三重から、全国からの被災地への想い。

こんばんは。AD inoです^^
今日も震災関係の話題を中心にさまざまな情報をお届けしました。


まずは5時台、ラジオDJの山本シュウさんと電話をつなぎました!
被災地では、ラジオがものすごく力を発揮します。
でも、現地にはラジオも電池も全く足りていない状況。
東北の各ラジオ局のスタッフも寝ずに、必死で、声を届けようとしているのに
ラジオが足らず届いていない・・・
そんな状況を打ち破ろうと、山本シュウさんたちが立ち上がりました。

あなたのラジオとココロを被災地に届けよう!
『ラジオバトン・プロジェクト』
合言葉は"We are シンセキ!"
 です!!

情報源としても、小さな娯楽としても求められているラジオを
1つでも多く被災地に届けたい。
詳しくはコチラ(レディオキューブHP内ページです)
あなたのご協力をお願いします!!

。・。・。・。・。・。・

そして月1コーナー、「ニュース・アイ」では、
中日新聞三重総局長の土岐正紀さんにスタジオにお越しいただきました。
s-P3170489.jpg
中日新聞でも、東京や名古屋から25人が現地に行き、
さまざまな取材から情報を届けてくれているそうです。
土岐さん自身も、阪神大震災の時に現地へ取材に行かれたそうですが、
一番印象に残っているのは、その中で助け合いながら復興に向けて
立ち上がる人々のたくましさだったとか。
また、三重県内では幸い死者は出ていませんが漁業被害が深刻で、
廃業せざるを得ない業者が続出するかもしれないそうです。
今回の地震で被害を受けた方々の一日でも早い復興を願わずにはいられません。

。・。・。・。・。・。・

番組後半には、
三重県緊急消防援助隊 第1派遣隊隊長として被災地で活動された
四日市市消防本部 消防救急課長の森公良さんと
電話をつなぎました。

森さんはまず、千葉県市原市のコンビナート火災現場へ出動し、
消火活動にあたりました。
今回燃えていたのがプロパンガス・ブタンガスということで、
完全に火を消してしまうとガスが滞留し、爆発する恐れがあったため
消火できず、その中で周囲の延焼や爆発を防ぐ作業をされていたそうです。
その後仙台の被災地へ向かうよう指示された森さんたち。
消火活動での出動だったため、救出活動をするには
完全に自分を守れる装備ではなかったそうですが、
活動を不安げに見守る、家族の無事を祈る人々の姿を見て
「何とか助けてあげたい」
という気持ちでくまなく救助を行なったのだそうです。

そんな中、やはりそこにも人々のあたたかさを感じる事があり、
失われつつある地域コミュニティの大切さを感じたそう。
そして、災害に対する準備を怠ってはいけないと改めて思ったとのこと。
現在三重県からは、第3次派遣隊が、現地でまだ助かる命があると
懸命に救出作業に当たっています。
緊急消防援助隊の皆さん、本当にありがとう!!
気をつけて作業にあたってください!!


それではまた来週お耳にかかります!