みなさんこんばんは!ADのありさです^^*
機材は3スタと同じらしいのですが、ディスプレイの位置などが変わっていて少し戸惑いつつ今日の放送を終えた富田さん。
まだまだ覚えることが多そうです( ゚Д゚)
ではでは、今日の放送をチェックしていきましょう!
.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+
木曜日の今日は、
週替わり月1コーナー 『 TOPIC 』
第1木曜日は 「Let's Healthy Life」
三重県立看護大学のご協力のもと、心と体の健康に役立つ話題をお届けします。
ご出演いただいたのは、
三重県立看護大学 助教で基礎看護学がご専門の鈴木聡美さんです。
今日の話題は、『入浴の効用』について。
普段何気なく入っているお風呂。実は入浴することで私たちの身体はいろいろな影響を受けているそうなんです。
入浴には三大作用があり、それは温熱作用・静水圧作用・浮力作用というもの。
まず一つ目の温熱作用。
その名の通り、湯の温かさによってもたらされるものです。
38℃~40℃くらいの適温の湯につかると、身体の表面の皮膚温が高くなり、毛細血管の血流がよくなって身体全体が温まります。
また副交感神経を刺激し、血管が拡張して血液循環がよくなったり、筋肉がほぐれるなどの効果もありリラックス効果が大きいと言われています。
しかし反対に42℃以上の高温のお風呂に入った場合、血管は収縮して血圧が上がり、筋肉も収縮、心拍も速くなります。
目的によってはいい効果があり、気持ちをしゃっきりさせたい時などには効果的ですが心臓に負担がかかるため、心臓に病気のある方や血圧が高い人などは高温での入浴は避けた方が安全だそうです。
二つ目は静水圧作用といって、水の重量による圧力のこと。
普段の生活の中では重力の影響で、血液は足の方に多く集まりがち。夕方になると足がむくんできますよね。
でも、入浴してお湯の中に入った場合、水圧によって足の血管が押され足にたまった血液が心臓に押し戻されて全身の血液循環がよくなるとか。
また腹部にかかる静水圧で呼吸回数が増え、心肺機能が高まるとも。
しかしこの静水圧にも少し注意が必要です。腹部や胸部への高い圧力は循環器系や呼吸器系に負荷がかかるため、心臓や肺に慢性疾患を持っている方や高血圧の方は、あまり負荷をかけないように半身浴の方がいい場合もあるそうです。
3つ目は浮力作用。
お湯につかることによって浮力が働き身体が軽くなるため、普段体重を支えている筋肉や関節の負担が減って、全身のリラックスにつながります。
そして、お湯につかるということだけでなく、入浴に伴う他の行動にも人間の身体に大きな影響を与える事があるといいます。
その中でも寒い季節に注意が必要なのは、急激な温度差に身体をさらすこと。いわゆるヒートショックです。
暖かい居間から寒い脱衣所に移動し、さらに服を脱いで裸になると身体から熱を奪われないように血管が収縮して血圧が上昇します。
そのままお湯につかると今度は身体が温かくなり、血管が拡張して血圧が下がります。急激な血圧の低下から意識を失ったり、度重なる血圧の変動から心筋梗塞や脳梗塞などを起こしてしまうことも・・・。
特に循環器系に持病のある方や高齢の方は要注意!
ヒートショックを予防するためには、温度差をなくすことが大切です。脱衣所を暖房で暖めたり、浴槽のお湯やシャワーの湯気で浴室を暖めてておきましょう。
お風呂の椅子もお湯をかけて温めたほうがいいそうですよ。
また、お風呂につかる前にかけ湯も大事。手足の先など心臓から遠いほうからかけ湯をしてお湯の温度に体を慣らすようにしてください。
鈴木さんによると41℃以下のお湯で入浴したほうがよいそうです。
日本人にとってお湯につかるという事は文化の一部としてかかせないですよね。
入浴の効用や身体に与える影響をを理解して、安全で気持ちいい毎日の入浴を楽しんでくださいね。
鈴木さん、ありがとうございました!
.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+
3月1日(木)のEVENING COASTER
他にも、
『21世紀のエネルギーを考える会・みえ インフォメーション』
『広げよう、献血の輪!~いま、私たちにできること~』
など、最新のニュース&トピックス&ミュージックと共にお送りしました! いかがでしたか?
ちなみに新しい第2スタジオはこんな感じ・・・☆
床も絨毯からフローリングになったり机も作業スペースが増えたりとがらりと変わっています。
私たちは以前は富田さんの後ろ側に座っていたのですが、現在ADの定位置模索中です・・・(笑)
それでは、EVENING COASTERまた来週月曜、夕方17時です!