月曜コーナー  『 Focus on JAPAN 』

みなさんこんばんは!ADのおーたです^^*

早速今日の放送をチェックしていきましょう♪


.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+


月曜コーナー  『 Focus on JAPAN 』


毎週、気になる「政治」「社会情勢」について、三重大学の児玉克哉 教授にお話を伺っています。

イギリスからの独立の是非を問う、スコットランドの住民投票が18日に行われ、独立に反対とする票が賛成票を上回り独立は否決されました。

ここまで接戦になるとはだれも予想していなかった、と教授は話します。

「スコットランドにはガスがありますから、そうした経済的なものをどう分配するのかとか、もし独立したら本当に難しい問題が浮上することは確かでしたね」

当初イギリスは静観の構えだったのですが、賛否が拮抗してきたため、キャメロン首相が危機感を表明したり、エリザベス女王もコメントを発表したりしました。

「イギリスにとっては、北海油田というので、ざっくりといえば9割くらいがスコットランドの範囲に入ってしまう。そうすると、もしスコットランドが領有する形になればイギリス経済において大きな打撃になる。イギリス経済が混乱する可能性がありその危機感があった」と教授。

イギリス政府は、国土の3割、人口の8%を超えるスコットランドを繋ぎとめることができたことで分裂による国力の低下や経済の混乱の危機をかろうじて回避しました。
一方、スコットランドの住民投票の結果を受け、スコットランド行政府により広い自治権を認める法案が来年1月までに公表されることになりました。
これにより、独立を否決へと導いたという見方もあります。

「イギリスにはほかの地域、例えばウェールズや北アイルランドなど様々な所が同じように独立したいというような意見を持ってる人がいるわけです。それに対し、同じような自治権を与えるのかどうか。こうなってくるとイギリスはやっかいな問題を抱え込んだと言える」


具体的には、イギリス政府とスコットランド行政府が11月までに税収、歳出、それに福祉の面でスコットランドの自治権を拡大する案について合意します。
今後考えられる影響を教授にお聞きしました。

「まずは自治権を約束しているわけですが、これがイギリスの議会をすんなり通るかどうか。ほかの地域との関係もありますし、それがうまくいかなかったときにもう一度スコットランドで"騙したのか"という問題が出てくる。その約束が守られないという事については大きな問題になるでしょうし、それと共にそうした様々な動き、独立も含めた動きが出るとなると、イギリス自体あまり今強い経済基盤を持っていませんから、イギリスがもし混乱に陥るとなるとヨーロッパ経済そのものに影響してくるという事は考えられる」


児玉教授、ありがとうございました。


.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+


9月22日(月)のEVENING COASTER

他にも、
三重県からのお知らせでは
★「大人の学校シリーズⅠ」のお知らせ 
( 三重県立鈴鹿青少年センター http://www.mie-sports.or.jp/suzukayc/index.html

また、番組後半では交通安全キャンペーン特別番組
「悲惨な交通事故 交通事故犠牲者の体験談」をお送りしました。

いかがでしたか?
それでは、EVENING COASTERはまた明日夕方17時です!
聞いてくださいね♪