みなさんこんばんは!ADのありさです^^*
今日は三重県暑かった・・・!
梅雨はいったいどこへやら、夏のような一日でした。
水不足も心配ですよね・・・、水曜日は雨の予報なので少しでも潤ってくれると嬉しいです。
では、今日の放送をチェックしていきましょう♪
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月曜コーナー 『 Focus on JAPAN 』
政治・社会・経済・文化などの分野から、タイムリーなテーマをピックアップ。
分かりやすくお話し頂きます。
担当して下さるのは、『歴史学(日本史)』がご専門で、皇學館大学 文学部長の岡野 友彦先生。
今日はお電話でお話を伺いました。
今日のテーマは『公文書の管理』について
先週、加計学園の獣医学部の問題で文科省が追加調査をしたところ、ないと言われていた文書が出てきたことが話題となりました。
少し前には森友学園の問題や、防衛省の問題、さらに東京都の豊洲移転についての文書が保存されていなかったことなど、色んな所、色んな形で公文書の管理についての問題が出てきています。
公文書については、公文書等の管理に関する法律が平成21年にできていて、この法律にのっとって保存されるべきなんだそうです。
最近問題になっているのは、事務処理上必要な1年未満の文書。
軽微なものについては1年未満・・・つまり保存しなくてもよい、そういった文章がある事です。
これを一年以上に改正すべきとの声もありますが、そうなると保存される文書が膨大な量になってしまいます。
このあたりをどうしていくかが一つの問題になっています。
"ある一定の保存期間を設ける"というのが公文書管理の法律で決められています。
一年未満とされたものはそのまま破棄できますが、それ以上のもので保存期間が過ぎたものは『公文書館』に保管されるか破棄されます。
公文書館には公文書館法というものがあり、行政の保存すべき文書は全て公文書館に保存されます。
国は国立公文書館があり、地方公共団体もこれに準じ、それぞれ設けることになっています。
三重県はレディオキューブからもほど近い、MieMuの中に公文書館の機能を持たせるという事になっています。
三重県の行政に関する決定がどのようにされてきたのか、知りたければMieMuに行って閲覧する権利が私達にはありますが、実際にはあまり知られていません。
また、社会教育施設として『MLA連携』というのが言われています。
MはMuseum、LはLibrary、AはArchives
この3つを揃えて連携しようというものです。
図書館は各地に多く置かれていますが、博物館となると少なく、公文書館となるともっと少なくなります。
本来は、図書館の司書、博物館の学芸員、そして公文書館のアーキビスト、この3つの専門職をそれぞれ国も地方公共団体もおいて管理をしていくことが求められるそうですが、専門職の雇用もまだまだ進んでいないのが現状です。
日本はこれに関してまだまだ遅れていて、それも合わせて進めていかなければいけない、と岡野先生。
全ての文書をずっと残すのは到底不可能です。軽微なものについては一年未満、というのも仕方ないと思います。
しかし、残すべきものはきちんと残し、国民に公開していくということをやっていかないと、健全な民主主義は育たない、そう話されました。
岡野先生、ありがとうございました!
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いかがでしたか?
それでは、EVENING COASTERまた明日、夕方17時です!
聞いて下さいね♪