『 Focus on JAPAN 』⇒3つの良いこと、感謝の手紙。

みなさんこんばんは!ADのありさです^^*

では、さっそく今日の放送をチェックしていきましょう!



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月曜コーナー  『 Focus on JAPAN 』




政治、社会、経済、文化の各分野からタイムリーなテーマをピックアップ。

ご専門の「ポジティブ心理学」の観点からお話しいただきます。


担当して下さるのは、

皇學館大学 文学部 コミュニケーション学科 助教臨床心理士川島一晃先生です。

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今日のテーマは、『3つの良いこと、感謝の手紙』

今年も早いものであと一か月余り・・・。 12月は師走。

社会人の方は年賀状の準備に追われたりという方も多いのではないでしょうか。

今日はそんなカードについてのお話です。

以前、ポジティブ心理学的介入の一つとして、「3つの良いこと」という方法をご紹介いただきました。

これは、「良かったことを3つ挙げて、その理由を書き出してみる」という方法です。

それと並んで、相手に感謝の手紙を書くというエクササイズがあります。 これも同じく効果的な方法なんだそうです。

長い手紙ではなく、自分の感謝を伝えたい人に、どういった気持ちを伝えたいかをカードに書いて贈ると仮定して、実際に書いてみるというもの。

この二つは有名な介入方法で、実証的なデータでwell-being、心の健康を上昇させることがわかっています。

心配や不安などネガティブな感情はぺたりと私たちに貼りついてなかなか取れません。

ポジティブな気持ちは、瞬間瞬間にたくさん埋まっているものですが、さらさらしていてくっつきにくい・・・そんなイメージだと川島先生。

相手にカードを贈る時、贈る相手やメッセージを考える時間、書いている時間、カードを選ぶ時間実はこの瞬間瞬間にリッチなポジティブ感情を手に入れることができるといいます。

師走で何かと慌ただしくあっという間に時間が過ぎていきますが、同じ時間を使うならこういったことに時間を使ってみるとポジティブになれるチャンスがあるといいます。

シンプルに何を書こうかと考えているとき、その時間は贈る相手のことを考えていますよね。

その時間は素敵な時間だと先生。

忙しい中に書くカード、年賀状は大変ですが、儀礼的、習慣として書くのではなく、「その人」に伝えたい想い、気持ちを探して表現する、「その人」へ対する想いと向き合うことは忙しい時期だからこそ贅沢な時間の使い方なのかもしれませんね。

川島先生、ありがとうございました!



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18時22分ごろからはこの番組!


『肺、おさむに聴け! ラジオを聴いてLung Lung Lung』





肺・呼吸器疾患の最新の医療情報を伺います。

日々、最前線で患者と向き合う医師の率直な言葉から、医療にかける思いと可能性を感じてください! ご出演は、

松阪市民病院・呼吸器センター長 畑地 治先生です!



今日はリスナーさんからのメールをご紹介します。

Q.以前、肺がんの薬は高いというニュースを見て、自分が肺がんになったら治療費を払えるのかと不安になりました。平均的な収入でも治療費を払えるものなのでしょうか。

先生のお答えとしては「払える」そうです。

日本には高額療養費の給付制度があります。 例えば100万かかろうが200万かかろうが、ある一定の金額を頭打ちにして数か月後に払い戻してくれる制度。

ただ、一時払いとして、例えば200万かかったとしたら200万×3割で60万は支払わないといけません。

しかしそのまえにある程度自分が支払うことが困難だと予測できる場合、治療を受ける病院に届け出をすると手続きをとってくれます。

その人の収入により異なりますが、5~20万円ほどを上限としてそれ以上はどれだけかかっても払わなくてよいという制度も。

ただし保険範囲内の治療になります。 高度先進医療は自費。でも、普通の保険診療で日本の医療レベルは世界一だと先生。 日本ほど、どんな薬も保険診療で使える国というのは世界にないそうなんです。


例えば、ヨーロッパなんかでは医療費が全額無料というところもありますよね。

ただ、使える薬に大きな制約があるそうなんです。日本でいうような高額な治療薬は高齢の方には使えないところも。

国民の医療費をすべて無料にするには高額の薬は使えない制度を作る必要があり、例えば透析医療なら60歳以上は保険ではできないという国が多いそうなんです。


日本はある程度自己負担はありますが、高度先進医療を受けなくてもどんな治療でも保険の範囲内で受けることが出来ます。

高齢者だからこの薬は使えないといったことはありません。

日本はそういう点でバランスが取れていて、すごくありがたいと先生。 無料を目指すと逆に医療の質が落ちるそうです。

ヨーロッパなど医療が進んでいるように言われます。

ですが、確かに金銭的負担は少ないかもしれませんが医療サービスの質としては日本と同じレベルではないそうです。

先生は、「日本の医療は本当によくできている、この医療制度をなんとかして守っていく必要が我々医療従事者にはありますし、みなさんのご協力も必要だなと思っているところです。」そう最後に話されました。


さて、このコーナーでは畑地先生への質問をお待ちしています。

この番組ブログ横のバナーから送ってくださいね!

お送りいただいたメッセージを番組でご紹介させていただいた方には、松阪市民病院 呼吸器センターのオリジナルグッズをプレゼントします!

今月は畑地先生のイタリア土産です!

ぜひ、みなさんからのメッセージお待ちしています!


畑地先生、ありがとうございました!




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いかがでしたか?

それでは、EVENING COASTERまた明日夕方17時です!

聞いて下さいね♪