2月29日  変わる大学入試について聞きたい!

今週も番組をお聞きいただき

ありがとうございました!

 安藤さんへのご相談は

こちらで受け付けていますよ♪

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さて、今週のご相談は 

2020年大学入試が変わる?ということで

詳しく知りたい!という親御さんからご質問がありました。

収録日(2月中旬)時点での内容ですが

安藤さんに教えていただきました。

 

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RN かいちゃん

 

安藤さん西村さんこんにちは!いつも聞いてますよー。
さて、私の質問は、大学入試のことです。うちの子はいま中1です。

うちの子たちの学年から大学入試が変わると聞きました。
よくわからないんですけど、何がどう変わって、

どういう準備が必要なのか知りたいです。

まだ中学生ですが、高校に入って三年間はあっという間だし...。
よろしくお願いいたします。

 

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高等学校の内申点で評価する「高等学校基礎学力テスト」(仮)という

到達度を図るテストを複数回していくということ、

センター試験も名称が変わり、年に複数回実施という案が出ています。

 

このテストは、例えば英語の場合、

4技能(聞く、話す、読む、書く)を評価するものになります。

つまり、すべてにおいて力をつけていかなくてはならない

ということになります。

「英語が使える」という観点での評価となるわけです。

 

教科の枠を超えて、

英語と理科を組み合わせた出題がでたり、

課題に取り組む力をみるものや、

記述式、ただ暗記では対応しにくい、

考える力を見るような入試改革になるようです。

 

センター試験の後の2次試験も

多面的に評価する試験になります。

対応力、思考力、

社会に出てからも使える力を試すようなものになるといわれています。

 

では、どういう準備が必要か?

 

今回の改革の基本にあるのは

生きる力をはぐくみたいということ。

 

生きる力とは、

確かな学力、健康、体力、そして豊かな人間性

こういったことが生きる力に関わってきます。

 

そういった意味では、

部活動、課外活動など、

様々な経験値を高める、ということで

暗記だけでない、工夫をしながら人間性をはぐくむ時間を過ごしていくことが

重要になります。

 

そういったことが、幼少期の頃から必要になってきます。

 

いずれにせよ、人間性を見ていくというのが今回のポイントですから

協調性とか、リーダーシップとか

ダイレクトに人間性に関わる活動や経験をどれくらいしてきたかというのは

大きな要素となります。

 

人の話をしっかり聞ける、

自分の考えをしっかり言える

こういったことは日常生活の中でも基礎ははぐくまれます。

それが土台の力となって

入試制度がどう変わろうが対応はしていけるものではあると思います。

 

本当の学力は、

日々の生活の中で

ひとつひとつ積み重ねていくものなんですね。

 

机の上だけでなく、

どんなコミュニティの中でもはぐくむことができると思います。

 

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