『Focus on JAPAN』⇒読書の秋

みなさんこんばんは!ADのありさです^^

昨夜三重県を通過した台風24号。今回も大きな爪痕を残していきました。

県内ではまだ停電しているところもあるそうなので、該当地域のみなさんどうぞ気を付けてお過ごしください。



ではさっそく、放送を振り返っていきましょう~






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月曜コーナー
  『 Focus on JAPAN 』



タイムリーな話題をピックアップしてお話しいただきます。

担当して下さるのは、

皇學館大学 元教育学部長で現 特命教授 深草 正博先生です


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今日のテーマは『読書の秋』

10月に入り、いよいよ秋ですね。

秋といえば、食欲の秋やスポーツの秋、そして読書の秋ですよね。

今日は読書についてお話しいただきました。

1週間に1冊を目標としてずっと読み続け、学生時代から今までで合計2189冊の本を読んだという深草先生。

「読書ノート」をいうものをつけて、何を読んだかきちんと記録しているんだそうです。

そんなにたくさん読んで読むものがなくなっちゃうんじゃ・・・なんて思ったりもしますが

実は日本で年間の新刊書は約78000冊(2012年)もあるそうなんです・・・!

これだけ本を読んでいる先生でも、自分の人生や研究に影響を及ぼしたのはたった4冊なんだとか。


では何のために本を読むのか。それは自分の成長のためだと話す深草先生。

私も本を読みたいとは思いつつも、なかなか実行に移せていない一人。

そんな人もせめて1日10ページ、時間にして30分程。するとひと月で300ページ、年間で3650ページ読んでみましょう。

200ページの新書だと年間20冊は読める計算です。


本を読むことで、その内容を記憶することから考え方を学ぶことができるといいます。

優れた発想やアイデアが浮かぶようになり、時には自分の考えがひっくり返る事も。

韓国の民話で「三年とうげ」という話があります。

三年峠と呼ばれる場所があり、そこで転べば三年しか生きられないと伝えられていました。

ある日、その三年峠で転んでしまったおじいさんがいて、あと三年しか生きられないと病気になって寝込んでしまいます。

すると、お見舞いに訪れたトルトリという少年が「二度転べば六年、三度転べば九年、四度転べば十二年。何度も転べば、ううんと長生きできるはずだ」といいます。

するとおじいさんはすぐに三年峠に行き何度も何度も転んだ・・・そんなお話。

三年しか生きられない、しかし考え方を変えればあと三年は生きられる。

発想の転換も本から学ぶことが出来ます。

また、私たちにとって当たり前になっていることに疑問を抱くようになるといいます。

それがまた発想の転換につながるそうです。

塵も積もれば山となる。

みなさんもこの秋、ちょっとずつでも本を読むことを始めてみてはいかがでしょうか?

深草先生、ありがとうございました。






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18時22分ごろからはこの番組!



『肺、おさむに聴け! ラジオを聴いてLung Lung Lung』



肺・呼吸器疾患の最新の医療情報を伺います。

日々、最前線で患者と向き合う医師の率直な言葉から、医療にかける思いと可能性を感じてください!

ご出演は、

松阪市民病院・呼吸器センター長 畑地 治先生です!



     ★★★ 祝☆1周年! ★★★            

昨年の10月2日にスタートしたこの番組、ちょうど1周年を迎えました!(日付的には明日ですが(笑)


「この番組続けてきて楽しかったですね。皆様から声かけられるときもありますしこういう風に生で皆様にお話が伝えられる機会っていままでなかったんで、ラジオを通して肺の話、呼吸器の話にとどまらず健康の話やその他もろもろ、我々のイベントの告知もできて幸いですね」


いつも応援してくださってありがとうございます!



さて、欧州呼吸器学会が開催されていたパリから帰っていらっしゃった畑地先生。

呼吸器疾患はたくさんありますが、今回のトピックとしては喘息。

重症喘息の治療がかなり進歩してきているそうです。

喘息の吸入薬でなかなか治らなかった人に対する次の一手がなかったそうですが、様々な注射剤がでてその進歩が目覚ましく、次々と新しく開発されている抗体製剤についてがトピックとして多かったそうです。

そこで新しい情報と技術を知り、治療に取り入れていくんですね。

さらに、自分たちが行ってきた研究成果の発表の場でもあるといいます。

他にも様々な学会に参加されていて、現在カナダで行われている世界肺がん学会にも他のメンバーの方が参加しているそうです。

学会発表や論文投稿が日ごろの医療の一つの目標になっていることはいいことだと先生。

「目標がないと人間は勉強しないし研究しない。患者さんの診療をアップトゥデイトにやっていくには、勉強しなければいけないし研究しなければいけないし、そういう意味で学会、国際学会も含めて参加していくのは非常に大切なことなんじゃないかなと思ってます」

また、学会で発表すると他人からの批判を受けます。その批判を素直に受け止めて次の糧にしていきたい、そう話す畑地先生。

自分たちが行っている治療をまとめて報告する、間違っていた場合批判を受ける、すると修正が入ります。

そういうことの積み重ねでよりよい呼吸器センターを目指していきたいと話されました。




さて、このコーナーでは畑地先生への質問をお待ちしています。

この番組ブログ横のバナーから送ってくださいね!

お送りいただいたメッセージを番組でご紹介させていただいた方には、松阪市民病院 呼吸器センターのオリジナルグッズをプレゼントします!

ぜひ、みなさんからのメッセージお待ちしています!

畑地先生、ありがとうございました!





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いかがでしたか?

2週間ぶりのAD。何か忘れていないかとドキドキしながら仕事していました(笑)

それでは、EVENING COASTERまた明日、夕方17時です!

聞いて下さいね♪