三重県でも導入!モバイルファーマシーとは?

みなさんこんばんは!ADのあさみんです^^* さぁ、今日の放送をチェックしていきましょう♪

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木曜コーナーは『NEWS EYE』

ご出演は、中日新聞三重総局長  石川 保典(いしかわ やすのり)さんです。

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みなさん、モバイルファーマシーってご存じですか?


ファーマシーは、薬局ですが
普通の薬局ではなくて、災害時に被災地に出動する車の移動薬局のことです。

三重県の薬剤師会が中部地方では初めて導入しました。

ライフラインが寸断され、薬局も機能を停止して
医薬品の供給体制が滞るような大規模災害に見舞われた被災地に出動して、
医療用の医薬品を必要とする被災者の人たちにその場で調剤して提供することができるんだとか。

専門の機器が載っているので、
これまで被災地では出しづらかった粉薬や注射薬の処方が可能になるそうです!


車体は、キャンピングカーを改造したもので、
キッチンなどがあったスペースに、無菌状態で薬剤を調合できる機器や、
調剤に必要な電子天秤、薬を自動で小分けする分包機、薬の棚などが設置してあるそう。

就寝スペースはそのまま残しており、薬剤師の方は車の中で寝起きができるということです!

実際に出動する際は、
県内の協力薬局で必要な薬を詰め込み、薬剤師が3人一組で被災地に向かいます。

一昨年の熊本地震でもモバイルファーマシーは活躍し、
三重県の薬剤師会から現地に派遣された小林竜也さんは、
和歌山県から出動した車を使って薬を処方したそうです。

避難所の人が普段のんでいる高血圧や糖尿病などの薬を提供し、
現地の医療チームが出す処方箋にも対応できたそうですよ!

さらに、「避難所でノロウイルスやインフルエンザが拡散しないよう
患者に素早く対応することもできた」といいます。



まさに、薬剤師版の救急車!!

南海トラフ巨大地震の発生が迫っているとも言われていますし、
三重県にとってもモバイルファーマシーは重要な装備ですね。


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石川さん、ありがとうございました。 来月も宜しくお願いします!

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2月15日(木)のEVENING COASTER

他にも、

『21世紀のエネルギーを考える会・みえ インフォメーション』

『広げよう、献血の輪!~いま、私たちにできること~』

など、最新のニュース&トピックス&ミュージックと共にお送りしました!

それでは、EVENING COASTERまた来週月曜、夕方17時にお聴きください!