12月8日 妹の方が先に進級してしまい...

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

このブログにの最後には、安藤先生からのお知らせもありますよ!

さて、今週は、ラジオネーム MikiMiki さん からの

ご相談でした・・・

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今年度になってから、長男(小2)長女(小1)

水泳を習い始めたのですが、

先日、もともと運動が得意な妹の方が先に昇級してしまいました。

長男は「もう水泳やめたい」とはなっていませんが、

ただ精神的に本人も気合いを入れて挑んでいた分、

見せてはいないながらプライドは傷ついていると思います。

これから、妹とは違う級での練習が最低1ヶ月続きます。

長男は次は進級できると思うのですが、

もしまた、こういうことがあった場合、

長男への言葉がけ・関わり方などどうすればよいのか

分からなくなってしまい、メールさせて頂きました。

アドバイスいただけますと幸いです。

よろしくお願いします

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安藤先生からのアドバイスです♪

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2つありますので申し上げますね

1つ目は、まずは親御さんの心の中、思い方の話から察しますと、

まず一番大切なことは

この お兄ちゃんの方を、妹さんが先に進級したな

どう思ってんのかな、かわいそうかな、傷ついてるかな、

かわいそうに・・・ っていう風に思わないことです。

一番 お兄ちゃんが嫌がるのは、自分のことを かわいそうに と

哀れまれることですね。 哀れまれると もっともっと

プライドは傷つきます。


そして お母さんの そのような気持ちは、

口に出さずとも 伝わります。

「お母さん 自分に気を使ってるな。自分は今

気を使われてるな」・・・これがもっともっと

その子をかわいそうにしてしまうから

「気を使わない」ということですね。

だとするとどう思えばいいのか ってことですよね。

言葉かけ、関わり方ですけれども、

お兄ちゃんに気を使わない、かわいそうと思わない、ということは、

「お兄ちゃん、妹に 先に来されてて、色々思ってんじゃないかな」

と、心配を超える ポリシーを親が親の中でちゃんと持つっていう

ことですね 。

そのポリシーとは、

「人には色々なパターンがある」「早く上手になる子もいれば

ゆっくり上手になる子もいる」「どちらがいいとかではない」

「早く上手になる子もいる。それも個性。ゆっくり

上手になる子もいる。それも個性。どちらがいいとかでは全くない」

ということです。このポリシーをまず ドーンと持つことですね。



そしてそれを お兄ちゃんにわかる言葉でそれを伝えていくことも

大事です。

人にはいろんなパターンがある。はやく 上手になる子もいれば

ゆっくり上手になる子もいる。どっちがいいとも限らない。

あなたはあなたで素晴らしい。

ゆっくりだから、逆にもっともっと 到達する、すごいところまで

行くかもわかんないね。だから 誰と比べることもない。

あなたはあなたです。素晴らしい。

ゆっくりパターンはゆっくりパターンでそれでいい」

ということです。



そして もし 言ってあげるなら、

「比べるのは妹ではなくて 昨日の自分だよ。

昨日の自分よりもちょっとでも上手になってたら

それで素晴らしい。

自分なりに ちょっとずつ上手になっていることを楽しめばいい。

昨日よりできるようになったということを楽しめばいい。

お母さんはそれを楽しんで欲しいから

水泳に行ってもらって、お母さんも嬉しいよ。

でも本人あなたがもし嫌になったらやめればいい」

・・・こういうことですね。



これを繰り返し伝えていけばいいんじゃないですかね。

そうすると自分の中にも親御さんの中にも

確固たる ポリシーが生まれますから、

お兄ちゃんのことを かわいそうとも思いませんし

もしくは気を使うこともないと思います。

それが一番お兄ちゃんが救われるところだと思いますね。 



小学校1年生とか2年生のお子さんっていうのは

お母さんの笑顔が見たくて 頑張っていたり、

お母さんに喜んでもらいたくて 頑張っていたり、

お母さんだけじゃないお父さん もですけど 、

親の笑顔が見たいから親に喜んでもらいたいから、

だから頑張る それが 頑張る原動力になる」っていう風に

心の中にあるわけです。

だから自分がうまくいかなかったことに対して

親がなんかそれで沈んでいたりとか、

そして親にかわいそうな子っていう風に思われたりすると

なんかすごく自分はダメな子 なんじゃないかとか

親に気を使わせてしまったとか、

また罪悪感っていうものも含めて感じてしまったりして

それがどんどんどんどん その子の生きる現象を

奪っていたりするんですよね。


本人に、「それでいいんだ 。あなたはそのままで素晴らしい」

「お母さんはそんなあなたが大好きです 」

・・・これを伝えることです。

そうしたらこの子は、水泳のみならず

何にしても自分を信じて、 お母さんを信じて 、

そして家族を愛して、

これから先もずっと生きていくことになると思うので

そういうことを伝える これはいい機会なんじゃないですかね 。


この子に本当の栄養を与えるいい機会だと思いますから

解釈を変えて、 次につなげてもらえればと思います。

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