3月28日放送 自分の意見を言えない娘&私立中受験でしておくべきこと

今週も番組をお聴き頂き

ありがとうございました!

 

5分番組だったころも含めて

2013年8月からスタートした「優しさの力」。

 

たくさんのメールもいただき

ありがとうございました!

 

ご紹介できなかったご相談もあり

ごめんなさい。。。

 

最終回は

①   自分の意見を言えない年長の娘

②   私立中受験、今やっておくことは?

 

です。

 

********************************

 

RN  YUKARIN さん

 

安藤さん西村さんこんにちは!年長の娘のことで相談します。

自分の意見を言えないのです。 人に合わせてしまいます。
幼稚園でも、工作で、赤いリボンをつけたいと言っていたのに、

持って帰ってきたのはブルー。
赤いリボンじゃなかったん?
と聞くと、
○○ちゃんが青にしないさ、と言ったから
と言うのです。
また、大きくなったら何になりたいかと聞かれ、

娘は以前ケーキやさんと言っていたのに、友達に
一緒にお花やさんになるんやんなっ
と誘われ?私の顔色をうかがってから友達に
うん、とうなづいていました。内心びっくりしましたが。
ほかにも人に合わせたエピソードばかりです。
合わせなければいけないと思っているのかと思い、
自分の思っていることを言っていいのよと言いましたが、

なかなかできない?のか、

合わせることが当たり前になっているのか、

先々心配です。
この春から一年生、ほとんど同じメンバーで6年間となります。

娘は変わっていくことができるか心配です。 

自分の意見が言えるようになるか、

それでなくても、人に流されないようにするには、

どんなふうに言葉をかけていけばいいでしょうか。教えてください。

 

 

********************************:

 

   安藤さんのお答えは???

 

 

********************************

まず、

「どんなふうに言葉をかけていけば」

ということですが、

そのまえに「なぜ」娘さんが人に合わせてしまうか、

その状況、理由を知ることだと思います。

 

合した方が安全であるとか

合わせないことが怖いとか

そういった気持ちの中で自分の安心安全を確保するために

その場で合わせてるとするならば

合わせないと叱られるとか、仲間外れにされるとか

そういったことで不安なのかもしれません。

 

そういったことであれば

そういったことはないんだよという安心を与えてあげないと

本人としてはどうしてよいかわからなくなるのです。

 

人が怖い、人にぶつかりたくない、

自分の意見を言うことによって自分の意見がぺしゃんこにされてしまう・・・

そう思っているのならば

そうじゃないんだよと本人の心に植え付けていくことです。

 

ご家庭では、

家で自分の主張ができる場所を作ってあげることです。

様々なことでも自分で決めさせて、

わざと誘ってみて、

それでも、自分はこっちの方がいいんだというトレーニングをしてみてはいかがでしょう。

その延長が、身近な社会である保育園や学校ですから

家庭の中で彼女の主張を尊重し、意見を通していく練習をするのです。

 

ただ、人に合わすことは決して悪いことばかりではありません。

そういったことも併せて、トレーニングしてみてはいかがでしょうか。

 

 

**************************

 

つづいては、私立中学希望の、

年中組のお子さんを持つママさんから・・・

 

************************

 

RN N君の母

 

 

現在年中です。小学校は公立に入れますが、

将来中学は私立受験させたいと考えています。

 

今は自宅で市販のドリルなどをさせて勉強の習慣付けをしています。

小学校中学年になったら

進学塾には行かせるつもりですが、遅いでしょうか。

また、

保育園の余裕のある今だからこそ、

しておいたほうがいいこと(勉強、その他)おススメってありますか?

 

*****************************

 

安藤先生!教えてください♪

 

****************************

 

進学塾に生かせるのは、中学年で十分だと思います。

 

それよりも、いま大事なことは、

自分に対する自信です。

自分はできるんだと、確信を持たせていくことです。

そのためには「ほめる」ということです。

お母さんとのコミュニケーションの中で、たっぷりと時間をとってください。

 

余裕をもってお子さんをほめて、

自己肯定感、やればできるんだということを信じさせていくのです。

 

それに加えて、

安心した環境の中で過ごすために、

「お父さんとお母さんがけんかをしない」

そのことによって、安心安定の生活を感じさせてあげるのも大切です。

 

あとは、

「させられる勉強」はしないことです。

 

子どもはほめられたらもっとやるし、

できる、と思ったことは自信をもってもっとやるし、

「もっと」を自分からやりだすためには、

「自信をつける」「ほめる」を

少しずつ自我ができていくこのころにしっかりとその種を植えていってください。

 

それと・・・

 

字をしっかり書く

 

...これも大事です。

 

鉛筆の持ち方、姿勢、

そして、

ご飯を食べる時の箸の持ち方、姿勢

これにも共通しています。

保育園の時にしっかりしておいた方がいいのはこれです。

 

 

**************************

 

いかがでしたでしょうか。

ご参考になさってくださいね♪

 

最後に、安藤さんからのメッセージです。

 

***************************

***************************

 

番組をお聴き頂いたみなさん、

ありがとうございました。

 

私は、子どもたちというのは

「伸びたい」「育ちたい」という思いをもともと持っていて、

ピュアでとっても純粋な存在だと思います。

 

その子どもたちの素直な無垢な心を守りたい・・・。

時に、大人というのは、

無意識に、不用意に、

言動で子どもたちを失望させてしまったり、

傷つけてしまうことがあります。

そのような気持ちでなかったとしても、そんなことをしてしまうことがあります。

しかし、

そんなことで、子どもたちの「無限の可能性」が少しずつ失われていくとするならば

私は、なんとかそこを守りたいと思うのです。

 

私は、安藤塾も、保育園も、スポーツの指導も、そしてこの番組も、

そのような気持ちで関わらせていただきました。

 

未来をつくっていく子どもたちの

健やかな成長を、

素直な、純粋で、ピュアで優しい「優しさの力」でもって

世の中を変えていけるように、

これからも、強く思い続けたいと思います。

 

************************

************************

 

 

みなさま、本当にありがとうございました!

 

またいつか、お会いできることを楽しみに・・・・

 

 

ありがとうございました!!!!