『Focus on JAPAN』⇒ヴァレンタインデーと涅槃会

みなさんこんばんは!ADのありさです

2月も後半。一番寒い時期ではありますが、今週は気温が高い予想です。

番組内でもお伝えしたとおり、明日は雨。

そして、そのあと花粉が大飛散の予想が・・・!( ;;;゚Д゚)

今年は去年の2倍、平年の3倍飛散するようなので、花粉症の方ご注意ください・・・!

まだデビューしていないという方もマスクなど予防していただいた方がいいかもしれませんね。



ではさっそく、今日の放送を振り返っていきましょう~!




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月曜コーナー
  『 Focus on JAPAN 』



タイムリーな話題をピックアップしてお話しいただきます。

担当して下さるのは、

皇學館大学 元教育学部長で現 特命教授 深草 正博先生です

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今日のテーマは『ヴァレンタインデーと涅槃会』



バレンタインデーが2月14日、涅槃会が2月15日ということでお話しいただきました。

まずはバレンタインデー。今では女性が好きな男性にチョコを贈る日ですが、もともとはキリスト教の聖職者・ヴァレンティーノが処刑された日なんだそうです。

このヴァレンティーノ、医学を学んでいましたが信仰心に熱く後にローマ司教となり、キリストの愛と説いた人物。しかし当時のローマはキリスト教は迫害されていました。

時の皇帝クラウディウスは、ローマ兵を勇猛なままに保つため、結婚を禁じていました。

ですがヴァレンティーノはそれに抵抗し、恋人達を密かに結婚させていたのですが、

皇帝崇拝を拒否し、キリスト教を信仰し結婚禁止令に違反したとして269年2月14日に首をはねられます。

その後、1644年に聖人として列せられ、2月14日が祝日となったのです。


では、なぜチョコレートを贈るのか。

先生によると、大正15年(1926年)にロシア革命を逃れて神戸に移り住み、日本で初めてそれまでの板チョコや玉チョコなどの大衆的な駄菓子から、高級な洋菓子へとチョコレートの地位を高めたのが、白系ロシア人・ヴァレンタインという人だったそうです。

そこから、バレンタインとチョコレートが結びつく理由の一つではないかと話します。


続いては涅槃会。あまり聞きなじみはないかもしれませんが、涅槃会とは仏教の三大聖日の一つで、お釈迦様の死を追悼する行事で2月15日に行われます。

涅槃とはサンスクリット語でニルヴァーナという意味。仏教において、煩悩を滅尽して悟りの智慧(菩提)を完成した境地のこと。

お釈迦様はシャカ族の国王の王子として生まれ、何不自由なく育てられ16歳で結婚、1児の父にもなります。しかし「生・老・病・死」(四苦)に悩み、王宮での無為の生活に耐えきれず、妻子を残して29歳で出家します。その後、35歳で悟りを開きます。

釈迦の教えの一つに、2つの極端を避けるというものがあります。

1つは、もろもろの欲望にひたすら執着する、快楽主義

2つめは、自分をひたすら苦しめる、苦行主義

これらの極端を避けよという「中道」という教えがあります。

この教えが、私たちにとっても大切な教えなのではないかと深草先生は話されていました。

もろもろの欲望に執着せず無欲に、というのはなかなか難しいのかもしれませんが・・・私も心に留めておきたいと思います。



深草先生、ありがとうございました!



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18時22分ごろからはこの番組!




『肺、おさむに聴け! ラジオを聴いてLung Lung Lung』



肺・呼吸器疾患の最新の医療情報を伺います。

日々、最前線で患者と向き合う医師の率直な言葉から、医療にかける思いと可能性を感じてください!

ご出演は、

松阪市民病院・呼吸器センター長 畑地 治先生です!



今日はリスナーさんからのメッセージをご紹介します。

Q.うちの娘は3歳に小児喘息を発症してから今現在中学年生。ずっと喘息とお付き合いしています。通っていた病院の先生に、大きくなると完治することもあるというような話も聞きましたが、娘は症状こそ少しは軽くなりましたが、発作は定期的に起こってしまいます。やはり完治は無理なのでしょうか。


なかなか難しい質問だと畑地先生。

しかし小児喘息の場合、完治することもあるといいます。

子供から大人に変わる、ちょうど高校生から大学生になるころが一番喘息の症状が消えやすいといいます。

ただし、その頃に喘息の発作が起こらないようにもっていかないといけないそうです。

そのためには、吸入薬を発作時に使うのではなく定期的に使うこと

それが一番の治療で、9割以上の確率で続けると喘息の発作自体起こらなくなると先生。

吸入ステロイドも常用量使う分には副作用もないそうで、気にせず使ってもらって、喘息の発作がそもそもない、夜間も苦しくないといった状況に持っていければ、高校生から大人になる過程で治る可能性は十分にあるそうです。

「夜に喘息の症状がでるということからおさらばする治療をしていかないといけないと思うんです。そのためには吸入ステロイドの入った吸入薬をきっちりと吸う。そういうことを続けるとそもそも発作は起こらなくなる。そんな状況で高校生になったら本当に治ってしまう確率がある」

発作の時に気管支拡張剤の吸入薬を使うことは仕方ないことだが、必ずしもいい治療ではないと先生。

定期的にきちんと吸入していただくことが大切だそうです。




さて、このコーナーでは畑地先生への質問をお待ちしています。

肺のことや他の病気のこと、それ以外でもOKです。

この番組ブログ横のバナーから送ってくださいね!

お送りいただいたメッセージを番組でご紹介させていただいた方には、松阪市民病院 呼吸器センターのオリジナルグッズをプレゼントします!

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大好評オリジナルカレンダー、出来上がりました☆

オリジナルバッグオリジナルマグカップもありますよ♪

みなさんからのメッセージお待ちしています!

※住所などの記載漏れの方が多々いらっしゃいます。メッセージを紹介してもグッズが送れませんので、忘れずに記入をお願い致します!


畑地先生、ありがとうございました!





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いかがでしたか?

今日もたくさんのメッセージやリクエストありがとうございます!

なかなかご紹介できずすみません(;´・ω・)

それでは、EVENING COASTERまた明日、夕方17時です!

暖かくしてお休みください♪