協力で、何より無事故、奇跡的な天候、みなさんのおかげで情報発信もできておもてなしもできて大成功ということで感謝感謝ですね」そう話す鈴木知事。

今回、全体で2万3000人の方がサミットの警備にあたり、逮捕者もおらず、安全に行うことができました。

鈴木知事はサミット開催前から、県民の皆さんに協力を呼び掛けてきました。

みなさんのご協力がなければ無事に終わることはできなかったと思います。

地域の平和な状態を一番よく知っているのはその地域の住民の方。

隣の空き地に見慣れないドラム缶が置いてある・・・建設現場に妙な箱が置かれている・・・そういったことは、地域住民の皆さんが一番気づきやすいと思います。そういったことから県民の皆さんにご協力を呼び掛けてきました。

また、高速道路・一般道では交通量の抑制もお願いしてきました。

そのおかげで、大きな混乱もなく県民の皆様のご理解ご協力で伊勢志摩サミットは大成功となりました。

本当にありがとうございます。

 

サミット自体は、G7の首脳会議です。三重県が参画できるようなことは多くはないかと思いますが・・・

県として、特に力を入れていたことをお聞きしました。

伊勢志摩の情報が発信される千載一遇のチャンス三重県の魅力を発信していこうということに力を入れた、と話す知事。

三重県の食ですと、県内26市町の260を超える品目の食材が使われ、また尾鷲ヒノキや伊賀組紐などの県産品も使われました。

"おもてなしを県民の方々の協力で、オール三重でやりたい"と、クリーンアップ活動にも29市町6万人の方に参加して頂きました。

ほかにも、みんなで11万株の花を植えたりと、情報発信・おもてなしに力を入れたそうです。

また、配偶者プログラムで提供された食事を調理した相可高校の生徒たち、三重の食材が世界に通用するんだという自信にもなったようです。

相可高校の生徒に活躍してもらいたいというのは、県からも提案していたメインの中身だそうです。

昭恵夫人が、次世代や障害者の皆さんに対する想いが強く、その想いに助けられ今回実現したそうです。

県の情報発信に、次世代や三重の食材、県産品が使われたので本当に良かった、と話す鈴木知事。

元々、三重県で作られたものや、やっているものが上質で付加価値が高いものであると改めて確認する機会になったそうです

 

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そして、三重県が生んだ、サミットを盛り上げたといえば・・・公認サポーターでもある平井堅さん

伊勢志摩サミット応援ソング『TIME』も手掛けて下さいました。

知事にお話をうかがうと、

「すばらしい楽曲を作っていただいた。サミットを思い返せるようなそんな曲。平井さんが三重県出身でFM三重さんも含め地元に貢献していただいていることや、僕自身も平井さんが大好きなので。あと、知名度が高いということ。平井さんになっていただいて本当によかった。」

サミットを身近に感じられるものにしてほしい、というリクエストから生まれた『TIME』

歌詞は、人の一生、時の流れを歌っています。

「次世代の子たちが大きくなったときにサミットのことを思い出してほしいので、ふるさととか幼少のころからの経験をとき起こして今回作っていただいた歌っていうのは、サミットに込めた思いや願いとマッチしたと思う」と知事は続けて話します。

 

 

サミットが終わった今、三重県の次の一手は何なのでしょうか?

鈴木知事に最後お聞きしました。

「大きな流れとしては、2021年に三重とこわか国体がありますし、2018年にインターハイの高校総体を三重でやりますので、大きな流れとしては障がい者スポーツも含めてこのあと4、5年はスポーツで三重県の活性化を図っていきたい。サミットと連携している形では、伊勢志摩国立公園の70周年、これが全国エコツーリズム大会もやりますし、伊勢で来年4月全国菓子博をやりますので、そこはサミットとのつながりをしっかりもって伊勢志摩のPRをさらに波状攻撃していきたい」

 

伊勢志摩サミットが三重県にもたらしたものはたくさんあると思います。

このチャンスを今後どう活かしていくか。チャンスは貯金できない、と知事は言います。

新たなスタート地点に立った今、立ち止まることなく三重県をさらに盛り上げる為に次の一歩を進んでいかなければ・・・ですね!

今回、改めて三重の良さを発掘する中で、見えてきたものはたくさんあるそうです。

近いうちに、宣言という形でまとめて発表し、県民の皆さんと共有して新しい方向を見出していきたい、そう鈴木知事は話されました。

 

 

鈴木知事、お忙しい中お話し頂きありがとうございました!

またぜひ、スタジオにお越しください♪

 

 

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いかがでしたか?

 

それでは、EVENING COASTERまた明日夕方17時です!

聞いて下さいね♪