6月に入りました!
2学期制の中学校では
もうすぐ中間テスト?の学校もあると思います。
また、小学校では、この月末からプール授業が始まるところも!
忙しくなりますね!
保護者のみなさん!がんばりましょう!
さて、今日の相談は・・・
①おとなしい長女のこと
②ご主人に「子どもをフォローしといて」といわれても・・・
のふたつです♪
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ラジオネーム あさやん さん
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娘のことでご相談なんですが・・・
小5です。引っ込み思案というか、おとなしいというのか・・・。
うちでも、自分がしたいことをはっきり言わなくて、大丈夫なのかなあと思うのです。
3人兄弟(弟が二人)の一番上だから、
何か我慢していることがあるのかなとも思うことがあります。
「これを買って」とかあまりいわないし。
学校でもおとなしいほうだと先生は言います。
思っていることを正直にいいなさいよと、叱るような言い方でもなく言ってみたりしますが、
これまで言ったことがないからいまさら言えないのかなあと思います。。。。
思い切って自分の考えを言えるようにするには、
どんな言葉で誘導してあげたらいいのか教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
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さて、安藤さんのお答は・・・?
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確かに、一番上のお子さんというのは、そういうことありますね。
「思っていることを言いなさい」といっても、何を言っていいのかわからないというのも
あると思います。
もう少し具体的に気持ちを聞く、選択肢を出してあげてはいかがでしょうか。
たとえば
「これどっちがいい?どっちがしたい?」
とか。答えやすい方法で本人の気持ちを聞いてあげるといいと思います。
お子さんは、相手が何を聞きたいのか、聞きたがっているのかということにアンテナを張りすぎて
結局わからなくなっているんですね。
もうひとつは・・・居場所がないからかもしれません。
兄弟がいると、そこを割って入るパワーがなくて、居場所がないと感じてしまっているのです。
親御さんは、もう少しだけ、娘さんを優先してあげる工夫もいると思います。
そもそも、一番上の子が正直に思っていることを言わないとか
自分を表現しないのはよくあることです。
その理由は、小さい時から、親が「機嫌で怒ってきた」から。
ある日は怒るけど、ある日は怒らない、という
親の機嫌に左右されて、それを繰り返しているうちに、
親の顔色を見る、親にこれを言ったらおこられるかな、と
そういうことに気をまわしてしまうのです。
一番上のお子さんが小さいときは親御さんもまだ若く、
お子さんに対しての思いが強かったりします。その分、機嫌で怒ってしまうんですね。
今後のことを思えば、機嫌で怒る、叱ることのないように
意識していくのがいいと思います。
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つづいて。。。
ラジオネーム小学校5年生の男の子の母です さん
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悩みです。
たとえば、主人が子供を叱りますよねぇ。
ま、そのまえに、私が叱っても言うことをきかないので、主人が叱るんですが。
そのあと主人が、「子供をフォローしてあげて」と言うんですが、
私、どう言ってあげたらいいのかわからないんです。
だって、私の言うことをきかないのに、聞くとも思えないので。
あきらかに子供は「ききませんよ」的なんです。
叱る理由は、ゲームのしすぎとか、宿題をしないとか、
自分が飼いたいといった犬の世話をしないとか、ほかいろいろです。
主人に言われると、「あ、できない私はダメな母」と思ってしまいます。
自己嫌悪です。どうしたらいい?
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では、安藤さんのお答えです・・・
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上手く役割分担されていいなと思います。
が、
ご主人が、お子さんをフォローする役割をお母さんに与えるのなら、
毎日の生活の中で、ご主人がお母さんのことをお子さんの前で怒るとか、
そういう姿を見せてしまうと、お子さんはお母さんの言うことを聞かなくなるでしょうし、
フォローも軽く扱われてしまいます。
本当に二人三脚するためには
ご主人がふだんから、お母さんを子供の前でたてる、というのが大事です。
そのことを、ご主人に対して
「私も一生懸命役割を果たすから、
子どもの前で私を叱るのではなくて、私をたてて!私もあなたのことを立てるから!」
とお願いする、そういう話し合いをするといいかなと思います。
お母さんが子供にとって、どういう風に見えるのか、そのことを整理整頓することです。
そしてもうひとつ、
どうしていけばいか。
子供から見たとき、お父さんとお母さんが反対のことを言わない。
同じ方向ですね。
お父さんの言う「フォロー」とは、
叱りすぎて、子供が自己否定してしまって、
自分がダメとか、自信を無くすといけないから
励ましてあげて、という意味だと思います。
なのでお母さんは
「お父さんが言っていることは、本当はこういうこと。
あなたはできるから、大丈夫だよ、こういうことに気を付けて、
お母さんと一緒に頑張ろうね」
そういう励ましと、寄り添いをフォローと言っているのだと思います。
しかし、
まず、親として「どう言うか」「どうするか」ではなく、
「どうあるか」
です。
そこに目を向けて、フォローという役割をされるといいと思います。
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いかがでしたか?
どうぞ、ご参考になさってくださいね!