みなさんこんばんは!ADのありさです^^*
朝晩はすっかり気温が下がり、毎日着るものに困っています・・・(笑)
皆さん体調は大丈夫ですか??
ではでは、今日の放送をチェックしていきましょう!
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木曜日の今日は、
週替わり月1コーナー 『 TOPIC 』
三重の最新のニュース&トピックスを取り上げ、詳しくご紹介します。
今日は、"ラッコ"のお話です。
水にぷかぷか浮いてお昼寝していたり、貝をカンカンッと割る仕草なんかとってもかわいいですよね♪
・・・実は、そのラッコが水族館から減り続けているんだそうです。
東海地方で唯一ラッコを飼育している鳥羽市の鳥羽水族館も一匹だけとなり、関係者は「このままだと日本からラッコがいなくなる」と危機感を募らせています。
ラッコは、イタチ科の海獣。
主にアラスカなど、北米大陸の太平洋沿岸から千島列島にかけて生息しています。
毛皮を狙った乱獲で数が激減し、20世紀初頭までに絶滅寸前になりました。
北海道の東部でも多く生息していましたが、今では定住しているラッコはほぼいなくなり、環境省が"絶滅危惧種"に指定しています。
そんなに数が減っているとは・・・私も知りませんでした。
では、現在国内で飼育されている数はどのくらいなのでしょうか。
ラッコが飼育されているのは、鳥羽水族館や石川県ののとじま水族館、さらに東京のサンシャイン水族館、大阪の海遊館など、10か所。
飼育されている数は合わせて15匹。
ピーク時の1994年には122匹だったと言います。まさに激減ですね・・・
県内にある、鳥羽水族館でラッコが公開されたのは83年。
翌年には、国内初の出産に成功しました。
当時は年間200万人の来館者で賑わい、全国的なブームをけん引しました。
昨年4月に、雌の「ポテト」が当時国内最高齢の25歳で死んでしまい、今は娘で11歳の「メイ」だけになっています。
では、激減の背景には何があるのでしょうか?
アメリカが90年代後半から捕獲禁止を打ち出し、輸出を禁じる方向に転じたため、国内で繁殖を進めるしかなくなりました。
飼育されているラッコの寿命はだいたい20歳くらい。繁殖が見込めるのは15歳くらいなんだそうです。
高齢化や飼育個体の繁殖能力の低下で難しい状況が続いています。
鳥羽水族館の関係者からは、
「飼育するラッコは決まった時間に餌が与えられ、捕獲の努力もしなくてすむ。他の動物から襲われる危険もなく、子孫を残していく強さに欠けているのでは」という見方も。
その繁殖の現状はどうなのでしょうか。
現在は、体質が弱い赤ちゃんが生まれる可能性がある近親交配を避け、国内の水族館で2,3年ごとに個体を交換して繁殖を進める・・・という工夫がされています。
福岡市の水族館では、この水族館の雌と他の水族館から借りた雄との間で交尾を確認したという事もあるようです。
また、アメリカでは、親から離れたりケガをしたラッコを保護目的で水族館に預けて飼育しているようですが、数が多くて受け入れ先に限界があると言います。
日本では飼育技術が確立されていますから、日本もアメリカのラッコの受け入れ先として名乗りを上げていくべきではないか、といった声もあるようです。
中々難しいのかもしれませんが、これ以上数が減らないようなんとかして守っていきたいですね。
阿部総局長、ありがとうございました。
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9月17日(木)のEVENING COASTER
他にも、
『21世紀のエネルギーを考える会・みえ インフォメーション』
『広げよう、献血の輪!~いま、私たちにできること~』
など、最新のニュース&トピックス&ミュージックと共にお送りしました!
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それでは、EVENING COASTERまた来週月曜、夕方17時です!
シルバーウィークも通常通り放送しますよ♪聞いてくださいね!