みなさんこんばんは!ADのありさです^^*
では、さっそく今日の放送をチェックしていきましょう!
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月曜コーナー 『 Focus on JAPAN 』
政治、社会、経済、文化の各分野からタイムリーなテーマをピックアップ。
ご専門の「ポジティブ心理学」の観点からお話しいただきます。
担当して下さるのは、
皇學館大学 文学部 コミュニケーション学科 助教で臨床心理士の川島一晃先生です。
今日のテーマは、『マインドフルネス』
夏休みもあと一週間。親御さんはお子さんの宿題のや二学期の準備など心配されているのではないでしょうか。先生が指導されている学生さんも明日、大学院の試験があり、不安や焦りなどで眠れない日々を過ごされているそうです。
今日はそんなプレッシャーに直面した時に心理学がどう役に立てるか、そんなお話です。
『マインドフルネス』、この言葉をみなさんご存知でしょうか。
Apple社のスティーブ・ジョブズ氏が実践されていたことでも有名になった概念だそうです。
これは、1994年にジョン・カバット・ジンという研究者が体系化した臨床のアプローチで、ポジティブ心理学でも扱われ、カウンセリングなどでも注目を浴びています。
その定義は、「今ここでの体験・経験に評価あるいは判断を加えることなく、今、能動的な注意を向けること」
人間は、先のこと、まだ起こっていないことへの不安・心配、そして終わったことを後悔したりくよくよ悩んだりします。
私たちは"今"を生きていますが、多くの人が未来やあるいは過去を生きている・・・そういうときに悩ましく思うことが多いのでは、と川島先生。
『マインドフルネス』は、「今ここに生きているんだから、今この瞬間に注意を戻してみましょう」という考え方なんです。
これがいま注目されていて、第三世代の認知行動療法と言われています。
たとえば、私たちは呼吸していますが、呼吸に注目して生活している人はほぼいません。
なので今、普段何気なく行っている呼吸に意識を向けてみましょう。
呼吸するとき、吸った時よりも吐いた時のほうが長いですよね。ここに注目することで、まさに今の体の感覚に戻ってこれるんです。
そういった感覚を意識するだけでも少し楽になれることはあるそうです。
「明日の試験が心配」「あの時こうしとけばよかった」と思っている人は、安全で落ち着いた状況の中で、ゆっくり呼吸しながら今手元にあるものに目を向けてみると落ち着けるかも、と先生。
わかりやすく言えば、禅の座禅を組んでいるイメージ。
今体験していることを味わうということは、先週お話しいただいた『グリッド』にも関係し、とても大事なことだと話されました。
川島先生、ありがとうございました!
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今日もいいお天気でしたね~。しかし明日は雨予報。
そして明後日以降は高温に注意と、まだまだ体調管理に注意が必要ですね・・・
みなさんもお気を付けください!
いかがでしたか?
それでは、EVENING COASTERまた明日、夕方17時です!
聞いて下さいね♪