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皆さんこんばんは☆ADのみーこと、白石です♪(^^)
さて、今日のEVENING COASTERは・・・☆
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月曜コーナー 『 Focus on JAPAN 』
毎週、気になる「政治」「社会情勢」の話題をピックアップ!
分かりやすく解説しているこのコーナー。
三重大学人文学部の先生方に週替わりで担当して頂きます。
今日の担当は、『西洋哲学』がご専門で、三重大学人文学部 の、田中綾乃先生。
お電話でお話を伺いました!
さっそくですが、今日お話し頂いたテーマは・・・
◆「嘘をつくこと」についてカント倫理学を中心に考えてみる
なかなか難しそうなタイトルですが、どういったお話なのでしょうか??
・最近の気になるニュースでは・・・
先週は、国会で証人喚問が大きな話題となりました。
証人喚問の席では、もしも証人の供述に嘘がある場合は「偽証罪」に問われる・・ということで
発言の真偽について議論がなされていましたよね。
・「偽証罪」というのは・・
証人喚問以外でも、裁判の席でも同様で、そこでは私たちは「真実」を語ることが義務とされます。
というのも、もしもそこで嘘がまかり通ってしまえば、正当に裁くことができないからです。
私たちは幼いころから、「嘘をついてはいけない」と教えられてきましたし、人間関係や社会も「嘘ではない」ことを前提に、約束を結ぶことができ、さまざまな取引が成立します。
そこに嘘があれば、社会的信用は無くなりますし、人間関係も破綻してしまいますよね。
でも、日常生活の中で、大なり小なり、一度も嘘をついたことがない、という人は・・・
あまりいないのではないでしょうか(><)??
「真実を語ることが義務である」という考え方は、
18世紀のドイツの哲学者カントの倫理学の中で明確にされたものなんだそうです。
・「カントの倫理学」について・・
カントの倫理学は、当時から「規律的過ぎて現実的でない」といわれていたそうですが、その中の一つに「真実を言うことは義務である」という考え方があるそうです。
例えば・・・、
友達が殺人鬼から追われている。
その友達をかくまっているところに、殺人鬼がやってくる。
家の中に友人がいるかどうかと聞かれたら・・・・
カントの倫理学では、こういう状況であっても「嘘をついて、真実を隠す」ことは倫理学的には悪である、というんだそうです。
カントによれば、真実は誰にとっても要求される権利なのだと言います。
たしかに、このようなたとえは極端だと思う方も多いかもしれませんね(^^;)
・真実を語る義務
考え方の背景としては、「言葉」というのは、ギリシャ時代以来、「暗闇を照らす光」であり
「真なるもの」という意味を持っていて、その「言葉」に対する信頼、信用が高いという
ヨーロッパの伝統があると考えられるそうです。
何が嘘か真実かわからない、信用できない、と思うことも多い現代社会。
「言葉」のもつ力や信頼性が失われていますが、
その言葉の持つ力の信頼を回復したい、とも語ってくれた田中先生。
もう一度「真実を語る」という原点に立ち返って、
いま国会を揺るがしている問題についても、嘘をつかずに、真実を語って欲しいですよね。
田中先生、ありがとうございました~!!
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さて、今日はリスナーさんから、
"旦那さんへご飯を作るのが面倒くさすぎる!皆さんはどうですか?"
というメッセージが届きました(^^;)
みなさんどうですか?と富田さんが呼びかけた直後に、
偶然にも(本当に偶然にも!)
部屋の外に通りかかったのが、Ready!月曜パーソナリティの中村友香さん。
主婦でもある友香さんの感想も話して頂きました。
「面倒くさすぎます!」
ということでした・・・(^^;)(笑)
料理の味付けについて、色々言われることを避けるため、
切って準備して、炒めたり味付けしたりを旦那さんにお任せする、
ということもしているそうです!
家事分担制なんですね(゜O゜)
もちろん色んな考えの方がみえると思いますし、
ご家庭によってスタンスが違うと思いますが・・・。
主婦の方目線だと、そう言ってもらえて、胸の中がスカッとした、という方も多かったかも・・・・?
また、富田さんと同じく、
「旦那としては『すみません』っていう感じですが・・・面倒くさ『過ぎる』って・・・泣」
という方も多かったですね(^^;)
ひとつの考え方で、それぞれですからね(汗)
友香さん、そしてメッセージを頂いた皆さん、ありがとうございました~~☆☆
友香さんと、富田さんです☆
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