◇ニュース・アイ 志摩市でオリーブの取組み

   2016年4月21日(木) 放送分

 

昨日は、局へ来るまでの車内で涼しい風が欲しいくらいでしたが、

今日は、、、温風が必要でした(^^;)

こんばんは ADのりょうです。

 

 

 今日は、梅の実ではなく、オリーブの話題です↓

 

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第三木曜日は、このコーナー

~ ニュース・アイ ~

中日新聞三重総局 阿部 和久 総局長

 

「オリーブの特産化に向けた取組みについて」

 

のお話を伺いました。

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サミットの開催地でもある志摩市で、1世紀越しの挑戦。

 

志摩市は、昨年2月に

磯部町の市観光農園にオリーブの苗木を植えましたが、

着実に成長し、市民の栽培普及にも力を入れているそうです。

この挑戦の歴史は、1907年(明治40年)まで遡ります。

当時の農商務省がイワシなどの油漬けの缶詰用として国産での自給を掲げ、

三重、香川、鹿児島の3県で実際に植えてみる生産適応調査を実施しました。

 

当時は生育しなかったようで、三重県内では数か所で取り組みが行われ、

志摩市では1911から15年かけて鵜方で栽培しましたが、

どうも暴風雨による塩害で生育しなかったようです。

鹿児島も失敗し、香川の小豆島では成功

いまでは国内有数の産地になっているということでした。

 

志摩市は、欧州の産地に地形や気候なども似ていて

それを生かした地域の振興作物として、

市が再びオリーブ栽培に注目したということです。

 

具体的な取り組みとして、

市は栽培促進に向けて2011年度から苗木の購入費の半額を

補助する制度を設け、その制度を活用して2014念度までに

のべ134人が計1012本を購入。

2015年11月には百五銀行から苗木120本が寄贈され、

市内の農園などに植樹されたとのこと。

当初は80cmだったものが、

今では1.5メートルほどに成長、

昨秋には2キロほどの実を収穫。

 

 市では、県農業研究所から譲り受けた実と合わせ、

計7キロを職員が手作業で絞られたそうですが、

採れたオリーブオイルはわずか40グラムだったとのこと。

「搾り方にも研究が必要」と話されていたようです。


今後は市民を対象としたオリーブ搾りの体験も考えているとのことでした。

オリーブオイルを日常的に使うようになってからの歴史は、

そんなに古くないように思いますが、

こんなに昔から着目され、取組みが行われていたんですね。

 

志摩市のオリーブオイルがいただける日が来るのでしょうか。

楽しみですね。

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昨日のブログにも少し写っていましたが、

スタジオの機材が変わり、

局内ではみなさん大変そうです...。(><)

 

それではまた、

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EVENING COASTER

月 ~ 木  17:00~18:55

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でお会いしましょう  (゚∀゚)ノ