みなさんこんばんは!
今日のADは白石が担当しました!
さっそく、放送を振り返っていきましょう~
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月曜コーナー
『 Focus on JAPAN 』
タイムリーな話題をピックアップしてお話しいただきます。
担当して下さったのは、
皇學館大学 元教育学部長で現 特命教授 の
深草 正博先生です!
今日のテーマは、
「2月という月について」。
☆2月が1年で最後の月だった??
むかしむかし、2月はなんと、
今でいう12月にあたったんだそうです。
古代ローマで、
ローマ建国の祖・ロムルス。
(この名前から"ローマ"になったそう!)
ロムルス暦という暦を作りました。
しかし、1月から10月の、
304日しかなかったそうです。
残りがあるとわかってはいたものの、
寒さが厳しく、冬ごもりの季節で
「名づける価値もない」
と名前をつけなかったんだそうです。(!)
でもやはり不便!不都合!ということで、
ロムルスのあとの皇帝ヌマが、
第11カ月目として、Januarius
第12カ月目として、Februarius
としたといいます。
フェブルアリウス(現在でいう2月)は
1年の最後だったんですね(><)
以前もお話ありましたが、
ヤヌアリウスにはヤヌスという神が入っており、
出口と入り口の神、ということで、
一番初めがふさわしいだろう!ということで
トップになった...
そんな歴史があったんだそうです。
☆フェブルアリーの意味
ロムルスの時代、
「ローマは一日にしてならず」。
ロムルスはローマを保つため、
逃亡した奴隷や凶悪犯などの無法者をあつめて
人数を揃えたんですが...。
女性が足りない、ということで、
ローマ兵士たちは女性略奪計画を立てて、
8月の穀物の神様のお祭りに競馬大会を開催して、
サビニ人の男たちが競馬に夢中になっている間に
娘たちを強奪。
無理やり妻にしてしまったそうです。。
これが「サビニ戦争」へと発展しました。
しかし当の女性たちが戦争を何とか
食い止めようとして、休戦となった。。
ヌマの時代になると、
ローマの冒した過去の痛ましい罪を償うための
贖罪の神として「Februus(フェブルース)」
を祀りました。
2月にFebrualia(フェブルアリア)
という祭りを催し、
サビニ戦争の戦死者たちの霊をなぐさめたといいます。
☆なぜ2月だけ28日?
シーザー、カエサルが「ユリウス暦」という
今とほぼ同じ暦を作った時に
奇数月を31日とし、
偶数月を30日として、
既に2月だけ29日 としていたそうです。
365.25日という日数で、
ほとんど現在と変わらないそうです~!
昔の人がなぜわかったのか、、すごいですよね。。
さらに後日譚があります...
カエサルを継いだオクタビアヌスは
クレオパトラと戦って勝った人物で、
「アウグストゥス」という称号を獲得。
戦勝記念が8月だったため、
「アウグストゥス」を8月に入れることにします。
そして8月を31日に格上げ!
2月を1日マイナスして、
28日としたんだそうです(^^;)
これにて、ひと月の日数が31日ない月は
に(2)し(4)む(6)く(9)さむらい(11)...
となって、現在の形が出来上がったんだそうです!
すごい話ですね!(゜_゜)
また、ドイツ語ではHornung(ホルヌング)
という単語があるのですが
すみっこ、私生児、分け前の少ないもの
という意味があるそうです。
まさに、最初は12月(すみっこ・はしっこ)
日数の少ない(分け前の少ない)、
ちょっと外されちゃったような...ということで、
栄光の月と2つあわせて考えてみると、、、
2月の意味がわかってきますね。。。
今日も面白い歴史のお話!
深草先生、ありがとうございました!
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18時22分ごろからはこの番組!
『肺、おさむに聴け! ラジオを聴いてLung Lung Lung』
肺・呼吸器疾患の最新の医療情報を伺います。
日々、最前線で患者と向き合う医師の
率直な言葉から、医療にかける思いと
可能性を感じてください!
ご出演は、おなじみ...
松阪市民病院・呼吸器センター長 畑地 治先生です!
今週はリスナーさんからのメールをご紹介しました。
四日市 N95さん(女性)からの質問
肺と言えば「結核」をイメージしてしまいます。
昔は隔離病棟に入院して家族も周囲も
全員検査対象と聞きましたが、
今は治る病気と何かに書いてありました。
一般にどのような治療をするのでしょうか?
またそのような人がいたら周囲はどうしたら
よいでしょうか?
正しい知識を教えてください!
☆結核伝染力が強い
結核は、世の中ではしかに次いで伝染力が強い
と言われています。
気を付けなければいけないわけですが、
「伝染する結核」は、菌を持っている人が
咳やくしゃみをすることで伝染する...、
というものなんだそうです。
外来の人の多くは、
既に菌が消えているため、そのような場合は
うつることはありません。
必要な時期は、ちゃんと病院に入院している
ことが多いので、そこまで神経質になることは
ないんだそうです。
☆治療
治療では、
薬4種類を2か月、
あと2種類を4か月程度飲んで、
半年きっちりと治療することが
大切だといいます。
きっちり守られなかったら、耐性がついてしまって
難しい状況になってしまいます。
もともと結核にかかりやすい方は、
抵抗力が弱っている人、
不規則な生活を送っている人、
なんですが...
この「不規則な生活をしている人」が
規則的に薬を飲んでくれなかったりするそうです。
「きっちり出された薬を飲む」
これが大切なんだそうです。
中途半端にしてしまうと、
菌に薬がきかなくなってしまう(耐性)
と言います。
また、合併症、糖尿病などがある人は
長めに治療が必要かもしれません。
自分で節制して、食生活を正すことが大切なんだとか。
☆最近また流行っている??
一時期ほぼ無くなったかと思いきや、
最近また出てきているそうです。
ご高齢の方や、外国人の方に多い傾向があるといいます。
特にご高齢の方は、いつもと違うなと思ったら
すぐに病院にかかるようにしましょう。
さて、このコーナーでは
畑地先生への質問をお待ちしています。
肺のことや他の病気のこと、
それ以外でもOKです。
この番組ブログ横のバナーから送ってくださいね!
お送りいただいたメッセージを番組で
ご紹介させていただいた方には、
松阪市民病院 呼吸器センターのオリジナルグッズ
をプレゼントします!
市民講座にもぜひお越しください♪
市民公開講座
日時:3月21日(木・祝)開演14時~
場所:クラギ文化ホール
詳しくは松阪市民病院呼吸器センターのサイトをご覧くださいね!
畑地先生、ありがとうございました!
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いかがでしたか?
それでは、EVENING COASTER
また明日、夕方17時です!
聞いて下さいね♪