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皆さんこんばんは☆
ADの白石です!
さて、今日のEVENING COASTERは・・・
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◆SELECT NEW BOOKS
週替わり月一コーナー
毎月第3火曜日は「SELECT NEW BOOKS」のコーナーです!
ご出演頂いたのは、おなじみ、ブックアドバイザーの山上昌彦(やまがみ まさひこ)さんです♪♪
さっそくですが、今日ご紹介いただいた本は・・・
■『赤崎水曜日郵便局』 (楠本 智郎 編著 KADOKAWA)
「水曜郵便局」?「見知らぬ誰かとの片道書簡」?
・・・とは、どういうことなのでしょうか?
◇赤崎水曜日郵便局とは??
熊本県南部の小さな町・津奈木(つなぎ)。
この町の海辺にある廃校になった赤崎小学校。
この小学校を利用した赤崎郵便局は、2008年に始まり、事業として2013年に"開局"しました。
しかしこの郵便局、日本郵政の郵便局ではないんです。
この郵便局へ、「自分の水曜日の出来事」「自分が水曜日に感じたこと、考えたこと」を手紙に書いて送ると、
「誰かが同じように水曜日の出来事、水曜日に感じたこと」を書いた手紙が代わりに自分のところへ届くという、
世界で唯一の郵便局なんです!!
あまりにも普通で、あまりにも感動的で、あまりにも涙が出てくる手紙ばかりなのだとか・・・!
◇赤崎水曜日郵便局は、アートプロジェクト!
この郵便局は、熊本県津奈木町の「つなぎ美術館」が主催する住民参加型のアートプロジェクトなんです。
作家・村上春樹さんも大いなる関心を寄せていた、旧赤崎小学校。
この海の上にうかぶ旧赤崎小学校を舞台に、アートプロジェクトに携わるアーティストや、住民同士の皆さんを結ぶいろいろな物語が生まれています(^^)
◇一般の方々が綴る手紙が、大きな感動を呼んでいます!
EVENING COASTERの中でも一通の手紙を紹介させていただきました。
お父さんの誕生日がちょうど水曜日。
24年間、郵便配達員として嵐の日も雨の日も朝2時に出勤していたというお父さんの思い出、家族の思い出・・・
素朴な物語が胸を打ちますね。。
知らない誰かの「水曜日の物語」が流れ着き、
知らない誰かの元へ旅立つ、洋上の赤崎水曜日郵便局。
手紙を通じた一期一会の一部が紹介されている本です。
ぜひ手に取ってみてくださいね(^^)
実は来月3月31日に閉局予定でもあるという、赤崎水曜日郵便局。
みなさんも、水曜日に手紙を送ってみてはいかがでしょうか?
(詳しくは、この本か、赤崎水曜日郵便局で検索&ホームページをご覧下さいね。)
山上さん、ありがとうございました~~!!