2月22日 上手なほめ方は?

今週も番組をお聞きいただき

ありがとうございました!

 安藤さんへのご相談は

こちらで受け付けていますよ♪

https://fmmie.jp//program/yasasisa/message.php

さて、今週のご相談は・・・

 

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  RN あっこさん

 

5歳の女の子がいます。
主人に子供をほめるのが下手だと言われます。
すごいなーえらいなーしか言ってないと言われました。
だめなの?!でしょうか?
上手なほめ方、教えてください!

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人をほめるのって、案外難しいのかも???

安藤さんからのアドバイスです・・・

 

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「すごいなー」「えらいなー」というのは

「あなたはエライ、スゴイ」という「評価」になります。

5歳の女の子に対してなら、何かをしたときに

「お母さんはうれしかったわ」

「お母さんは助かるわ」

「お母さんはいい気分になったわ」

と、

「あなたは」ではなく

「お母さんは」、つまり

「私は」を主語にしたほめ方にします。

「I(アイ=私は)メッセージ」と言いますよね。

「私はあなたのおかげでこんな気持ちになれたわ、ありがとう」

といったほめ方にすると

子どはすすんで、何度もそのことを繰り返そうとします。

お子さんは、評価をしてもらいたいというのもありますが、

「お母さんに笑ってもらいたい」

「お母さんを喜ばせたい」

そんな有用感を感じたい気持ちがとてもあると思います。

そんななかで、自分を肯定していきたい、

自分の自己重要感というのを満たしていきたいそういう気持ちがあると思いますので

評価だけではなく、

「私は・・・」という主語に乗せた気持ちを

お子さんに伝えるといいと思います。

 

また、このくらいの年齢になると、

自分の存在価値とか存在の源、

自分のセルフイメージなどを作っていく年頃です。

このいまの年齢の時に、

「お母さんはうれしかったよ」など、

自分が役に立てている、周りの人を喜ばすことができた、など

言葉にしてわかりやすく伝えていくと

セルフイメージがどんどんかたまって、

積極的で明るくて、前向きで楽しいお子さんに育っていくんじゃないかと思います。

 

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つづいては・・・

 

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   RN  H・K さん

 
3歳2ヶ月の一人娘がいます。

イヤイヤ期真っ只中で、娘の好奇心にじっくり付き合うことが出来ずに、

後悔ばかりです。
子供と遊ぶのが好き!という方にお会いすると

我が子は私が親で良かったのか...と落ち込みます。

家の中で過ごす際
好奇心を育てる言葉かけや行動で、心がけてることを教えてください。
人との約束などない限り、時間がかかっても、やりたいと言ったことは

させてあげるべきだと思うのですが
私自身がイライラすると、

抑えつけるようなキツい物言いになってしまうことが、

良くないと思いながら直すことができません。

アドバイスいただきたく、メールしました。よろしくお願い致します。

 

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昼間、一人で子育てしていると

こんな気持ちになることもありました。。。

さて、安藤さん、アドバイスを。。。

 

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このようなお便りをいただいている時点で、

このお母さんは、本当にお子さんに対してできていることは

たくさんあると思います。

 

「足りないこと探し」をしなくても、

お子さんに対してできていることはたくさんあります。

「じっくり付き合うことができずに」といっても

完璧に向き合うことはむずかしいです。

思いをめぐらすだけでも、娘さんの好奇心に付き合っているといえます。

 

「わが子は、私が親でよかったのかと落ち込む」とありますが

そのお子さん、そのお母さんでいいのだと思います。

いちばんいいからこそ、出会っているのです。

 

お子さんに付き合うのも、

完璧を求めずに、

その時その時のできることをしてあげればいいと思いますし

十分だと思います。

 

お母さんも、ありのままの自分をそのまま受け止めて

・・・もちろん、人間ですから

イライラすることもあるでしょうが

それも、お母さん自身です。

 

ふだんから、お母さんとしてできていることもたくさんあると思います。

そこに目を向けて、ありのまま、普段のままでいいと思います。

 

きつい物言いについては、

一呼吸おいて、そこは、意識をしてみるといいと思います。

ただ、それができない自分はよくない、とは思う必要はありません。

お子さんとは、

お母さんとのその「組み合わせ」がいちばんいいんだと思いながら

機嫌よく接していけばいいと思います。

 

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番組では

みなさんからのご相談お待ちしています。

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