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火曜トピック・第４火曜日は「ビジネス・アクティビティ」です（＾＾）！

　

ご出演を頂いたのは、百五総合研究所 経営コンサルティング部　川北 晃二（かわきた こうじ）さんです！

　

　

さっそくですが、今日お話し頂いたテーマは・・・！

　

 

　

◆税制改正と女性の働き方

　

　

　

来年１月から、働く人の税金の計算が変わる・・・という話は聞きますが、どうなっていくのでしょうか？

　

　

■平成２９年より、配偶者控除・配偶者特別控除が変わります

　

　

パート勤務の主婦の方などが、もっと働ける環境にあるにも関わらず、

仕事をセーブする・・・といったことは、皆さんの周りでもよく聞くのではないでしょうか？？

　

以前からこれが、女性の社会進出を阻害しているのでは無いかと言われてきました。

それが今回の改正理由なんだそうです。

　

改正点は、大きく２つ。

　

①所得税の計算時に税金がかからないようになる配偶者の年収上限が、１０３万円から１５０万円に引き上げられる

②収入が１１２０万円を超える納税者においては、収入が高くなるほど控除額が少なくなる

　

　
　

■「１０３万の壁」が「１５０万の壁」になる・・・？？

　

　

「所得税の計算上は」、もともとはっきりした壁は無く、従来から配偶者の収入が１０３万円を超えたからといって、世帯の手取りが急に減るような仕組みでは無かったそうです。

　

１０３万を超えると配偶者控除から配偶者特別控除に切り替わり、収入が増えるにつれて段階的に控除額が少なくなるもので、

これは改正後も同じような仕組みとの事。

　

ですが、

・世間のイメージ（税金が発生するので「働き損」との心理が働いてしまう）

・企業の配偶者手当が、１０３万円以下を条件としているケースが多い

・企業の方で「パート雇用は１０３万円まで」といった雇い方が浸透している

・・・などの理由から、いま世間で思われているような「１０３万円の壁」が浸透したと言います

　

一方１３０万円の壁というのは、社会保険制度による壁で、

年収１３０万円以上になると自分で社会保険料を払うことになるので、手取りが減ることになります。

（ちなみに昨年の改正により、従業員５００人以上などの条件で、そのボーダーラインは１３０万円から１０６万円となったそうです）

　

女性の活躍推進のためには、仕組みを変えていく必要がありますが、

いろんな制度が関係し、議論が複雑なんだそうです。

　

今回の税制改正は、影響を受ける人はそれほど多くないと考えられていますが、今後も見直し議論はあることは予想されています。

　

企業へ配偶者手当の見直しが呼びかけられるなど「働き損」をなくす方向に世の中が変わっていくと考えられているそうです。

　

先行き不透明な今日において、夫婦ともに収入アップを目指すことは、家計のリスク軽減に有効。

今のうちに、夫婦で今後の働き方を考えていた方がよさそうですね。

よりやりがいのある仕事探しの面でも、キャリアアップを目指してみてはいかがでしょうか？

　

百五経済研究所では、三重県からの委託により、女性の再就職をテーマにしたサロンを開催します。

　

日時：　３月１２日（日）　午後２時～

場所：　三重県総合文化センター

　　　※無料、託児サービスもあります。

 

申し込みや詳しい内容は、百五総合研究所のホームページに掲載していますので、ご覧ください↓

http://www.hri105.co.jp/index.html

　

　

　

川北さん、ありがとうございました～！！

　

　

　

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