7月6日の放送♪

みなさま!

今週も番組をお聴きいただき

ありがとうございました!

  

さて、今週のご相談はこのふたつ。

 

*現実的?夢がないことをいう中3の息子

*中1息子のお小遣いについて

 

さっそくご紹介しましょう。

 

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  RN 洋子かあさん

 

中3の息子です。

先日、将来の進路のことを話していました。

いったい、どんな方面に進みたいのか、どういう仕事につきたいのか、

興味があることはないのか、そんなことを聞いたのですが、

「そんなん、野球選手とか言うとるやつおるけど、なれるわけないやん」

といわれ、なんかショックでした。

現実的というのか、夢がない、というのか、そう言う言葉で片付けてしまうのもへんですが、なれるわけないやん、といわせてしまう育て方してしまったのかと思うと(そんなつもりはないですが)ショックでした。

その中には、努力することの大切さとか、一生懸命に頑張るとか、そういうのを馬鹿げてると思っているみたいで、耳を疑いました。

 

悩みというか、ショックだったので。もちろん本意はわかりません。

息子がそう言ったあとに、呆れたのもあって、「お前はあほか」と言ってしまったのですが

なんて言っていいかわからなかったので。

この子に、夢を持たせるのは難しいのでしょうか。なんとか、そんなこと言わない子に変わってほしいです。

 

 

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安藤さんの回答です↓↓↓

 

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私が思ったことですが・・・

 

この息子さんは、自信がないのではないでしょうか。

 

一般論で片づけることしか

自分を正当化できるものがないのだと思います。

 

そういう時期だと思います。

 

幼いころは、何にだってなれるくらいの夢を持って

それを信じて疑わなかったと思いますが

自我が芽生えて思春期になって

他人と比べて自信がなくなってきて

個人差が出てきて、自分の在り方に自信をなくしはじめる時期です。

 

そんな自分でも、正当化していきたい、強がりたい、

その子なりの自分の存在を自分で納得したいからこそ

「そんなん、なれるわけない」

と言いたがるのだと思います。

 

親御さんが「そんなふうにならないで」といっても

なかなかそんな思い通りになりません。

まして中3ですから。

 

でも、彼も、自信を持てば変わるでしょう。

見える部分をほめるよりも、可能性をほめることです。

彼の自尊感情や自己肯定感を増やしていくのです。

 

または、夢を実現した人の話を聞かせたりして、

何か、可能性を育てるような刺激を与えたり、

彼自身の中で変わっていくことをサポートすることです。

 

親だからこそできるほめること、才能の可能性を支えること、

そうしながら、少し芽生えた自信というものや

外の刺激によって栄養を与えて育んでいくことです。

 

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安藤さんが言うように

中3にもなるといろんなものが見えてくるんでしょうね・・・

急に現実が見えて、「あ、無理かも」みたいな・・・。

そういう時こそ、親として支えないといけないんですね。。。

現実的なこと言って冷めたこと言い始めたら、

それはサインかもしれません。。。

 

さて、

続いては・・・

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 ラジオネーム  まり さん

 

中1の息子です。
お小遣いはどれくらいの金額をあげればいいですか?
それと、お祭りや友達と遊びに行くとかちょこっと遠出するとかはお小遣いとは別にあげるべきですか?
あげるならどの程度ですか?
自分の子供時代と全く違う今、全く見当もつきません。教えてください。
お金の使い方についても、とくに約束事はしていないですが、

「大事に使いなさい」とか「無駄遣いしたらいかんよ」とは言っていますけど、これ以外に、お小遣いをあげるとき、伝えておいた方がいい言葉とかあったら教えてください。

 

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さて、安藤さんのお答えは?

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 お小遣いは、「毎月いくら」という時間の区切り、

○月○日まではこれでやってみようと

逆算して計画的にするのがいいですね。

中1ですから「逆算」も分かると思います。

 

「後になって困らないように自分で考えなさいよ」

というふうに、投げかけの方が心に入ると思います。

 

中1だと、自分はもう大人だから親にコントロールされたくないとか

ある程度のことは信頼して任せてほしいという想いもあるので

自分で考えなさいということと、日付で決めるというのは

ポイントだと思います。

 

行事のたびに、の件ですが、

非日常的なことに関しては

私は、あげなくてもいいと思います。

あげても、1000円くらいで、

交通費、入場料などは別にして

小遣いでやりなさいでいいと思います。

 

今は、携帯電話やコンビニがあり

好きな時に好きなだけ、というのが可能です。

そうすると、計画を立てる必要がなくなってきます。

 

しかし、計画を立てることは大事です。

 

勉強もそうです。

計画を立てられること立てられない子で

差が出てきます。

 

便利なことばかりで

計画を立てる必要がなくなり、

計画を立てる力がなくなってくるのです。

 

計画を立てることを

お小遣いで教えるのは大事です。

 

そのためにも

逆算して自分で考えなさいという言葉を付け加えるのは

必要だと思います。

  

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