● 2018年1月30日(火) 放送分
こんばんは、ADのりょうです。
今週から、
いつもの第2スタジオが改装工事のため、
いつもと違う第3スタジオからお送りしています♪
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◆ビジネス・アクティビティ
週替わり月一コーナー
毎月第4火曜日は「ビジネス・アクティビティ」のコーナーです。 ご出演頂いたのは、百五総合研究所の滝川 綾菜 (たきがわ あやな)さんです。
今日お話頂いた内容は・・・
三重県の農業とGAP
GAPとは、
グッド アグリカルチュラル プラクティスの略で、
日本語では、「農業生産工程管理」。
さまざまな法律に則り、農業生産の各工程の管理・改善を行うことで可能になる農業の持続性を認証する制度。
新聞などで、
「東京オリンピックで日本の食材が使えない可能性がある」
といった内容が取り上げられました。
2020年の東京オリンピックでは、
「持続世可能性に配慮した調達コード」というものが
策定されたため、GAP認証を取得した農業の農作物
というのが東京オリンピックの選手村などで使用される
食材の前提条件となる。
そのGAPの中でも、グローバルGAP、アジアGAP、
JGAP認証のどれかを取得していることが必要で、
それ以外は認められていないので、
東京オリンピックに出せる食材は少ないといえる。
今のままだと東京オリンピックを日本の食材だけで賄うのは難しい。
三重県内の農業の現状
・温暖な気候と名古屋・大阪の二大消費地に近い立地条件を活かし、
多様な農業が展開されている。
・農業産出額は、昭和60年以降、減少傾向。
・耕作面積は年々減少し、反対に
耕作放棄地面積は山間地域を中心に増加。
・農業従事者の不足。
農家数・農業就業人口は、年々減少しており、
その中でも65歳以上は全体の40%を占め、高齢化が進んでいる。
・株式会社として農業を行う、農業生産法人の参入が増加している。
一般企業のように、農業を行う団体が増えている。
三重県ではGAPを普及させようと、昨年の7月24日に、
「若者や生産者とともにGAP認証の取得に挑戦する」と、
鈴木知事とJA三重中央会の谷口会長が、
都道府県で3番目という速さで宣言。
県全体でGAPに取り組み、多くの農業がGAP認証を取ることができれば、
東京オリンピックに三重の食材がたくさん並ぶのも夢ではない。
東京オリンピック以外でもGAPを取得するメリットが、
海外輸出。
GAPの考え方は元々海外、特にEUが主流。
そのため、海外輸出する場合GAP認証をしていることが前提となっているので、
認証を取得することで、海外輸出を積極的に行うことが可能に。
さらに、
GAP認証を取得した食材やそれを扱った加工品にGAP認証を取得したという表示ができる。
(ただし、アジアGAP、JGAPのみが表示可能)
より多くの農業者に、GAPの認証の取得に取り組んでいただき、
世界中の方々に日本の良質な食材を食べていただけたらうれしいです。
ということでした。
滝川さん、ありがとうございました!!
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◆ こんにちは三重県です
今日は、三重県 農山漁村づくり課 の 保田 稔(やすだ みのる)さんにご出演いただきました!
今日ご紹介いただいたのは、 「三重フリープラン移住スタディツアー」について。
この「三重フリープラン移住スタディツアー」は、
農林漁業への就業・移住に関心の高い方や田舎暮らしを体験してみたい方を対象に開催。
津市、大台町、大紀町、紀北町、熊野市の5か所の中から、
ご自分の都合の良い日を選んでいただける。
1日1組5人まで。
参加費はお一人様3,000円。
移住を希望される方も、
いきなり行政機関に相談するのはハードルが高いかもしれないので、
まずは、希望する地域で1泊してもらい、
地域の暮らしの良さや農林漁業にふれていただける。
ツアーの申し込みは、
(株)観光販売システムズまで。
詳細は、HPから。
お問合せ先
三重県農山漁村づくり課
電話 059-224-2518 まで
保田さん、ありがとうございました!!
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昨年改装された黄色を基調とした第3スタジオ♪から生放送
こんな感じでお送りしています♪
音はいかがでしょうか?(^-^)
明日は、ピンチヒッター代田アナウンサーの登場ですよ!!
それではまた
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EVENING COASTER
月 ~ 木 17:00~18:55
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でお会いしましょう
( ´ⅴ`)ノ またあした、よろしくおねがいいたします♪♪