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皆さんこんばんは☆ADの白石です!(^^)
さてさて、今日のEVENING COASTERは・・・
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◆ビジネス・アクティビティ
週替わり月一コーナー
毎月第4火曜日は、「ビジネス・アクティビティ」のコーナーです!
ご出演は、百五総合研究所の 森里 大 (もりさと だい)さんです!
さっそくですが、今日お話し頂いたテーマは・・・
■介護離職
最近耳にする機会が増えた「介護離職」。
親など身近な人を介護するために仕事が続けられなくなり、辞めてしまう事を言いますが、
どういった現状なのでしょうか?
♪介護離職の現状/その原因は??
総務省の調査によると、
働きながら介護をしている人はおよそ300万人。
その中の、およそ10万人が、毎年「介護離職」しているそうです(>_<)
大きな要因の一つは、やはり高齢化。
年齢は人によって異なりますが、75歳以上になると、要介護となる割合がぐっと増えていきます。
そのため、その世代の親を持つ働き盛りの40代、50代の人がやむを得ず「介護離職」するケースが多くなっているそうです。
♪国の政策はどうなっている??
日本の重要な課題の一つである、高齢化、そして介護離職。
昨年9月発表のアベノミクス「新・三本の矢」の中にも、
「介護離職ゼロ」に向けた「施設や在宅サービスの充実」などの対策が盛り込まれています。
またその一環として、来年1月から「改正・育児・介護休業法」が施行され、
介護休業の分割や半日の取得が可能になるそうです。
これによって、仕事との両立に向けて、一歩前進することを期待したいですね。
♪私たちに何かできることは??
「介護離職」が起きるもう一つの大きな要因として、
職場の介護休業への理解不足があります。
総務省調査では、介護休業制度の利用者は、およそ38万人にとどまっているそうです。
働きながら介護している人がおよそ300万人というのに対し、非常に少ない数値ですよね。
先の読める育児と違い、何年続くかわからない介護のために、介護休業を言い出しづらい雰囲気が、
まだまだ多くの会社にあるのが現状のようです。
まずは職場の中で、介護休業について、理解を深める取り組みをして頂きたいですね。
そして懸念される、2025年問題。
団塊の世代のすべての人が、2025年には75歳以上の「後期高齢者」となり、
親の介護をしながら働く人が、ますます増える見込みです。
まずは介護休業制度の周知や、相談しやすい環境づくりなどの取り組みを。
皆さんの職場の中に、「介護で困っている人がいないか」目を向けてみて下さい。
そのことが、同僚や仲間を「介護離職」から守る第一歩になると思います。
これからの時代、社員が互いに支え合える職場づくりが、高齢化が進む日本のあるべき姿とも言えますね。
森里さん、ありがとうございました~~!
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◆こんにちは三重県です
写真は、『こんにちは三重県です』のコーナーに出演頂いた、
三重県男女共同参画NPO課の藤枝 和佳子(ふじえだ わかこ)さんです!

9月23日(金)鈴鹿サーキットで開催される、
「ウイメン・イン・イノベーション・サミット-『WIT2016』」
についてお知らせ頂きました!
藤枝さん、ありがとうございました~~!!
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さて・・・☆本日のEVENING COASTER、いかがでしたでしょうか?
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また明日17時にお会いしましょう★
それではまた☆☆
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