今週も番組をお聞きいただき
ありがとうございました!
安藤さんへのご相談は
こちらで受け付けていますよ♪
https://fmmie.jp//program/yasasisa/message.php
お名前はラジオネームだけでもOKです。
さて、
今週のご相談内容は。。。
① 言い訳ばかりの中2の息子
② 5歳児の「うそ」
・・・です。
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RN あやこさん
うちの子は、何かあるとすぐ言い訳をします。
テストも、できなかったのを(全部書けなかったのを)
時間がなかったとか、
問題が多かったし、みんなそう言ってたとか
毎回です。
先生との懇談で、
「それは明らかに練習不足」と指摘されても、
気まずそうな顔をしますが、
流されやすいのか、あまり勉強しません。
できなかった理由を必ず言うので、どうしてそうなの?!とケンカになります。
そのたびに、また細かな言い訳をします。
中2ですが危機感がなく、このままだと心配...。
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安藤さんのお答えは・・・?
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心配なのはよくわかります。
が、それが過剰になりすぎると、
お子さんを追い詰めることになります。
まず
テストが返ってきたときに
「どうしてこんな点なの?」
「なぜ?」
と聞くと
お子さんは自分を守ろうと、言い訳がたくさん出てきます。
この場合、
「できなかった理由は何?」
と聞いてみましょう。
言い訳っぽくならない言い方で返ってくると思います。
息子さんが「理由」を言ったら
その次に、
「じゃあ、どうしたらいいと思う?」
と聞いてみてください。
中学校2年生にもなったら、
本人は、どうしたらいいかはもう知っていると思います。
だけど一歩踏み出せないのです。
自信がないからだと思います。
でも、
どうしたらいいかを、自分の口から言わせるのです。
この流れを、
親が感情的にならずに言わせていくことが大事なのです。
「じゃあ、がんばろうね」
と終われるように仕向けるのです。
怒りの気持ちや不安の気持ちをかもし出して
「どうして?」「なぜ?」
と聞くと、
息子さんは言い訳ばかりして、
またお母さんも感情的になります。
そうならないように、
質問の仕方を変える
対話の仕方を変える
こういったことがポイントだと思います。
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つづいては、
5歳の男の子のお母さんからのご相談・・・
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RN Oくんのママ
うちの子は現在5才の男の子です。
一人っ子です。幼稚園の年長になりました。
最近、よく「うそ」をつきます。
すぐに嘘だとわかるものがほとんどですが、気になります。
幼稚園で、お友達とトラブルがあったときも
決して自分が悪いとは言いません。
「僕はなにもしていないのに○○君が・・・」と言います。
先生に聞くと、そんなことはないのですが・・・
まだ5才なのに、このままではいったいどうなってしまうのでしょう・・・?
このままだと、何かトラブルがあっても、
自分の非を認めようとはしなくなるのではないかと思ってしまいます。
だんだん、子どもの言うことに「ほんとかな?」と信じられなくなってきて・・。
「そんなの嘘でしょ!」と頭ごなしには叱りたくないのです。
何らかの原因、きっかけがあったとは思うのですが、
よくわからないと言うのが正直なところです。
あまり気にしないほうがいいのでしょうか?
どんな風に話せば、こどもの「うそ」をやめさせられるのか
アドバイスいただければうれしいのですが・・・。
よろしくお願い致します。
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安藤さんの回答です・・・
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まず・・・
「うそ」というのは
自己防衛のひとつの形です。
これは想像ですが・・・
かつて、お子さんが何かやらかしたときに
きつくしかりすぎていて、
追い詰める気持ちはないのに
結果として
お子さんを追い詰めてしまっていたことがあったとします。
そのときについた「うそ」が
親にはみぬけず、
うまく通り過ぎた。
そのことで、追い詰められた気持ちから
免れることができた。
・・・そういう経験があったとすると
「うそをつくことで
自己防衛ができる」
というパターンが出来上がってしまいます。
幼稚園の友だちとのトラブルですが・・・
一度はっきりとさせようということであれば
当事者を呼んで
確認します。
もし、お子さんがうそを言っているならば
そのことをはっきりさせて
うそを言ったことをきちんとしかりましょう。
そして
うそをついたことに親が悲しんで
その姿を見せるのです。
そして今後は
なにかいけないことをやってしまったことはしかるべきですが
正直に言ったことはほめてあげるのです。
本当のことを言ったことに重きを置くのです。
小さい子ほど修正はしやすいです。
お母さんの喜ぶ顔を見たくて子どもは生きています。
本当のことを言ったときに喜びを表現する
(やったことは悪いことだとしかるのはもちろんですが)
正直であることに評価のポイントを置いて上げましょう。
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番組では
みなさんからのご相談お待ちしています。
ささいなことでもけっこうです。
ちょっと打ち明けてみるだけで
子育てする気持ちが
楽になるかもしれません♪
メールはこちらまで!
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