3月21日放送 文房具をバラバラにしてしまう息子

今週も番組をお聴き頂き

ありがとうございました!

 

今週のご相談は

①   文房具をバラバラにしてしまう息子

②   学力の差はいつから?

 

・・・です♪

 

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  RN さなえ さん

 

 

いつも聞いてます。
安藤先生、教えてください。

小学校五年生の息子は、おもちゃやちょっとした文房具(テープのりとか修正テープ)をすぐ分解してしまいます。最初は、仕組みに興味があるのかもと思いましたが、買ってすぐに、使わないうちにバラバラにしてしまいます。100円ショップで買ったものですが、ものを大事にしないといけないということも教えました。が、やはり、やめません。好奇心もあるのかもしれませんが、こうやって、注意もしながら見守るべきなのでしょうか。ちなみに、もとに戻すことはないです(~_~;)お兄ちゃんは
バラバラになったものを見つけると、おこり、ケンカにもなります。こりずに分解する息子。なんでなんだー!
どうしたらいいでしょう???

 

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さて、安藤さんの回答は???

 

 

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これにはいろんな原因があると思います。

 

たとえば、おにいちゃんとのこと。

ひょっとすると、お兄ちゃんにかまってもらいたいのかもしれません。

そのことによって、お兄ちゃんを怒らせて、

ふだんいろいろな命令をされたり、

力ずくで何かをされたりすることで

反抗的にお兄ちゃんが怒ることをしているのかもしれません。

 

もしくは、

毎日の生活の中で、何かが発散できてなくて

面白くなくて、

とにかくばらばらにしてやりたいというような気持の行動として

出てしまっているのかもしれません。

 

そういった場合は、外で思いっきり遊んで

体がへとへとになるまで発散させてあげるのが必要かもしれません。

 

いろんな原因があると思います。

 

 

あるいは、逆に、

組み立てるおもちゃを買ってあげて

組み立てていく面白さ楽しさを覚えさせる

興味を持たせる、

そんな方法もあります。

 

 

そして

文房具というのは

基本的には、使う必要があるものです。

個人の所有として持たせて使わせていくと

分解してしまうと使えなくなりますから

お子さんに、使うものとして文房具を持たせてはいかがでしょうか。

分解しても何もならないということをわからせないといけません。

そういう、ものの持たせ方をしていくといいでしょう。

 

 

いろんな原因、いろんな対応があると思いますので

どのように対応したら、お子さんの行動が変わってくるか、

なにかしらのアプローチをしてみるといいでしょう。

 

 

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つづいては、

学力の差?って???

というご相談です。。。

 

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RN  I・N さん(イニシャルでお願いします)

 

 

ご相談です。学力に差がついてくるのはいつからですか?

息子は小学校2年生。

学校の宿題は簡単すぎて3分程で全部終わってしまいます。

親としては当然物足りないです。

その後はさっさと遊びに行きます。遊ぶのは大いに結構ですが・・。

簡単過ぎて、かといって何をすべきか分からないので、

とりあえず市販の計算プリントを毎日1ページだけやらせています。

主人も私も、塾はまだいいかなと思っていますが

3年生、中学年は算数などが難しくなるイメージがあります。

差が付き始めると、本人のやる気も低下してしまうと思います。

本腰入れて勉強しないといけない時期っていつくらいからなので

しょうか。アドバイスお願いします。

 

 

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小さいうちは、まだいいかな、と思いつつ、

塾に通っている子もいる学年・・・。

さて、安藤さん、いかがでしょう・・・???

 

 

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学力の差は、「生活力の差」です。

「生活力」というのは、

お子さんが、生活習慣の中で、

ちゃんとご飯の時に座って食べるか、

時間を守れるか、

かたづけができるか、

そういった「生活の力」のことです。

 

それが「生活力の差として

小学校2年生の時には生じていると思います。

 

そういう習慣の差が、のちに学力の差として

現れ始めます。

小学校2年生と言えば重要な時期と言えるでしょう。

 

 

それともうひとつ、

 

小学生の場合、

学力の差というのは、

勉強にどれだけワクワク取り組んでいるか、

の差でもあります。

 

ほめてあげれば、子どもは伸びます。

もっとできる、もっとしりたい、

そう思えばワクワクするでしょう。

そういう風に思わせていく勉強のさせかたが学力の差につながります。

 

市販のプリントも、

お子さんがどういう気持ちでやっているのか、

親が怖いから、

叱られるといやだから、

こういう感情でするケースは多いです。

そうすると

それは「ワクワク」なのかどうか、ということですよね。

 

 

ですので

おこさんが「やりたい!」と思うように

ほめて、自信を持たせて、

その流れに乗せていくことです。

 

 

そして生活習慣の中でのきちんとしたことができていれば

学習がだんだん難しくなっても

必ずそういう子はついてきます。

 

学力の差は

生活の中での力をつけていくこと

勉強にワクワクをとりいれること、

で、変わってきます。

 

 

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生活するための力=「生活力」!

ひとつひとつのことがきちんとできる、

それが基本なんですね~

 

 さて、

来週はいよいよ最終回!

お聴き逃しなく~!!!