みなさんこんばんは!ADのありさです^^*
9月に入ったら急に朝晩涼しくなった気がします。
カーディガンを一枚羽織って丁度いいくらいの気温が私的に過ごしやすくて好きですね♪
では、さっそく今日の放送をチェックしていきましょう!
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月曜コーナー 『 Focus on JAPAN 』
政治、社会、経済、文化の各分野からタイムリーなテーマをピックアップ。
ご専門の「ポジティブ心理学」の観点からお話しいただきます。
担当して下さるのは、
皇學館大学 文学部 コミュニケーション学科 助教で臨床心理士の川島一晃先生です。
今日のテーマは、『パワーポーズ』
9月になり、新学期が始まりました。
長い夏休みが終わり新しいスタート。
今日は新しいスタートにドキドキしたりプレッシャーを感じているときにどうしたらいいのか・・・そんな心理学のお話です。
丁度、先生の学校の生徒さんも教員採用試験の面接が始まり、緊張している方も多いといいます。
過去に面接を受けたことのある方、これから面接を受ける方、たくさんいると思いますがやはり緊張しますよね。
私も進学時に面接を受けましたが、なかなかうまく受け答えすることができませんでした。
みなさんは、そんな面接のときの待ち時間はどうしていますか?
どのような気持ちで、どのような格好で待っているでしょうか。
やはり緊張や不安から、いろいろ考えてしまったり、服装を何度も正したり、どこか落ち着きがなかったりしますよね。
一時期、アメリカのハーバード大学の社会心理学者、エイミー・カディという人の研究が注目されました。
それは『ポージング、ジェスチャー』
この方は、ジェスチャーが私たちの中身・内容、性格であったりパフォーマンスに影響を及ぼすという研究を発表しました。
例えば陸上のボルト選手。ゴールした瞬間に体を大きく広げていますよね。
これは人間だけではなく、動物も同じで、チンパンジーやゴリラなども嬉しいときには腕を大きく広げ、悲しいときには体を抱えます。
・・・ではみなさん、思い出してみてください。面接を待っているとき、どんなポーズをしていますか?
やはり緊張すると、縮こまってしまいますよね。
エイミーさんの研究では、体を丸めるポーズのことを『ローパワーポーズ』と呼んでいます。
反対に、体を大きく見せるポーズのことを『パワーポーズ』といいます。
この二つのポーズを比べたところ、ストレスホルモンの値が統計学的に差が出ることが明らかとなっています。
被験者の方を二つにグループに分け、3分間それぞれのポーズをとってもらいその後ランダムに模擬面接を行いました。
アメリカの研究ではありますが、最終的に誰を採用したいか聞いたところ『パワーポーズ』を事前に3分間とった人の方がより選ばれるという研究結果も出ています。
『パワーポーズ』をとることにより、自分の持っている力がきちんと発揮されるんですね。
私たちは緊張したりすると自分の能力をフルに出せなくなります。
自分の実力あるいは自分自身のパフォーマンスがしっかりと出せる・・・それに大きく見せるポーズが影響するといいます。
言い方を変えれば『ローパワーポーズ』は必要な力を出し切れないポーズ、そんな風にもとれますね。
面接時、丸まって3分間待っているなら、トイレなどどこか別の場所で大きく体をつくり気持ちを整えて面接に臨む方がよいのではないか、と川島先生。
形から入るということは大事かもしれないと続けて話します。
泣くから悲しいという場合と、悲しいから泣く場合、逆に笑うから楽しい場合と、楽しいから笑う場合。
よくわからないけれど、笑っていると楽しくなってくる、そんなこともありますよね。
先生は、"形から作る自信"というのもあるのではないか、そう最後に話されました。
川島先生、ありがとうございました!
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いかがでしたか?
それでは、EVENING COASTERまた明日、夕方17時です!
聞いて下さいね♪