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みなさん、こんばんは！
ＡＤの佐藤です＾＾♪

今日のＥＶＥＮＩＮＧ　ＣＯＡＳＴＥＲもチェックしていきましょう。


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【☆LIFE~ビジネス・アクティビティ~☆】

週替わり月１コーナー【ＬＩＦＥ】♪
１０月第４火曜日の今日は、
【ビジネス・アクティビティ】です☆
協力：百五経済研究所

ご出演は、山崎　美幸さんです♪



最近、日本を訪れる外国人旅行者が増えてきているんだそうです。

日本政府観光局によると、昨年の訪日外国人旅行者数は１，０３６万人となり、初めて１，０００万人を突破したそうです。

今年は、９月の推計値ですでに９７３万人となっていて、昨年を上回る勢いで増加。
政府や各自治体による継続的な訪日プロモーションが功を奏しているほか、航空便の増便や大型クルーズ船の寄港、東南アジアでのビザ発給要件の緩和、円安効果なども考えられるとのこと。

また政府は、東京オリンピックが開催される２０２０年の年間訪日外国人旅行者数を、現在の２倍にあたる２，０００万人を目指しており、将来的には３，０００万人まで伸ばす目標を掲げているそうです。ニュースでも大きく取り上げられましたが、今月からは、外国人旅行者向け消費税免税制度が改正され、免税対象品目が食品や化粧品などの消耗品まで大幅に拡大されることとなりましたよね。これは、外国人旅行者が日本を訪れる主要な目的の１つがショッピングであることから、より多くの外国人旅行者に訪れてもらうことと、日本での消費の拡大を促す狙いがあるとのこと。
政府としては、地方における免税店の拡大により、地域の活性化にもつなげることを目指しているんだとか。

外国人観光客に各地を周遊してもらうことで、地域活性化につなげていくということですよね。多くの外国人旅行者が日本を訪れるとなると、地域に与える影響も大きくなりますね。すでに各地では外国人来訪者の誘客合戦が繰り広げられていて、三重県においても、昨年の日台観光サミット２０１３の開催を始め、中部北陸９県による「昇竜道プロジェクト」の推進など他県との連携による取組みや、「忍者」や「海女」といった三重県を代表する文化を海外からの誘客の柱にした施策の推進など、外国人観光客の誘致に取り組んでいるとのこと。

三重県を訪れる外国人観光客の数は？というと・・・・
宿泊旅行統計によると、平成２４年の外国人延べ宿泊者数は、８６，４９０人となり、平成２３年と比較して、１１．８％増加しているんだそうです。

ただ一方で、外国人旅行者の方がたくさん来るとなると、受け入れる側にもそれに対応した姿勢が求められるというところも・・・・。


百五経済研究所が県内の宿泊施設に対して実施したアンケートによると、現在のインバウンドの受入れ状況について、約７割の施設が「要望があれば受入れている」のですが、「積極的に受け入れている」と回答した施設は１０．９％にとどまっています。また「断っている」と回答した施設もおよそ２割あったそうです。
また、今後の受入れに対する考え方についても「積極的」、または「やや積極的」をあわせてもおよそ３割となっていて、積極的に外国人旅行者を受入れようとする宿泊施設はまだ限定的と言えそうです。

では、受入れを積極的に行わない理由は？

上記のアンケートでインバウンド受入れにあたっての課題をたずねたところ、最も多かったのが「言葉への対応」で、次に「施設の使い方、マナーのトラブル」、「食事への対応」となったそうです。
コミュニケーションの問題、また文化や宗教の違いから来るマナーや食事への対応がスムーズに行えないのではないかという不安が、施設側にとっては受入れへの大きな足かせとなっているようです。他にも、たとえば政治情勢や経済動向に大きく左右されやすいことなど、施設側でコントロールが難しいインバウンド特有の課題などもあると考えられるとのこと。

外国人旅行者の誘客は地域経済活性化への大きな切り札となる可能性があるそうです。

ですが一方で、その受け入れに当たっては、個々の施設だけでなく、地域全体での受け入れ態勢の拡充も必要となりますよね。例えば、歩道や公共交通機関の案内板やマップの多言語化、観光案内所の充実、などです。また、受入れを進めようとする対象の地域や国によっても、たとえば宗教の問題であったり、旅行形態であったりしますが、対応も異なってきます。
そういうことも含めて、長期的視野でインバウンドにどのように取り組んでいくかを今一度、地域全体で検討、見直していく必要があるのでは？

とのことでした。いずれにせよ、すぐに解決できない問題であることは間違いないですよね。
観光県でもある三重県にとってインバウンドの受け入れは考えていかなければならない問題の一つとも言えるのでしょう。

山崎さん、ありがとうございました！！！

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