1月26日 嫌いな教科を家で勉強させたいときは?

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

さて、今週は、ラジオネーム  Y さん からの

ご相談でした・・・

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安藤先生、こんばんは! 毎週金曜日、楽しみにして聞いています。

小学校6年生の娘のことで相談があります。

娘は、国語は大好きなのですが、算数が嫌いで、

算数の宿題は言われてもなかなか始めようとしません。

好きな教科と嫌いな教科があるのは仕方ありませんが、

だからこそ嫌いな教科はきちんと家でも勉強させたほうがいいのではないかと

心配です。

嫌いな教科を家で勉強させたいときどうすればいいですか?

教えてください。よろしくお願いします!

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安藤先生からのアドバイスです♪

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まず 国語が大好きって、 素晴らしいですね 。

国語が大好きな子っていうのは、色々 想像力が豊かだったりとか

その道でいろいろ 大きく羽ばたいてくんじゃないかなというふうに思いますね。

そういう意味では 国語が大好きっていうところは

これからも大切にしていくといいんじゃないかと思います。



一方、で算数が嫌いということですね。

正直 好き嫌いがあるのは仕方がない、おっしゃる通りで、

これから先の時代は、特に自分の得意、自分の個性を伸ばす時代であるとは

言います。が、とはいえ 義務教育なので好き嫌いがあまりにも激しいままというのも

それでいいのかというのもあろうかと思いますので

このご相談もよく分かります。



では、算数が嫌いだけどそれをいかにして させていくことができるか、

ということなんですが、これは 国語とか 算数とかっていう教科の問題も

もちろんあるんですけれども、やっぱり人っていうのは

気持ちが上がるとやるわけですので、算数の時も何かしら

気持ちを上げていくような工夫、これが一番重要なポイントだと思います。



ポイントは2つあると思います。

気持ちを上げていく っていうのは、

まずこの算数と向き合う時には、いきなり今やらなくてはいけないものをやる

というよりも、自分がやれそうなことから少しずつ、簡単なところから

始めるってことですね。

算数のことはさほど好きではないけれども、 一つ一つ分かって

先に進んでいくことは気持ちがいいとか、そういう違う 気持ちの上げ方、

違うやり方で気持ちを上げていくって言いますか、

少しずつ 簡単なところからアプローチをしてできていく、

そのプロセスを楽しめる、面白がる、そういう風なやり方に持っていく、

これが1つあるということです。


もうひとつは、

例えば 食べ物でも苦手な食べ物があるとしますね 。ピーマンであったり

人参であったり。

そのまま食べるとあんまり得意じゃない味かもしれませんが

何かと混ぜ合わせたりとか何かを工夫することによって、

苦手だったものも食べれるようになるというのはよくありますよね。

同じことで、算数のことがあまり好きじゃないかもしれませんが、

例えばそれを一緒に勉強する相手、例えば自分が一緒に横にいてくれて

心地のいい人、見てくれてほしい人、褒めてくれる人、

例えばそれはお母さんなのかもしれませんし まあご家族の誰か かもしれませんし

または 友達かもしれません。


仲の良い友達と一緒に算数をやろうというようなことであったりとか、

または 塾の先生 や学校の先生で、すごく 信頼を寄せていたり、

すごく 憧れていたり、自分が大好きな先生がいらっしゃったとすると

一緒にやっていく算数は嫌いじゃないとか。

ピーマン や人参の話じゃないですけれども、混ぜ合わせて

何かと掛け合わせてやっていくと、さほど いやじゃないというようなことも

あります。

そういう環境を上手に作っていくことで、嫌なことでも少しずつは取り組んでいける

そういうふうに思います。

この手の話は感情のことなので、頭でわかっていても、

上手に感情、つまりを気持ちがついてこれるように、

うまく作っていってあげるっていうのが重要かと思います。

おうちのかたは、

例えば 塾に入れるとか、例えば お子さんと すごく人間的に打ち解けられる

先生のいる塾に入れるとか、そのことによって簡単なところから始めてもらうとか、

一緒になって学んでもらうとか、「友達と一緒に勉強したらどう?」っていう風に

促していくとか、ご家族の方が一緒に見守ってあげるとか、

そういうようなやり方で具体的な行動を起こしていただけると

いいんじゃないかなと思います。



それともう一つ、根本は「生活」です。

いろんなところで「好き嫌い」というのが生活の中でまかり通っていくと、

好きなことはやるけど嫌いなことはやろうとしない、なかなか始めようとしない

というようなことにもつながりかねません。

生活の中でも、その時間になったらそれをする、

日々の中でやっていくといいんじゃないかなと思います。

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