こんばんは!
ADの南です。
今日のEVENING COASTERをみていきましょう!
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今日は、第一木曜日「Let's Healthy Life」のコーナーです!
三重県立看護大学 教授 大西 範和 さんにお話しを伺いました。
ライス(RICE)とはなにか?
Rest→休ませる(痛いところをストレッチしたり動かしたりするのは良くない。突き指は引っ張らない)
Ice→冷やす
Compression→圧迫する
Elevastion→挙げる
突然の捻挫、肉離れ、突き指など(特にスポーツで起こる)をしてしまった時は、
このRICE処置が大切なんです!
効果:傷ついた組織の代謝を低くしたり、そこへの血流を減らす働きがあります。
では、なぜこのような処置が必要なのでしょうか?
細胞は、血液から必要な栄養素や酸素を得ています。
捻挫や肉離れなどで組織が壊れると、
血流が妨げられ細胞への栄養や酸素の供給が滞ってしまします。
そして、それが長く続くと細胞が死んでしまい、
捻挫や肉離れが悪化して治りが遅くなってしまうんですね。
受傷後はすぐに、自分で簡単にできるRICE処置をおこない、
悪化させないようにしましょう!
今日は、処置の一つ、Ice(冷やす)について紹介します。
冷やす時は、氷を使用しましょう!
冷湿布薬は、若干表面の温度は下がりますが、受傷している深部を冷やす効果はありません。
氷で冷やす際は、皮膚の表面が凍傷しないよう布などに包み、
冷やしすぎないよう注意しましょう。
15分程冷やすと良いでしょう。
またその際に、氷を包帯などを巻いて圧迫し、
受傷部分を挙げてじっとしていれば、RICE処置が全てできたことになります。
気を付けたいのは、RICE処置はあくまで悪化させないための応急処置です。
自分勝手に判断せず、専門医にかかるようにしましょう。
捻挫や肉離れをおこした日は、お風呂に長く入ったり、お酒を飲んではいけません!
血流が増えて回復にはマイナスとなってしまいます。
処置だけでなく、これも気を付けましょう!
今日はここまで!
来週月曜日17時から再びお会いしましょう。