みなさんこんにちは!
今週も放送をお聴きいただき
ありがとうございます!
今週のご相談は・・・
①気に入らないと不機嫌な5歳の息子のこと
②お手伝いするからゲーム買って!という息子のこと
です♪
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ご相談① ラジオネーム K・M さん
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5歳の息子について相談させてください。
自分の意にそぐわないと不機嫌になります
できないことや失敗も嫌い、少し前までは親がお手本を示して教えることもできませんでした。
習い事の先生は、そんな息子を「感受性が強い子なんですよ」と優しく受け止めてくれますが、
なんかそれだけなのかと心配です。
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さて、安藤さんのお答えは・・・?
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いただいたメールの内容だけでは詳しくわかりませんが・・・・
もしかしたらこうなのかも、ということでお話しさせていただきます。
この男の子はかつて
成功した時にとてもほめてもらったけれども、
失敗したときに、バカにされたとか、笑われたとか、
そういうことが何度か、あるいは一度あって、
それをずっと心の奥に刻んでしまっているのかもしれません。
なので、
失敗するときっとバカにされると思い込んでしまっているのではないでしょうか。
だから、
絶対失敗したくない、チャレンジもしたくない、
成功した時のあれを味わいたい、あれじゃないと嫌だ
・・・と考えてしまい、
「意に沿わないと不機嫌になる」のかもしれません。
心の中で、
自分は間違いなく成功するだろう、それをしたい、
それ以外は嫌だと
考えてしまうのかもしれません。
ではまわりはどうすればいいか。
それは、
「失敗したときも認めてあげる」ことです。
「すごいやん、がんばったやん」
「こんだけできたらすごいやん」
と、喜んで受け止めてあげてください。
失敗した時こそ、その子の存在を認めてあげるようにしましょう。
ほめるときも、過剰にほめるでもなく
「さすが!」
と、認めてあげましょう。
失敗したときは
「おしかった」というよりは
「もうちょっと」
と、次があるような言い方で接することです。
あえて意識的にしてみてください。
また、
周りの子が成功した時や失敗した時も、
過剰にほめたり、価値ない言い方をすると
子どもは、自分がもしそうなったらそういわれるかもと考えます。
成功や失敗に対しての言葉や態度が違いすぎると
成功にこだわって、失敗をおそれることになります。
子どもは、親の独り言を食べると思ってください。
そうやって価値観を作っていくと意識してください。
つづいて・・・
ゲームのことに関しては
悩んでいる親御さん多いと思います(うちもです)。
ゲームのこと、お悩み来ました!
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ご相談② ラジオネーム えいちゃんのママさん
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うちの子は小学校5年生の男の子です。
普段はやさしくてお手伝いもたまにしてくれます。が、ときどき豹変するんです!
なにか買って欲しいものがあるとがんばってお手伝いも宿題もしますが、
手に入れると、時々すねたときに反抗的になり、手がつけられなくなります(泣)
ゲームソフトを買う前に、約束すると言って紙に自分のことは自分でするとか書かせましたが、
機嫌を損ねるとガンとして言うことを聞かなくって・・・
何かしてほしいことあるたびにがんばってお手伝いするからといいますが
この前はこうだったでしょ、お母さんはそれが悲しいといっておこるんですが、
けなげにお手伝いも勉強もするので、認めてあげなければなぁと思うのですが、また同じことの繰り返しにならないかと心配です。
今回は、友達も一緒に、お手伝いして買ってもらおうねと約束もしているようなんです。
今回がんばったら買ってあげてもいいのかなぁ。ちなみに旦那さんはいいんじゃない?と言っていますが、
毎回すねられる私の身にもなってよーと言いたい・・・(泣)
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では、安藤さんのお答えです~♪
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まず、
ほしいものを買ってあげた方がいいか」ということに関してですが、
約束しているならば、買ってあげてもいいと思います。
子どもの気持ちを知る大前提は。。。
「自分がその年齢だった時のことを思い出す」
ということです。
それに自分が気付くと、
親も子も、何かが変わると思います。
そして
お手伝いに関してですが・・・
中長期的にみるとすれば、方法を変えてみましょう。
お手伝いをすると、ほしいものが買ってもらえる
買ってもらいたいものがある時は、仕方なくする
そんなふうに結びついているのであれば
考えないといけません。
何かを達成した時のごほうびという面ではあってもいいですが、
本来、お手伝いは、仕方なくするものではありません。
お手伝いに関する認識や価値観が子どもの中でずれてしまいます。
方法としては
「買った後も○○(毎日の生活の中での具体的なお手伝い)を
ちゃんとしつづけてくれるならば」
と約束しましょう。
そして、
「やらなかったら取り上げる」
そういう約束のもとに切り替えてみましょう。
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「親としての言葉を意識して声をかける」
「子どもは、親の独り言を食べる」
言われると、どきりとしますね^^;
どんな小さな言葉でも影響するのかと思うと
声をかける前に、か~な~り~考えてしまいます。
が、
けがれなき子どもたちのため♪
心にとどめておきましょう!!・・・・ね♪ お互いに^^;