9月7日♪途中の計算式書かない息子たち&書き順違う娘

今週も番組をお聞きいただき

ありがとうございました!

 

安藤さんへのご相談は

こちらで受け付けていますよ♪

https://fmmie.jp//program/yasasisa/message.php

 

お名前はラジオネームだけでもOKですよ。

 

さて、

今週は、ラジオネーム H・Tさんからの

ふたつのご相談にお答えさせていただきました。

 

①   途中の計算式を書かない息子たち

②   字の書き順がちがう小5の娘

 

・・・です。

 

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塾の先生ということで、教えてください!相談事はふたつです!

中2男、小6男、小5女の3兄弟の母です。

 


ひとつめは...
小学校六年と中2の息子たち、算数や数学の計算をするとき、
途中の計算式をかきません。
見直すとき、どこで間違ったかわからなくなるに、
といってもです。
広告の裏やメモ用紙を横に置いてあげてもつかいません。
なんで?ときいたら
面倒、といわれました(^_^;)
答えが合う確率は8~9割です。
書いたほうが、書かせたほうがいいですよね
もう遅いですか?
書かせるクセをつけさせるためにどうすればよいでしょうか?
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安藤さんのお答えは・・・?

 

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こういうお子さんは多いですね。

 

遅いかどうかについては、

なかなか、直りにくい年頃ではあります。

 

ある意味、お子さんをこうしようとか、

コントロールしようとかいう感覚を

少し手放すことも大切かもしれません。

 

8~9割正解率があるなら、それはそれでよし

(「よし」ではありませんが)

それくらいの姿勢も、ある意味大切にしないと

これから先、

「なんでこの子は・・・」と思ってばかりで

キリがないこともあります。

なので、大きく構える、ということですね。

 

私の子どももそうですし、

こういう子は

今まで見た子どもたちの中にもたくさんいました。

ただ、こういう子たちの中にもいい子はたくさんいます。

人を和ませようとか、場の空気を作れたり、人の事を助けたり、

ダイナミックなことが出来る子もいます。

ですので、そうじゃない部分のいいところもある、と言うくらいの構えで

いることです。

 

しかし

80%~90%でずっといいかというとそうではありません。

途中を省いてパパッとやる子は、

算数だけでなく、他の事にもミスが出ているはずです。

確認不足です。

日常、忘れ物が多い、置いたものの場所を忘れる・・・。

これは社会的にも、将来にも影響があります。

やはり、人に信頼されながら自分を見つめ直していく、

そういう観点でみたときに、

計算の事を注意するというよりは、

一つ一つの事を確認して大切にしなさいよと伝えていかないといけません。

 

履き物をそろえなさいとか、

日常生活の中できちんとした折り目節目というのを指導していく

これが、計算ミスをなくしていくいうことに繋がると思います。

 

 

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続いては、いちばん下の娘さんのことについてです・・・

 

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五年生の娘。
兄弟の中ではいちばん字を丁寧に書き、見た目も上手なのですが、
書き順がちがうのです。
ちょっとした間違いではなく、
かなり大胆。
例えば、漢字は つくりを先に、へんをあとに、はいつものこと。
でも、正しい書き順をできないわけでもないようで、ちゃんと書くときもあります。
間違って書いた時は
注意して正しい書き順を教えますが、直すときもあれば、そのまま書ききります。

私が消すと機嫌が悪いとおこります。根気よくこれを繰り返さないといけないのかと思うと、トホホ...です。
直ってゆくものでしょうか?ふざけてるのでしょうか?
直すにはどうしたら?

 

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安藤さんの回答です・・・

 

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これは、これから、

友だちと比べあったり、社会的つながりの中で

書き方を見直す時期が来て直ってくるのではないかと思います。

 

これまでは自由奔放、

しかし5年生になると、

「周りから見て私は大丈夫だろうか、へんじゃないかな?」

と気にし始める頃です。

社会から見た自分と言うものに反応し始める頃です。

 

ヘンとつくり、逆に書くのは、

本人の中では、覚えやすいからとか、他の理由があって

自分はこっちの方が好きとか、何かの理由があるのでしょう。

 

もし注意するのなら、

「『その書き順、へん。変な人~』と、人は言わないかもしれないけど

思われるよ。そのとき恥ずかしい思いするよ」

とか

「字は記号ではなくて、想いを伝える道具だから、

人から見て美しく書き、美しい書き方、というので、

はじめて思いが伝わるのよ」

と、

こうしたほうが、こうなんだよ、と

注意するのがよいでしょう。

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計算式書かない、

書き順違う。。。

こういうお子さんが多い、ときいて

ちょっと安心。。。。あ、

でも、ちゃんとこういうふうに注意しないとダメなんですね。

 

 

さて番組では

みなさんからのご相談お待ちしています。

 

ささいなことでもけっこうです。

ちょっと打ち明けてみるだけで

子育てする気持ちが

楽になるかもしれません♪

 

メールはこちらまで!

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