●　２０１６年１月１１日　（月祝）　　放送分

こんばんは！ＡＤのりょうです！

今日成人の日ということで、

のＥＶＥＮＩＮＧ　ＣＯＡＳＴＥＲでは２０年前の曲がたくさんかかりました。

もう２０年？

子どもの頃に２０年前の歌を聞くと、

少しおじいさん感？のようなものを感じたりしていたのですが、

（わたしだけ？）

今は、どんな風に聞こえるんでしょうね（＾＾）

あれ？いくつだろう・・・

今週は、ＡＤありささんに代わって月曜日の担当です。

では、このコーナーから。

月曜コーナー　　『 Ｆｏｃｕｓ　ｏｎ　ＪＡＰＡＮ 』

 

毎週、気になる「政治」「社会情勢」の話題をピックアップ。

分かりやすく解説しているこのコーナー。

三重大学人文学部の先生方に週替わりで担当して頂きます。

 

今日の担当は、『文化人類学』がご専門で主にオセアニア地域の研究をされている、三重大学人文学部 准教授の深田　淳太郎　先生。

お電話でお話を伺いました。

最近の酔ったり暴れたりの「成人式」のお話です。

最近では、この季節の風物詩のようになってきた「荒れる成人式」ですが、今年は北九州市などでは、成人式の開催前に、参加する新成人に対して「きちんとした服装」で参加するよう、異例の呼びかけを行ったそうです。そこで、「北九州市　成人式」などとネットで検索すると、、、

行政側としても、税金を使って成人式をしている以上、本来そうあるべき「厳粛な式典」にふさわしくない、けしからんと怒っていますが、文化人類学的に見て、つまり世界各地で行われている成人式と比べると、この北九州市の成人式はどう読み解けるのかということです。

世界各地での成人式ですか？成人式をするのは日本だけではないということですね？

成人式のような、子供が大人になるときの区切りの儀式は世界中のあらゆる国、地域で行われています。何歳から大人なのか、どういう形で成人式をするかはいろいろです。パプアニューギニアのある地域では、新成人がさらわれて山奥の小屋に一晩閉じ込められます。あるいは東アフリカのある地域では額に刺青をいれたり、またある地域ではとんでもない量の食事を食べさせられたりします。

大食したから大人になるなんて変に見えますが、文化人類学では、こういう儀礼を「通過儀礼」と呼びます。子供から大人になるだけでなく、たとえば独身から妻帯者になるなど、大切なのはその儀礼を「通過」することで時間に「区切り」を入れることなんです。

通過儀礼は、地域ごとに多様なやり方でなされていて、共通点など無いようにも見えるのですが、実は二つの共通点があります。一つ目は、そこではなにか日常的には行わない様な、馬鹿げた、大袈裟なことを行なうということ、そしてもう一つはみんなで集まってバカ騒ぎをするということです。

ここで重要なのは、普通はやらないことをすることで、日常生活からいったん離れることです。そうすることで、ずーっと続いていく時間の中に「区切り」を入れることが出来る。

例えば日本だったら「正月休み」なんかも「通過儀礼」と考えられ、長い休みを取って日常生活から離れて、普段は食べないご馳走を食べて、普段は着ない晴れ着を着て、みんなで集まって騒ぐ。こうやってちょっとした「非日常」を体験し、日常生活からいったん離れることで、古い年を終えて、気分一新新しい年がはじめられる。

そう考えてみると、北九州の成人式は、まさに文化人類学の教科書に載っていても不思議ではない、由緒正しい通過儀礼です。普段は絶対着ない、ありえない色・柄の服を着て、みんなで集まってバカ騒ぎをして「非日常」を体験し、一瞬日常から離れる。普通の服を着て、政治家の話を聞くよりも、よっぽど「区切り」の効果は大きい。

ということでした。

ですが最後に、

だからと言って、もちろん会場をめちゃくちゃにして良いと言っているわけではないですが、「お祭り」なんですから、ある程度までは、やんちゃな格好をするくらいは、「大人の先輩」として認めてあげてもいいんじゃなかなとおしゃっていました。

なるほど、角度を変えて見ると面白いですね！

大人になったなら、その「ある程度」というのが、ルールがなくてもわかるようになると一番いいのかもしれませんね。。。

 

 

 そして、

◆ゲストに２０１４年に「第14 回全日本国民的美少女コンテスト」で音楽部門賞を受賞された花岡なつみさん　に来ていただきました！

 

プロフィール

広島県出身／1996年6月24日生

2015年3月に高校を卒業して地元広島から上京した19歳。地元・広島の名門スクールでシンガーを目指して14歳からボーカルレッスンを積んできた実力派。フレッシュなルックスと確かな歌唱力、低音のふくよかで大人っぽい声が魅力。2014年8月に開催された「第14 回全日本国民的美少女コンテスト」では、8万1,031 人がエントリーする中からシンガーへの登竜門となる音楽部門賞を受賞。受賞後、集中したレッスンを経て2015年3月高校卒業を機に上京。さらにシンガーとして励み、満を持して2015年8月にシングル「夏の罪」でデビューした。2016年1月13日に待望の2ndシングル「Birthdays」リリース予定。

 

三重県の印象をお聞きしてみると、

お母さんと、休みが２日くらいあったら旅行で来たいと話していたとのこと。

国内旅行は、広島にいたころは九州や東京へ旅行へ行ったことはあるですが、真ん中の三重県などは来たことがないそうです。

今回、三重県での滞在時間はまだ短いですから、

ゆっくり遊びに来ていただいて、またそのときの印象もお聞きしてみたいですね（＾＾）

音楽をめざすきっかけは、

歌とダンスを中学２年生からはじめられていましたが、始めはダンスが好きで歌うことは苦手だったそう。

歌っているうちにみんなの拍手などで、歌うことがどんどん好きになっていったということでした。

だれかに喜んでもらえて、歌うことがどんどん好きになっていくのって素敵ですよね！（＾＾）

 

今年のプライベートでの目標は、お料理などの資格をとることだそうですよ。

そんなお話もまた聞けるかもしれませんね。

 

 

 

 また、ぜひゆっくりお話しに来てくださいね！！

 

★★★　　★★★　★★★

 

おや？ここに成人式の方がいっしょに写っている・・・

富田アナでしたか！！！　(その方以外にありません)

いつもとちがってスーツもいいですね！いつもＴシャツしか見ていなかったから・・・(笑)

 

それではまた、

ＥＶＥＮＩＮＧ　ＣＯＡＳＴＥＲ

月　～　水　　１７：００　～　１８：５５

でお会いしましょう！（＾＾）ノ　水曜日はＡＤありささんです！