みなさんこんばんは!ADのありさです^^*
今日は本当に暖かくて、各地お花見日和になりましたね~。
桜も満開間近!♪
ではでは、今日の放送をチェックしていきましょう♪
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月曜コーナー 『 Focus on JAPAN 』
毎週、気になる「政治」「社会情勢」について、三重大学の児玉克哉 教授にお話を伺っています。
先週木曜日、三重県知事選が告示されました。
今回の三重県知事選挙、
共産党が推薦している新人、藤井新一氏と、自民党や公明党などの推薦を受け再選を目指す現職の鈴木英敬氏が立候補を届け出ました。
今回の争点は鈴木県政の信任・不信任ということになるのでしょうか?
教授はそうではないと話します。
鈴木知事は評価も比較的高いそうです。
これまでの4年間の評価ではなく、これからの4年間、何を行うのか明確に打ち出しそれを評価することが重要なんだそうです。
これが選挙の中心的な争点なんだとか。
また今回、民主党系は候補を擁立できませんでした。
全国的にそういう傾向があり、他のところも、自民も民主も一緒に相乗りしている状態。
民主の方も新たな候補者を立てる力がない、と教授。
まだ二大政党としての成熟度がないそうです。
このあと、県議会議員選挙も控えています。
私たちにとっては一番生活に近い選挙。
候補者の話を丁寧に聞いて投票することが大切ですね。
児玉教授、ありがとうございました。
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☆★ ゲストコーナー ★☆
番組後半にはゲストが登場です!
今ではすっかり立派なお髭がトレードマークとなりました。
三重大学 学長の内田淳正さんです!
内田学長、6年間にわたった学長としての日々も任期満了まであと一日となりました。
今は、みなさんの支援で6年間の重責を果たせたという嬉しい気持ちだと話す内田学長。
以前は三重大学附属病院の院長でいらっしゃいました。
なぜ、大学の学長を引き受けられたのでしょうか。
「大学が経営的な感覚で進めていかないとできない、こういう時代に差し掛かった時に病院の院長をしているということは、大学の中で一番経営的な感覚を養ってきた人たちですので、学長に選ばれる率は高くなる」と学長。
10年前に国立大学が法人化し、国からの運営費交付金はきますがそれだけではうまくいきません。
そのため、外部資金を導入し大学自身で経営するとなると昔みたいに教育と研究の長だけではすまなくなる...そういう時代に院長をしていたので声がかかったそうです。
就任当時と比べ、三重大学は取り巻く環境も含めて大きく変わったと思います。
なかでも、この6年三重大学の知名度は格段に上がりました。
今までは国立大学としてじっとしていればよかったのが、今は三重大学を少なくとも県民にはよく理解してもらわないと経営できないと内田学長
大学というと、生徒や保護者、関係者のものというイメージが強いです。
今、地域の中で、地域に根ざした大学、地域の皆さんと一緒にその地の拠点として活動していく
特に三重県での三重大学の役割は大きいです。
6年間の努力により、知事や市町の組長をはじめ地域の皆さんから地域を得られ、三重県と三重大学の関係は日本で一番良好と言っても過言ではありません。
そんな三重大学の魅力とはなんでしょうか?
一つは、やはり地域との強い連携です。産学官連携で突出していると学長は話します。
もう一つは、世界一の環境推進大学を目指しているということで、環境の良さ。
伊勢湾に面している国立大学は三重大学ただひとつで、それを有効に使った環境整備ができているんだそうです。
大学は教員の"研究の場"ではなく、"人材育成の場"である、と常々仰っている内田学長。
最近の学生の気質は2極化していると話します。
元気で積極的な学生と、ファミリアルでどちらかといえば内向的、自分の生活を大切にする学生。
大学という組織の中、一つの方向性にまとめるのは難しいかとは思います。
そんな中、元気な学生に全体を引っ張っていってほしいと語る学長。
大学にとって大切な事であり、そのためには元気で輝いている女学生のパワーが必要だとも。
しかし、その元気な生徒も社会に出ると組織の中で自分の個性をうまく表現できません。出来づらいのです。
これは今後打破すべきもの。
また、魅力的な学生を育てる教員の存在も大事。
教員の意識改革が必要で、教育にまともに向き合う教員でないと今の大学では有効な力を発揮できないそうです。
国からの交付金の減少、また子供の数の減少...大学も生き残りをかけての戦国時代へと突入しています。
この6年で内田学長がやり残したことやもっと取り組みたかったことをお聞きしました。
「教職員の意識改革。大学は社会に開かれた大学で、国民県民に自分たちのやっていること、位置づけをどう説明するか、これをもっとする必要がある。学長だけでなく教員全てがそういう意識で大学に存在してほしい。」
4月からは、地域医療に貢献していきたいと話す内田学長。
最後にラジオをお聞きの皆さんへ一言いただきました。
「三重大学は三重県や東海地区も含めて貢献することを念頭に置いています。ぜひ、三重大学にご支援ご協力をお願いしたいです。また、三重県の高校生がたくさん三重大学を目指してほしい」
内田学長、お忙しい中ありがとうございました!
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いかがでしたか?
それでは、EVENING COASTERまた明日夕方17時です!
聞いてくださいね!