12月20日 忙しい時に「これって何でなん?」と質問されたら?

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、コーちゃんママ さん からの

ご相談でした・・・

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安藤先生こんにちは。

小学三年生の息子に「これってなんでなん?」

「○○って何?」など

質問されたとき、「なんでやろなあ」と適当に流してしまったり、

「ごめん、今忙しい」とか逃げてしまうことが多いです。

「自分で調べてみ」とか、「お父さんに教えてもらったら?」と

ごまかすように投げてしまうこともあります。

たま〜に、すぐにスマホで調べて答えたりしてますが、

これもいいのだろうか?と考えます。

本当は一緒に調べてあげるのがいいんだと思いますが、

でも、本当に本当に忙しくて相手ができないとき、

どう言ってあげればいいですか???教えてください。

よろしくお願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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まずこの小学校3年生の息子さんに、どういう風に育って行って欲しいか、

そこを 1つ 考えて見てもらった時に、

まあある程度 しっかりと言わずとも、自分で勉強したりとか

健やかに のびのびと育ててってもらいたいなと思うなら、

疑問質問に答えることよりも重要なのは、やっぱりそれに対して

お母さんが寄り添ってくれた、 一緒になって時間を過ごしてくれた、

そこが大事なんです。

大変お忙しいし、今 こんなことは面倒くさいなーって思う時も

あるかもしれませんが、

実はそういう時に少し時間を取って、できる範囲で結構です。

「時間ちょっとだけあるからちょっとだけ一緒になって今考えようか」とか

「調べよう 」とか。

お子さんはすぐに答えを言って欲しいわけじゃないんですね


もちろん その答えを知りたい っていうのもありますけれども、

自分の疑問に対して お母さんが一緒になってくれた、そういう

プロセス、その時間、そちらがすごく お子さんにとっては重要なこと なんです。



子供のためだからこそ、実はそこで過ごしたほんの5分が、ほんの3分が、

実はお子さんの将来にもすごく重要なことなんだと。

それこそ 子育てのためにとっても重要な時間なんだと 。



ご飯のことも、掃除もしなくちゃいけない・・・大変だと思いますが

実はご飯を作ることで子供も育つわけですけれども、

実はここで、3分 子供に寄り添うことで、子供は育つのです。

体も育てば心も育つわけですから、心を育てるためには

ここの3分は実は案外 重要な3分なんだっていうことです。


それから 小学校3年生の息子さんに「これって何で? 何々なん?」

って聞かれた時に、親は正解を言わなくちゃいけないことはないんですね。

正解を言わないと、大人なんだから 親なんだから

しっかりと 正しい答えを答えないとって、そうじゃないとダメだって思うから

苦しくなってしまったりします。

そういう 正解を言わないといけないとかそういうことじゃないと思うんです。

一緒に調べればいいということがあったりするんですよね。



忙しいから一緒に調べる時間もそうは取れない、そういう時は

「今ちょっと忙しいから、後で30分経ったら手が開くから、

また一緒に見よう」とか、

「今は2~3分しか時間がないけど、その時間でいいなら一緒に考えよう」とか、

一緒に見よう と約束する。

もしくは、

「それまでに1回 自分自身で調べてみて、もし分かったら教えてくれる?」

と伝える。そしたら子供は、

やっぱりお母さんに対して役に立つ 子供でいたいと思ったりするんですよね。

「また 分かったら教えてくれる?」ってその一言を添えるだけで

子供は 一生懸命 調べます。

「調べて分かったらお母さんに教えて、そして お母さんに褒めてもらえるかも

わからない」と、それが欲しくて子供は一生懸命 調べますね 。

そして「分かったよ!」 って言ってきた時には

「すごいね!」って言って、本当に 喜んであげるんです。

「お母さんも知らなかったわ!ありがとう教えてくれて!」って言う。

そしたら お子さんは、どんどん 自分で調べて、

どんどん お母さんに教えてあげよう ぐらい 思って、

「勉強しなさい」 なんて言わなくても、

自分でどんどんとやっていくようになるでしょう。

そういうように心を育てながらやっていくといいと思います。

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