みなさんこんばんは!ADのありさです^^*
あっという間に10月に入りました・・・!
朝晩はだいぶ涼しくなりましたが、県内明日はなんと気温30度という予報も・・・
日中も早く秋らしくなってほしいですね(^^;)
ではでは、今日の放送を振り返っていきましょう♪
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月曜コーナー 『 Focus on JAPAN 』
毎週、気になる「政治」「社会情勢」の話題をピックアップ。
分かりやすく解説しているこのコーナー。
三重大学人文学部の先生方に週替わりで担当して頂きます。
今日の担当は、『経済学』がご専門で、三重大学人文学部 准教授の深井 英喜先生。
今日はお電話でお話を伺いました。
今日の話題は最近このコーナーでも取り上げられています 『働き方の改革』
10月1日から最低賃金額が改定され、安倍政権の強い要望で3割増しと近年で一番の上昇となっています。
ただし、国際比較では日本の最低賃金はまだまだ低いそうです。
もう一つ大きく変わったのが、社会保険の加入条件の目安が10月から年収130万円から106万円になったこと。
そして、内閣府主導で進められている雇用制度改革です。先生の話では、現時点で話題になっているのは"同一労働同一賃金"と"長時間労働の是正"
いま、働き方改革が進められている背景の一つは少子化によって日本人の労働人口が減少し労働力不足に陥る事への懸念だと言います。
人口減による労働力不足問題に備えるには、いまは働いていない人が働くようにすること。
現時点において社会保障の加入条件を引き下げる改革に期待されているのは、この背景への取り組みになることだと深井先生。
つまり、主婦層のパート労働者が106万円に所得を制限するくらいなら、社会保険の負担を気にすることなく、より積極的に就労する姿勢に変化することが期待されています。
また、現在は就労を制限している主婦層や子育て世代の女性労働をより活用していく為には、自由に就業時間が選択できるような多様な働き方、つまり非正規雇用制度などのより一層の活用が求められるそうです。
しかし、このことで問題になるのが雇用形態の違いによって生じる賃金格差・不平等の問題。
そこで議論にあがってきたのが"同一労働同一賃金"です。
現在の働き方改革の議論では少子化に伴う労働力不足問題が中心テーマになりつつあるそうです。
働き方の選択肢を広げ、自分に合った働き方ができるようにすることで、今の制度の下では働くことを諦めていた人々が働けるようにするという事だそうです。
ですが、選択肢が広がり自由に働き方を選べるということは、その選択の結果として生じることも自らが引き受けないといけないと先生。
その中で一点お話し頂いたのが、労働時間に対する賃金の制度から仕事に対する賃金の制度への転換。
「同僚よりいい仕事をしているのに、なぜ同じ給料なのか」「何もしていない上司が自分より給与が高いのはなぜか」そう考えている方は、労働時間ではなく仕事に対する賃金は魅力的に見えるかもしれません。
また、決められた期日までに仕事を終えればいいわけで、自分で仕事をする時間を自由に決められることになります。
子育て世代の方など働きやすくなるかもしれませんね。
しかし、この賃金制度が理想的に機能するためには仕事の量や内容が適正に管理される、または働く本人が決定できることが条件となるそうです。
きちんと機能しなければ働きやすくなるどころか逆に労働強度が上がってしまうことにも・・・
現在の安倍政権の雇用制度改革がこの賃金制度改革を目指しているのか、現時点では定かではないそうですが、近々話が出てくるのではないかと先生。
多くの方々の一日という時間の大半は労働に費やされています。
働き方が変わると私たちの生活も大きくかわりますよね。
今後どのようにこの話題が動いていくか、私たちも関心を持ってみていかないといけませんね。
深井先生、ありがとうございました!
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いかがでしたか?
それでは、EVENING COASTERまた明日、夕方17時です!
聞いて下さいね♪