TOPIC 「ニュース・アイ」⇒伊賀市の空き家バンク

みなさんこんばんは!ADのありさです^^*

今週は木曜日にも登場です♪

ではでは、今日の放送をチェックしていきましょう!


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木曜日の今日は、

週替わり月1コーナー 『 TOPIC 』


第3木曜日は  「ニュース・アイ」

三重の最新のニュース&トピックスを取り上げ、詳しくご紹介します。

ご出演いただいたのは、中日新聞三重総局長  石川 保典(いしかわ やすのり)さんです。


今日の話題は、伊賀市の『空き家バンク』について。


昨年10月にスタート。まだ1年も経っていませんが、これまでに15世帯が移住しました。

空き家バンクの新着情報を掲載しているホームページを見ると54件の物件が登録されていますが、「ご成約」や「商談中」の物件がほとんど。

古民家が人気なんですね。

例えば、築100年の木造二階建ての物件だと、土地の面積が625平方メートル、建物は10DKの138平方メートル。これで値段は630万円だそうです。

だいたい数百万円の物件が大半で、築60年で200万円や築63年で95万円という物件まであるそうです。

それだけ安いと希望者も多そうですよね。

移住を希望している登録者は、物件の倍以上の131人もいて、物件がかなり不足している状態。


市の担当者によると、名古屋や大阪にある程度近い場所で田舎暮らしができることと、市が手厚い支援をする体制をとっていることが人気の理由だと市の担当者の方は話します。

特に市のサポートというのは移住希望者にとってはとても重要

例えば、相続や登記、家屋の解体などが必要となれば関係する団体や業者を市が紹介してくれるなど、市がすべての窓口になっていて、移住後の生活相談にも乗ってくれるそうなんです。

埼玉県上尾市から一家で移住した62歳の男性は、伊賀市への内覧に訪れた際に見た物件が「まるで小津安二郎の世界。ここに住むイメージがわいた」と一目で気に入ったそうです。

下水が完備されていたことも決め手の一つになったようですよ。

この男性が移住した物件は20年間人が住んでいなかったため、庭には木々が生い茂り、家の中にも大量の家具が残されていました。

男性は一足先に移り住み、庭の整備や壁・床の張替えを行いました。

未だに雨漏りには悩まされているそうですが、家族も合流し最近はやっと落ち着いてきたそうで、古民家で店を開くという夢を持っているそうですよ。

この『空き家バンク』最大の課題空き家の登録数が絶対的に不足していること

活用できる市内の空き家は2221件あるそうですが、登録数は54件でわずか2%

市が空き家の所有者にアンケートをとったところ、空き家バンクを利用したいと答えた人は実は46%もいたそうです。

しかし、その6割が県外に住んでいて賃貸なり売却するなりするとなると手間暇がかかり、時間もなく面倒だからと二の足を踏んでしまう人が多いようです。


登録が増えないというのは全国の自治体共通の悩みです。

そこで伊賀市は、7月に国のモデル事業に指定されたことを受け、新しい取り組みをスタートさせます。

空き家が実際にどの程度活用出来るかを把握するためのきめ細かい実態調査を一年かけて行い、空き家バンクの基となるデータバンクみたいなものを整備するそうです。

その上で、移住希望者の条件と合うものがあれば情報を提供していくそうですよ。


伊賀市の空き家バンクのことをもっとよく知りたいという方はこちらのページなど参考にしてみてくださいね!
http://www.city.iga.lg.jp/0000003823.html


石川さん、ありがとうございました!


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8月17日(木)のEVENING COASTER

他にも、

『21世紀のエネルギーを考える会・みえ インフォメーション』

『広げよう、献血の輪!~いま、私たちにできること~』

など、最新のニュース&トピックス&ミュージックと共にお送りしました!


いかがでしたか?

それでは、EVENING COASTERまた来週月曜、夕方17時です!